2010年06月07日

育休パパのリーダーシップ

長野県の佐久市長(40歳)が、育児休業を取得する!と、発表しましたひらめき

★柳田佐久市長が「育休」取得へ 自ら体験し重要性発言へ(6/5信濃毎日)

わが町の文京区長に続いて、自治体首長の取得者おそらく第2号です。

佐久市のこれまでの男性職員取得者数(率)は定かではないですが、
文京区では区長取得後すぐに男性係長(40歳)が取ったことからみても、職場の空気を変え、取得率アップに大きな影響を与えるのではないでしょうか。

いまも昔もリーダーに求められているのは、こうした斬新なリーダーシップと、信条に基づいたブレない姿勢なのです。

佐久市長の市政運営方針はこちらですが、子育て支援にも力を入れているようで頼もしいですね。以前、パパ's絵本プロジェクトも佐久で絵本ライブを行ってます。

また市長のプロフィールはこちら
座右の銘が、ボクと同じ「和して同せず」ですねー決定

なんか「気が合いそう」ということで、早速、佐久市の秘書課にインタビュー取材(対談)を申し入れました。

育休を取ろうと決意した気持ち、リーダーの生の言葉、そしてパパにホンネを直に訊いてみたいのです。

うまく対談できたら、さんきゅーパパ公式サイトにアップしますので、
どうぞお楽しみにお待ちください!

さて、男性(パパ)の育休取得。

これで更に盛り上がりを見せそうです手(チョキ)

できれば自治体首長だけでなく、次は閣僚・政務官や国会議員、あるいは一部上場企業の社長とかで育休取得者が出ると勢いがつくのですが、誰れかいませんかexclamation&question

★関連記事 
The Japan Times(6/2)「BOOSTING THE BIRTHRATE-Parental leave still finds dads in huge minority」

★参加者受付中!さんきゅーパパシンポジウム



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2010年06月06日

パパの「幸せのものさし」は?


幸せの新しいものさし

『幸せのものさし〜一足先に次の豊かさを見つけた11人』(博報堂大学編、PHP研究所発行)という新刊が発売になりました。

そうそうたるメンバーの中に入れてもらい、私もファザーリングについて語っています。

「幸せのものさし」・・・

私もセミナーでよく使う言葉ですが、それを最初に意識したのは娘が生まれた12年前。

次がFJを立ち上げた2006年に起きた、奈良の長男放火殺人事件をニュースで知ったときです。

医者=エリート=幸せな人生

「違うんじゃない?」

あの事件を起こした16歳の息子を追い込んだ父親にそう言いたくて、FJを立ち上げたのかもしれません。

この本は、あの父親にまず読んで欲しい。

そして相変わらず「お金」「出世」「名誉」「権力」「世間体」などという旧来の価値観(たった1本のものさし)しか持ちえない人、さらに子育てに向き合わずにママや子どもを苦しめている日本の父親たちにもパンチ

パパの皆さん、あなたの「幸せのものさし」はいったい何ですか?



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2010年06月04日

シネマでイクメン指南

昨日は、映画「ダブル・ミッション」イクメン試写会なるイベントを開催しました。@銀座おとな塾

映画を観たあと、トークショーで登壇。会場に来てくれたパパ(ママも数名)たちにイクメン指南(=ファザーリングのコツ)を伝授しました。

DSC_0068.jpg
ジャッキーのごとく左斜め上ピンクのエプロンとフライパンを持って登場!^^;

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4歳児ママ(インタビュアー)さんとのトークショー
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●本日は「父の日」を控えたスペシャル企画ということで、「銀座おとな塾」と「ファザーリング・ジャパン」共催で、このような機会を設けさせていただきました。

ジャッキーが育児と仕事、ふたつのミッションに奮闘する映画ということで、大変楽しい作品に仕上がっていますよね。

今日はせっかくの機会ですので、この映画を題材にしながら、「イクメンの秘訣」をお伺いしていきたいと思います。


●安藤さん、まずは映画はいかがでしたか?

安藤:そうですね、パパを題材にした映画はいろいろありますけど、
日本はどうしても堅いというか、怖い父親像を描いた映画が多い。一方、海外ではコミカルで、楽しいものが多いですよね!

「ダブル・ミッション」のジャッキーも、あの手この手で楽しんで子どもと接しているんですが、こういうのいいなあと思いますね。リラックスして観られるし、子どもと観てもきっと楽しい作品ですよね。そして観た後にハッピーになれる。それに、父親の喜びを実感できることがぐっと詰まっていた、そんな映画でしたね。

●実は私も4歳の息子の育児真っ最中なので、今日は夫をイクメンにする秘訣を是非うかがいたいと思っています。

まず、映画のなかではジャッキー演じるボブは最初、子どもとちょっと距離があるんですよね。お父さんは母親と比べるとどうしても接する時間は短くなってしまうと思いますが、子どもと心を通わせるには、どんなことを心がければいいでしょうか?

安藤:基本は、子どもと関わる時間をちゃんと作ってより多く向き合うことが大事です。子育ては期間限定なので、その中でパパはどれだけ家族に「時間」を投資できるか。

時間が確保できればあとは「アクション」と「スマイル」ですね。家事・育児の具体的アクションもできればスマイルで。日本の男性は苦手な人が多いけど特にユーモアが大事なんですね。映画の中でも、ジャッキーのユーモアが子どもたちの笑顔を引き出したのだと思います。

●日本のお父さんは笑ってますでしょうか?

安藤:仕事をして家族を養うのだけが父親という価値観では笑えませんね。これからの社会は経済もお父さんの給料もそんなに伸びないんだから、そこだけで無理しない方がいい。

またかつての父親のように威厳だけを誇示してるだと、怖くて子どもが顔色ばかりうかがって、家の中が常に緊張した雰囲気になる。これ辛いですよねえ。だから、仕事と家庭のバランスをパパもうまく取って笑顔で子どもに関わっていかないと良好な家族関係は築けないでしょうね。

●でも、働くお父さんが時間作るのは大変ですよね?

安藤:時間も有限。ホントに子育てしたいなら意識的に作らないとね。それはね、生産性を上げるってことです。仕事も決められた時間の中でその日やるべきことをやる。お尻の時間を決めちゃえばできるようになります。ダラダラ残業してても疲れるだけで生産性は上がりません。新しい発想も生まれません。

まずは毎朝、自分の仕事を棚卸しするんです。今日やらなくてもいいことや余計な仕事をバサバサ切って、やるべきこと効率よくこなしてく。これ、家事もまったく同じ。仕事でできるようになると家事の効率も上がりますよ。そして余った時間を子どもと向き合う時間にする。

僕は平日、保育園のお迎えがありますから夕方4時半くらいまでしか仕事しません。そうして育児に主体的に育児をしてると大事なことにたくさん気づくんです。自分の仕事や人生を考え直すキッカケが実は子どもなですよ。FJの会員パパたちも「子育てして価値観(人生にとって大事なもの)がガラリと変わりました」ってみんな言ってます。

●安藤さんのお子さんたちは、映画に出てくるジャッキーと年齢が近いですね。

安藤:そうですね。うちは12歳女の子、9歳男の子、2歳の男の子です。映画ではそれぞれの年齢の特徴が本当によく出ていると思いましたが、12歳の女の子は難しい年頃ですね。同じ歳の娘を持つ父親として冒頭のシーンからハラハラしてしまいました。

●なかなか微妙な年頃ですよね。

安藤:難しい年頃になったときに急に父親然とした態度取っても、駄目でしょうね。肝心なのは乳幼児期からスキンシップやコミュ二けーションをしっかりとってベーシックな信頼関係を築いておくことです。

赤ちゃんは耳から発達するんですよ。僕は妻のお腹にいるときから、娘に絵本を読んでました。子どもはまずパパの声を覚えるんです。パパがいつもいつも赤ちゃんに話かけてたら、「ああこの人はママの次に、自分を大事にしてくれる人なんだ」という安心をパパも与えることができるんです。

それができていると、難しいといわれる思春期も乗り切れるんだと思いますね。僕は娘のおむつを2200枚替えて、絵本も延べ6000冊読んできたので、これがあったからいま12歳になっても結構良い関係ですよ。

●では4歳くらいの女の子は、どういうふうに夫に任せれば良いでしょうか?

安藤:4歳…そのくらいの年齢はとても好奇心旺盛なので、それにたっぷり付き合って応えることが大事ですね。めんどくさがったら駄目ですよ。いろんなものを見せて、一緒に楽しむのがパパの役割でしょう。

●でも夫に任せると「後が大変」ってママもいますよね。

安藤:ああ!それは「門番としての母親」って言うんです。さあ育児をやろうとパパが思っても、ママが中に入れてくれない。でも、やらせてみないと上達しません。仕事と同じトライ&エラーですよ。失敗は成功の第一歩です。ママもパパを育ててください。

僕も初めは上手くできなくて気持ちばかