2006年12月29日

ポジティブな呼びかけ

今回、FJを立ち上げるにあたっては、カナダの父親支援プロジェクト、
「My Daddy Matters Because...…(お父さんは大事、だって…)」に学びました。

このプロジェクトから学ぶことは、とても多い。

ヒューマンな発想、確信的な戦略、組織的な活動。

それこそがミッション成功の源で、今後FJが日本で同様の展開を目指すときに、大いに参考になります。

そのひとつとしてボクが目を見張ったのは、
ソーシャル・マーケティングの手法を取り入れ、効果的なキャンペーンが実践されたこと。

テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアを動員して、個人のレベルから社会全体のレベルまでを対象にした意識改革を図ったことです。

お父さんと子どもの触れ合いを映すCMをテレビで流し、
「うん?そうだな。父親ってのもいいかもな」と意識させ、
これまで子育てにコミットしてなかった父親のマインドに揺さぶりをかけたのです。

いままでの「働くだけの父親像」とは異なり、「子どもと積極的に関わる父親像」をイメージさせ、その「役割の重要性」を印象付けたのです。

しかしそのメッセージは、決して説教調や押し付けではなく、
「面白い!」と感じさせながら、「父親って何をする人だっけ?」ということを、
「子どもの視点」から描き、シンプルに分かりやすくみせたのです。

コピーワークも見事です。

かつて1999年、日本の厚生省が、
「育児をしない男を、父とは呼ばない」という強迫的なキャッチコピーで、
父親の子育て参加推進キャンペーンを張りました。

当時、社会的にも賛否両論ありましたが、ボクもこの頃娘が2歳で保育園でこのポスターをみたとき「違和感」を感じたものです。

それに較べて、カナダの父親支援プロジェクトが掲げたスローガンは、
新鮮かつウォーミーで、心にグッとくるものがありました。

Fatherhood:
it's the best job on the planet

「父親ほど、地球上で最高の仕事はない???i?`???L?j


うん、これです。
こうしたポジティブな呼びかけこそが、ギスギスした日本の子育て情況には必要なんだと思います。

そしてFJの活動すべてにもこうした感性が宿れば(表現は日本的に、FJ流に)、日本のお父さんたちに僕らのメッセージが届き→実践し、「子育てって楽しいな」と、実感してもらえるんじゃないだろうかと考えます。

10月に、日本で行われた父親の子育て支援セミナーで、来日したカナダ・プロジェクトチームの責任者、ティム・パケット氏と話すことができました。

「こんなことを考えてるんだけど…」と、FJのプランを伝えたら…、

「そいつはいい!応援するよ。きみの仕事はきっと日本でGreat Workになるだろう」と言ってくれ、ガッチリ握手を交わしました。

自分の仕事に誇りを持ち、
家庭では父親業(ボクと同じく9歳と6歳の子がいる)を楽しみながら、
ヘルシーに毎日を暮らす彼の手とその眼差しは、とても温かかったのです。
posted by 安藤パパ at 19:40| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

久しぶりの「お迎え」

昨日は、久しぶりに保育園へお迎えに行った。

一昨夜から行きたくて、「明日はボクが迎えに行くよ」とカミさんにも伝え、仕事も早出してサッサと片付けておいたのだ。

18時04分、チャリで保育園着。
「ただいまー」
「おかえりなさーい」。遅番の保育士さんたちが声をかけてくれる。
「ヒロシくーん。パパよ!」
「ア、パパ!」。息子ヒロシ(6歳)がボクに気づく。
「いっぱい遊んだかぁ?ヒロシ」
「ウン!」
「じゃあ、帰ろうぜ」
「パパ、カエリ 二 マタ イマガワヤキ カッテ」
「オッケー。でもママや先生には内緒だぞ」
「ワカッテルッテ???i?`???L?j

18時08分、「小学校どこ行くの?」シーツや着替えなど洗濯物をバッグに詰めながら、やはりお迎えのRちゃんママとしばし談笑。

17時11分、担任のY先生に、「今年もお世話になりました。来年あと少しですけど、よろしくお願いします」と挨拶。
「サヨナラ〜」と、園を後にする。

チャリのリアシートベルトをヒロシにかけながら思う。
「娘のテルノのときから数えると、お迎えは今日で100回目くらいかな?」

この保育園へは通算で9年間通ったことなる。
夫婦の分担として、朝の送りはボクの方が多かったが、「お迎え」はカミさんが中心だった。
でも醍醐味は何といっても「お迎え」だ。
どの子もそうだが、親が迎えに来たときに見せる表情はたまらなく可愛く、それを見た親は「至福」を感じるはずなのだ。

ヒロシも3月で卒園か。
保育園に来る日もあとわずかだ。
なるべく都合つけて「お迎え」に来よう、と思う。

「パパ、ハヤク イコウヨ。ネーネー ガ マッテルヨ」
「ああ、ごめんごめん」
「レッツゴー!」
チャリに跨り、娘の待つ小学校(学童)に向かうためペダルを漕いだ?_?b?V???i?????o???????j

※FJでは「パパのお迎え推進キャンペーン」をやる予定です。
posted by 安藤パパ at 23:39| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | My Fathering | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

心の異常気象

昨夜の大雨は半端じゃなかった。
でも歳末にこんな台風みたいな低気圧が来るなんてこれまではなかった。
異常気象が「通常化」している気がする。

日本の子育て情況においても、「異常」が通常化している例がある。

ベネッセ次世代育成研究所が、昨年、東京・ソウル・北京・上海・台北に住む
3〜6歳の就学前の子どもを持つ保護者を対象に、幼児の生活の様子、保護者の子育てに関する意識調査をした。(※サンプル数/東京:1007名 ソウル:941名 北京:992名 上海:935名  台北:2259名)

その中で興味深かったのは、平日の父親の帰宅時刻調査だ。

調査の結果、東京のお父さんたちの帰宅時間はかなり遅く、
時間帯別では、23時台が16%で最も多く、0時台では6.3%、1〜5時台も2.9%いた。
ちなみに経済成長著しい上海では、18時〜19時台が27.7%でトップ。23時台は0.9%しかいない。

これは、アジアの各都市に較べ、東京の父親の育児へのかかわり頻度がいかに少ないかを、如実に物語っている。

仕事や付き合い等々、各自いろいろ事情はあろう。

でも23時台がピークというこの数字は、やっぱり「異常値」だと思う。
もしそれが、ほぼ毎日だとしたら、相当マズイのではないか?

「みんなそうだから、仕方ないし。」
自分の無意識を含め、思考停止した社会通念が
そうやって「異常値」を「通常値」に変えていく。

そしてそれが「当たり前」になり、小さな子どもがいるのに、
毎日残業→深夜帰宅が常態化していくのだ。

そんな真っ当じゃない状況を「異常」だと感じなくなること。
それこそが「異常事態」だ、とボクは思うのだが。

先日、「FJを立ち上げました!」というメールを知人に広く送ったら、
ある母親からこんなメールが返って来た。

> 子供が寝てから帰宅して、起きる前に出社!
> こんな生活を10年もしているパパは、すっかり家族から浮いてしまっています。
> パパは理解できない、と子供たちもパパの機嫌を見ながら接するようになりました。

いろいろ事情はあろう。

「家族のために、俺は遅くまで働いてるんだ」
そう言い訳もしたいだろう。
「がんばっているお父さんはエライ!」。きっと家族にそう受け止めてもらいたいんだろう。

でも本当にそれでハッピーなんだろうか?

ケネディ元米大統領夫人のジャクリーンさんは、
その後に夫となった海運王オナシス氏にこう言ったらしい。

「仕事でいくら成功したって、子育てで失敗したら何にもならないわ」

今夜は少し早く帰って、子どもや奥さんと話そうぜ。
posted by 安藤パパ at 23:15| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

サイトデザイン出来!

FJのWebサイトを作ってます。

2歳の子がいる職場のママデザイナー・S子さんに、
FJの話したら関心を持ってくれたので、
「サイト作ってみない?」と訊いたら二つ返事でOKもらい、
「ゆっくりでいいからねー」と言ったけど、ここ数日の間に、自宅で夜なべして、ラフ案こさえてくれました。????????

いい感じ〜。good jobですexclamation

まだお見せできなくて残念ですが、これから更に詰めて完成させようと思ってます。
UPは、年明け10日頃かな?どうぞお楽しみに!

S子さん、体調悪かったのに本当サンキューね!今度、豪華ランチ奢らせてください。

お互い保育園もあと3日だね。お疲れさまでした。
ご家族と、どうぞ良い年を迎えてください。

そして来年FJが動き出したら、ダンナさんをぜひ会員に!待ってるよー(^^
posted by 安藤パパ at 11:45| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月24日

メンバー紹介@金柿さん

Fathering Japan(FJ)には、各方面から集まったスタッフがいます。
06年・夏に「FJ作るぞー」とボクが狼煙(のろし)を上げ、「この指」にとまってくれた人たちです。

趣旨に共感してくれるのはやっぱり子育て中のパパやママが多いですが、中にはこれから親になっていく世代の若いメンバーもいたりして、心強いです。

彼らはいろいろな仕事に就いているけど、各自プロとして第一線で活躍中の方たちばかり。ボクの枯れたアイデアの鉢に、水や養分や陽射しを注いでくれる頼もしい仲間たちです。

バンドを例にたとえると…
パパ’s絵本プロジェクトは3人チームなので、STINGがいた「POLICE」
でも今回のFJは、その役割からいっても、多数のアーティストがアフリカ飢餓救済のために参加したプロジェクト「We are the world」だと思ってるんだよね。

誰がマイケル・ジャクソンで、誰がブルース・スプリングスティーンで、誰がシンディ・ローパーか。果たしてボクは、クインシー・ジョーンズになれるのか?
そうとらえて視るとさらに楽しくなってくるなぁ????????

というわけで、ロックコンサートにバンドのメンバー紹介があるように、
このブログでも、そんな「一筋縄ではいかないFJスタッフ」を一人ずつクローズアップして、ときどき紹介していきたいと思ってます。
(えー業務連絡。メンバーの皆さん。指名したら4小節の『ソロまわし』を<コメント>でよろしくです)

きょうはその1回目。

>最近好きなコマーシャル。若かりし日の矢沢永吉が、年を食った今の矢沢永吉に電話をかける。
>「まだロックやってんの?」
>「おかげさまで、バリバリよ」
>僕は矢沢永吉のファンではないんだけれど、これはカッコイイと思った。

こう、ブログで語るのは、絵本ナビを運営するカナガキパパこと、金柿秀幸さん
6歳になる娘をもつ、1968年生まれのパパだ。

金柿さんとは、パパ’s絵本プロジェクトの立ち上げのときに知り合いました。
「おもしろい奴がいるけど会ってみる?」と、悪企み仲間の田中パパこと、田中尚人fromグランまま社から誘われ、3人で神楽坂の酒処「竹兆」(←昨年焼失。。)で会ったのだ。

金柿さんの人生は、ちょっと人と違って面白い。

大卒後、20代はSEとして銀行系シンクタンクに勤めるが、娘の誕生とともにワーカホリックな生活にオサラバ。会社を辞め→半年育児に専念→ベンチャー企業立ち上げ、という軌跡をたどるのだ。

これを聴いた時点でボクは「買い」だった。
「こいつ、若いのにロックしてるなぁ?p???`」と思った。
そしてすぐさま3人でパパ’s絵本プロジェクトを立ち上げ、現在に至るのだ。

絵本プロジェクトにおいて、ボクは彼を
「パパ’sの良心」と呼ぶ。

だって、田中パパやボクは本当にテキトーで、お話し会でも脱線してばかり。それじゃあ「いいお話を聴きに来た」かもしれない子どもや親御さんに申し訳ないじゃないですか。

だから毎度、ラストに金柿パパが十八番の絵本『お月さまってどんなあじ?』を読むと、
会自体が締まって終わるので、来場者も主催者の人なんかもホッとした顔してるんでだよね。

また常に仕事に対しては全力で取り組む姿勢は感心するし、会社のスタッフはそんな彼の誠実さに全幅の信頼を寄せてるんだろうな、とよく感じます。

そう確か、絵本ナビは朝、子どもを保育園や幼稚園に送るのを会社として認めてるんだよね?

いいねー。

きっとさ、彼の娘さんは自分が将来お母さんになったとき、そんな斬新なアイデアをいち早く会社のマネジメントに導入してたパパのことを、誇りに思うんだろうな。

そんな金柿さんが今回ボクの話に熱心に耳を傾けてくれて、FJの役員を引き受けてくれました。まあ、ボクと出会ったのが「運の尽き」かもしれないけど、ひとつよろしくです(^^;

FJを意識してかしてないか分からないけど、先のブログで金柿さんはこんなことを書いてました。

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そう、僕が子どもたちに伝えたいのは、「大人って、面白いぜ」というメッセージであり、パパやママたちに伝えたいのは、「大人が楽しむことって、なかなかいいよ」というメッセージなのです。

子ども時代の自分が、今の自分に電話をかけてきて聞いたら、どう答えるだろうか。
「ねえ、大人ってどう?」
今の僕なら、胸を張ってこう答えるだろう。
「ああ、大変だけど、めちゃめちゃ面白いぜ。安心して大きくなれよ。」
 
あなたなら、どう答えるだろうか。
 
実は子どもたちが、毎日そんな目で僕ら大人を見てるとしたらどうだろうか。
 
大人たちは、今の子どもたちにどんなメッセージを発しているのだろうか。
子どもたちは、自分たちの未来は明るいと感じているだろうか。
今日から僕たちができることはなんだろうか。
 
子どもたちに胸を張れる生き方をすること。
そうするための努力を怠らないこと。
僕たち大人がそんな意識を持つことで、子どもの見る目が変わってくるのではないかと思うのです。

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うん、やっぱり金柿さんは、
「We are the world」でいえば、ライオネル・リッチー役だな(顔は似てないけど)。

あと5年経ったら「娘の思春期」をテーマに、新宿で一杯飲ろうねー。

★FJの立上げメンバー一覧はこちら→
posted by 安藤パパ at 22:44| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | FJメンバー紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

第九でロック!

昨夜は、東京オペラシティへ『第九』を聴きにいった。
「え?安藤がクラシック!?」というなかれ。会社でいま所属する部の主催なので、半分スタッフとして行ったまでだ。

『第九』って、あの有名なフレーズがあまりにもポピュラー過ぎて、アマノジャクな僕としては関心が薄かったが、いやはやどうして。年末という時季のせいもあろうが、その壮大な「物語性」が分かり結構感動してしまった。

素晴らしい音響のホールで、マエストロと東フィルの迫真の演奏、そして100人余のシンガーたちの熱唱には「ロック」を感じ、胸に刺さるものがあったのだ。

プログラムによれば…、
人類の理想を謳った文豪フリードリヒ・シラーの詩に「作曲をする!」とベートーヴェンが誓ったのは21歳のとき。そして32年間をかけ、53歳のときに完成したのが『第九』だ。分からないけど、ベートーヴェンにとって『第九』は、32年間育てた子どものようなものだったのではないか。

曲の冒頭、バリトンの独唱から始まる叙唱部分の訳詩は、こうだ。

おお、友よ、このような調べではなく!
もっと心地よく、もっと喜びに満ちた調べを歌おうぞ!


これって、いまの子育て情報と同じだ、と聴いていて感じた。

虐待、ネグレクト、いじめ…など、毎日報道される子どもに関するバッドニュースばかりが「ネガティブ情報」として伝わってしまい、若い人々の間で「子育ては大変なんだ!」というイメージだけがどんどんを強まっている気がする。

だから、FJではなるべく「子育てハッピーニュース」を伝えていきたい。
「もっと心地よく、もっと喜びに満ちた父親たちの姿」を見せていければと思う。

父親たちよ!
子どもを想い、今宵もともに「歓喜の歌」を高らかに謳おうぞ!
posted by 安藤パパ at 05:14| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

新しいプライド

昨日のニュース↓
「将来の出生率1.26に低下、人口の4割が高齢者に」

「出生率が下がらないようにありとあらゆる手段で少子化対策を行いたい」と、首相は言ったそうだが、児童手当を倍にしたからといって、いまの若い夫婦が「もっと産みたい」などと考えるはずはなかろう。

とき同じくして、今朝(12/21)の日経(朝刊35面)の記事が参考になる。

「人口減少下の少子化対策〜柔軟に働ける環境 主眼に」シカゴ大学 山口一男

要旨はこうだ。

日本のこれまでの少子化対策は、保育所充実、育休などの両立支援と児童手当に重点を置いてきたが、それは間違っていると。
これからは、柔軟な働き方ができる環境整備(いわゆるワークライフバランスの定着)によって、個人や家族がどういう働き方や家庭の過ごし方を選択するかが大切だ、と言う。

この論には、きちんと裏づけ調査があって、
日本の有配偶女性のパネルデータ分析を通じて、妻の結婚満足度を調べた結果、それに影響するのは、

夫の収入ではなく、

@夫婦の平日の食事とくつろぎの共有
A夫婦の対話の時間
B夫の育児分担割合


などといった「日常」の過ごし方であった、ということです。

で、山口氏は、

「人々が自ら幸せを選び取る自由と選択肢を社会が拡充し、その中で選択される『子どものいる生活』が、親の心の豊かさと結びつく社会環境の達成が重要だ」
と結んでいる。

なるほど、と思う。

先の10月に行なわれた全国つどいの広場事業実践交流セミナーでも、これにリンクする発言があった。

世田谷区の子ども部・部長が、あくまで「私見だが」と断った上で、
「行政が手厚い保育サービスをすればするほど、それに依存してしまう保護者が増えてきている気がする。苦労はあろうが子育てを自分達で工夫して楽しむというモチベーションが衰えているのではないか。こうした現代の母親や父親の自立した育児力を育むためには、行政や企業が過度にサービスをしすぎてはいけないのではないかと、子育て支援の施策をすればするほど、最近はジレンマに陥って考えてしまう」という主旨の発言。(ボクは久々にマトモな役人に出会った気がして、印象深かったのだ)。

確かに、メディアの言う「現代の閉塞した子育て情況」を考えると、保育園の保育時間を延長することや、母親向けの子育て広場を増設することは母親たちの緊急的ニーズに応える部分はあろう。しかしそれは本質的な少子化対策(高い結婚満足度による子どもの出生意欲)にはならない、とボクも思う。

だから、Fathering Japan(FJ)を立ち上げた。
やっぱり「父親たち」がまず気づき、変わってほしい。
父親が変われば、家庭も地域も活性化し、社会は変わっていく。そしてそこに棲む人々はハッピーになると思う。

多くのパパたちが、仕事も大事だが、それ一辺倒の生き方を改め、子育てへの主体的コミットを含め、奥さんの夫婦関係満足度がUPするような努力を自然に出来るようになって欲しい。

従来の意固地な家父長的プライドを捨て、父親であることを楽しむという「新しいプライド」を獲得し、家庭や地域の中でその役割を果たしながら、心身ともにヘルシーに暮らす。

それが大切だ。

そして、そのためのヘルプをしたり、迷えるパパの背中をちょっと押してあげるのが、ボクらFJの仕事なんだろうな。改めてそう思う。

おさらい→山口一男氏のロジック
posted by 安藤パパ at 22:27| 東京 ????| Comment(7) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

取材殺到?

新聞社や通信社から、FJに関して取材の申し込みが続いています。
もし記事にしてくれるなら、掲載はクリスマスや正月がいいな。
そういうときは、おとうさんが家にいる確立は高いから、少しは僕らのメッセージが届きやすいかと。

さて、もうすぐクリスマス。
全国のパパ諸兄、子どもと笑って過ごそうぜ????????

こんな言葉、知ってますか?

笑うのに必要なのは17種類の筋肉。
だけど、しかめっ面をするのには47種類の筋肉がいる。
エネルギーを大切に。
posted by 安藤パパ at 23:03| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月18日

求む!インターン

Fathering Japan(FJ)では、一緒に父親支援事業を推進していってくれるインターンの学生さんを大募集中です!

「父親が変われば、社会が変わる!」

僕らのこのコンセプトに共感してくれる学生さん、Fathering Japanで一緒に働いてみませんか?

ただし、手当ては期待しないでください。
リターンは、子ども達の笑顔。

そしてあなたたちが親になる時代に、多くの人が「子育ては楽しい!」と思える社会の実現です。

◎募集要項〜こんな人を求めています!

父親の子育て支援、それに関わる各種事業に興味のある学生さん数名。
特に英語ができる人歓迎。性別は不問。

具体的な仕事としては…
セミナー等のイベント手伝い、資料作成・整理、翻訳、その他事業に関わる仕事全般。

事業所在地:東京・文京区

連絡先:FJ代表 安藤まで、まずはメールをお送りください。
    アドレスはこちら→ ando-papa@fathering.jp

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☆あと、オマケの募集はこちら。

Fathering Band結成のため、
ベーシストを大募集!


できれば首都圏在住、子育て中のパパ希望。
当方G,Ds,Key&ウクレレです。コピー(ビートルズやビリー・ジョエルなど)が中心♪
一緒に、Fatheringイベントのオープンニング・アクトを演ってみませんか!

こちらもまずは安藤まで、メールをお送りください。
アドレスはこちら→ ando-papa@fathering.jp
posted by 安藤パパ at 23:03| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ募集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

ハッピークリスマス!

土曜日は、パパ’s絵本プロジェクトのお話し会@丸善本店(東京駅OAZO)でした。

パパ’s絵本プロジェクトは、ささやかなファザーリングの一環として、子育て真っ最中の父親3人で始めた絵本の読み聞かせチーム。2003年から週末のみで活動をしており、お話し会は昨日で通算90回目。丸善さんは、記念すべき第1回目をいまはない日本橋本店で催していただいたので、毎年クリスマス時期にお邪魔しています。

今回感じたのは、お父さんの参加率が高かったこと。そして、笑わない父親ではなく、それなりに楽しんでいて彼らの表情がとてもいい。だからそばにいる子どももリラックスしてる様子で会場はいいムードに(そうじゃない場合もあるんですよ)。シャイな僕らにとっては、とてもやりやすい雰囲気でした。

冒頭に「Lucy In The Sky With Diamonds」、最後にジョン・レノンの「Happy Christmas」を演ったけど、結構パパたち乗ってくれてたしね〜。

♪WAR IS OVER ! IF YOU WANT IT  
戦争は終わった! あなたがそう望むなら・・・


20代の頃はあまりピンと来なかったけど、
父親になってこの唄が好きになり、好んで唄うようになりました。

パパ’s絵本プロジェクト、
今年最後のお話し会は、12/23(祝)@山中湖です!
posted by 安藤パパ at 10:34| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

ふぞろいの父親たち

昨夜は、ファザーリング・ジャパン(FJ)のスタッフで、来年早々に立ち上げるWebサイトの打ち合わせをした。

メンバーはFJの社員…
パパ's絵本プロジェクトのメンバー・田中パパこと、絵本出版・グランまま社の編集長・田中尚人氏。それと女性が二人。ひとりは、AllAbout妊娠・出産準備ガイドで、育児雑誌「miku」の編集長・高祖常子さん。もうひとりは、子育てサイト「ユウchan」の編集長・棒田明子さん。お二人ともボクらがたじろぐ、ベテランママだ。

まあ今日はブレストなので、各々の抱くイメージのすり合わせから始める。FJのコンセプトや、サイトの目的・役割などを確認しながら、システム、デザイン、導線、ディレクトリ、検索、コンテンツなどについて具体案を出しながら固めていく。ついつい、話が盛り上がって自分の家の話などになり脱線してしまうが、それも井戸端会議的でまた楽しいのだ。

おもしろかったのは、4人の意識の共通点やズレが見えたところ。ひとくちに「父親支援」「パパの子育て」といっても、女性(ママ)と男性(パパ)では全く捉え方が違うし、田中パパとボクでも微妙に考えが違ったりする部分もあるのだ。

でもそれでいいんだと思う。

今回、FJの発信する情報で一番大事だとボクが考えているのが、なるべくたくさんのおとうさんのモデルを見せるということだ。
だって、おとうさんが10人いれば、それぞれタイプは違って当たり前。仕事、ライフスタイル、家族構成、特技、好きな女性のタイプ、お小遣いの額etc…みなそれぞれ違うのだ。

でもメディアは、「これが理想のおとうさんです」という打ち出し方をして、繰り返し情報を刷り込み、ひとつの枠(イメージ)にはめようとする。すると本当はそういう系統じゃない人まで「そうか、そうやればいいんだ」とオリジナリティへの思考回路を閉ざして、その情報に流されてやってしまう。でも、それはそのパパの本来的なスタイル・価値観とはズレてるから、やってても本当はぜんぜん楽しくないのだ。

分かりやすい例を挙げると、パパ's絵本プロジェクトのお話し会が終わると、
「僕も今夜から絵本読むようにします!」
などと、力強く言うヤングパパがいるんだけど、「まあ、そんなに意気込まないで」と思ってしまう。

だってそうじゃないよね?
ボクらはたまたま絵本が子どもとのコミュニケーション・ツールだっただけで、それはひとそれぞれ違っていてもいいんだよ。サッカーでも将棋でもプラモ作りでも洗車でもなんでもいい。そのおとうさんが一番「楽しい!」と思えるもの・得意技で子どもと遊べばいいし、子どもだってそれがうれしいのだ。

本当は、絵本になんてちっとも興味ないのに、メディアの受け売りで「絵本を読むパパ=良いパパ」と思っちゃうと、みな揃って始めてしまう(僕らはそんなことひと言も言ってない)。笑い話じゃないけど、そんなマジメなおとうさんは、絵本自体を読む前に「絵本の読み方マニュアル」を読んで予習してたりするのだ(--;

ボクはそこに、現代のパパの子育ての「凡庸さ」と「やるせなさ」を感じる。
情報が画一化し過ぎることによる「危なさ」を感じる。

子どもが生まれて間もないビギナーパパや、これから生まれる予備軍パパが、子育ての情報を知ろうとしたときにマニュアルに走り盲信したりする。
マニュアルを読むな、とは言わない。でも書いてあることをすぐ信じ、それさえやってればOKではなくて、子どもをよく観察し、奥さんのマインドに対して想像力を発揮し、自分の頭で考え、編集し、自分だけのやり方を開発するぐらいのクリエイティビティを発揮すれば、育児は俄然楽しくなるものなのだ。

でもそれがなかなかできないのは、やはり「情報がない」からなのだろう。
ママ向けのサイトやコミュニティはネットにもリアルにもいっぱいあって、育児のトラブル対応や悩み相談で、常に多様で有益な情報とヘルプが飛び交っている。でも、パパたちにはそれがない。たいていの男性は、父親のロールモデル(お手本)が実の父親しかいないのだ。

だからFJは、多様な父親のロールモデルを見せたい。いろんな生き方、子育てを楽しんでやってきたハイブリッドなパパたちを集め、紹介し、若いパパたちの背中をちょっと押してあげたいのだ(ボクのこんな生き方・考え方・子育て法も、そのひとつに過ぎない)。

でもそこに「答え」はない。
悩みながらも前向きに楽しんでやってきた多くの先輩パパたちの声をヒントとして聴き、
「自分だったら、どうやっていくか?」と考えることが大事で、それこそがFathering(=父親であることを楽しむ生き方)の第一歩になると思っている。

そう、FJに集まるおとうさんたちはたぶん、「ふぞろい」なのがいいのだ。
posted by 安藤パパ at 02:07| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJメンバー紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

メディアの風

昨夜は、新雑誌「FQ JAPAN」の編集長に会った。

この雑誌、12月1日に創刊されたのだが、あまり宣伝もしていなかったようで最初は知らなかった。

「こんな雑誌が出てるよ。もう買った?」と知人に言われ初めて手にしたのだが、
「おお!ついにこの手の雑誌が出たのか!」と思うと同時に、FJ(ファザーリーング・ジャパン)とのシンクロニシティを強く感じた。

で、早速、編集長宛にメールし、会ってくれることになったのだ。

「変な売り込みか?」と編集長のS氏も最初は慎重な姿勢だったが、パパ's絵本プロジェクトのことや、FJのプランを話すうちに、4歳の父親でもあるS氏もだんだんと身を乗り出してくる。やがて打ち溶け、1時間ほどお互いのビジョンを語り合った。

その後は、制作部長のH氏(2歳児のパパ。会社ではこの二人だけが父親)も加わり、いろいろリアルな子育て話に花が咲き盛り上がったのだ(^^

で、結果…
まずは「FQ JAPAN」の誌上にて、ボクらFathering Japanのことを取り上げていただけそうな展開に。

プラス、「いろいろコラボできるところはやっていきましょう!」とハンドシェイク。

FJのパパ会員がたくさん増えたら、そのパパたちの「Fathering=父親であることを楽しむ生き方」と、スマイル???[???i?????????jをぜひ誌面で紹介して欲しいと思う。

「実験的ですが、あえて『子ども』を前面に出さずに父親のライフスタイルを中心に誌面を構成していきたい。それが既存のパパ向け子育て雑誌との差別化になるはず」

S氏のこの編集方針は雑誌流通販売的には少し届きづらいかもしれないけど、明快で新しい切り口だし、同じ出版界にいる者としては意気に感じたよ。

同時にFathering Japanのコンセプト、「お父さんが変われば、家族も、地域も、社会も変わっていく。だからまずは父親からハッピーになろう!」ともリンクするなぁと。

いまは、雑誌にとって厳しい時代。ひとつの創刊誌が定着するまでいろいろ試行錯誤もあると思うけど、「FQ JAPAN」は、「kids+」同様、一読者としても応援していきたいぞ。

皆さんもぜひ一度、書店で手に取ってみて、子育てメディアの「新しい風」を感じてください。
posted by 安藤パパ at 06:02| 東京 ??| Comment(2) | TrackBack(0) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

東京都が受理!

14時11分、仕事中にケータイが鳴る。
ファザーリング・ジャパンの社員(←NPOなのだが、なぜか“社員”というのだ)でもある、
行政書士・山内さんからだ。

「無事、受理してくれました!」

そう、きょうはファザーリング・ジャパン(FJ)のNPO法人設立のため、山内さんに東京都へ申請に行ってもらっていたのだ。

「おお、そいつはよかった。ご苦労さまでした!」

「ハイ。ありがとうございました!」

彼の声もいつになく快活だ(^^

FJの計画を考えたのが、夏の終わりの8月末頃。あれから3ヶ月あまりで何とかここまでこぎつけたのは山内さんのお陰だ。

彼とは前から知り合いではなかった。NPOでいこう!と決めたとき、本やサイトで設立申請手続きの内容をみて「これはボクには無理だ(--;」と判断。
行政書士に頼もうと思って、できればご近所さんがいいと思い、ネットで調べたら彼のブログに行き当たったのだ。

初対面は千駄木の喫茶店で、「お父さんだといいんだがなー」と思って会ったが、訊けば彼は独身。でもFJのコンセプトやミッションを話すと興味を持ってくれ、また自分の父親との想い出を懐かしげに話す姿をみて、「この人に任せよ」と思ったのだ。

それからは、夜中にメールが来るほど、熱心にいろいろ調べて取り組んでくれて、会ってから1ヶ月で必要な定款などの申請書類を完璧に作成し、今日に至ったのだ。いやあ、good jobでした、山内さん。
これで一息ついたわけだけど、認可までは3〜4ヶ月を要するそうなので、これからもどうぞよろしくです!

で、会ってて感じるんだけど、彼も行政書士として独り立ちして、そのうち結婚して子どもが欲しいんだろうなぁ、と。
なのでまったく余計なお世話なんだけど、FJの活動を通して、いい出会いとかあればいいね。そして父親になったらFJの中核メンバーとして活躍して欲しいなぁ(^^
posted by 安藤パパ at 22:58| 東京 ????| Comment(5) | TrackBack(0) | FJ事業紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

いざ!

皆さん、こんにちは。
安藤です。

突然ですが、お父さんたち、
Fathering(ファザーリング)してますか?

Fatheringとは?=「父親であることを楽しむ生き方」

今回、そう定義してそれを広く伝え、疲れている日本のお父さんたちを、スマイルパパに変えていこうというプロジェクト(NPO)を、立ち上げることにしました!

その名も「Fathering Japan」。

これからいろいろ仕掛けて、日本のお父さんたちを揺さぶって行きますので、ひとつよろしくです。

以下は事業ビジョン(能書き)です。

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「子どもが生まれ、父親になったら、仕事も育児も両立しながら楽しんで生きていきたい」。

そうした「Fathering=父親であることを楽しもう」という意識をもった若い世代の男性たちが、いま確実に増えています。

しかし日本の職場や社会の意識は旧態依然のまま。

長時間労働を強いる会社と、子育て参加して欲しいと願う妻のプレッシャーに挟まれ、ワーク・ライフバランスに苦しんでいるのは、そうした子育て世代の父親たちかもしれません。

少子化先進国カナダの父親支援策は連邦政府プロジェクトとして推進され、いまやほとんどの企業は男性の出産・育児休暇を認めています。

男性社員が、家族との時間を確保するのに早い時間に退社しても、上司にも同僚にも不誠実だとは思われません。

それは「家庭での役割を担っている男性社員ほど、労働者としての生産性も高い」という企業を対象にした調査結果を基にした共通認識があるからです。

また現在、欧米の有力企業は成長性を高める企業活動の要因のひとつとして、「社員の生活との共生」を掲げ、経営戦略として「ワーク・ライフプログラム」の充実を図り、子育て世代(中核社員)の優秀な人材の確保・流出防止に努めています。

日本の企業もそんな風に意識が変わり、そこに勤める父親たちが解放&啓発され、精神的に成長・自立し、家庭や地域に積極的にコミットするようになれば、社会も大きく変わっていくのではないでしょうか?

子どもを大切にする社会は、母親たちのストレスを減少させ、子どもたちに安心と笑顔をもたらします。

そして中・長期的にみれば、進む少子化にブレーキがかかったり、大きな社会不安となっている、子どもや女性を取り巻くさまざまな問題・犯罪事件の減少につながっていくのではないかと、私たちは考えます。

Fathering Japanは、

従来の家父長的役割だけの「よい父親」ではなく、仕事も子育てもひっくるめて自分の人生を肯定し、心身ともにヘルシーに暮らす「笑っている父親」

を増やしていきたい。

そしてそれが、家族の幸せ・地域社会の活性・働き方の見直し・社会不安の解消・次世代の育成などとして結実し、10年後・20年後の日本社会に大きな変革をもたらすと信じ、

これをミッションとして、さまざまな父親支援(ファザーリング)事業を展開していくソーシャルビジネス・プロジェクト、それがFathering Japanです。

/////////////////

2006年12月13日に、Fathering Japanは東京都へNPO法人設立申請をし、活動を開始します。

このブログでは、その立ち上げと活動内容を、ライブ感覚でレポートしていきたいと考えています。We will rock you!!

★安藤プロフィールはこちら
posted by 安藤パパ at 23:35| Comment(3) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする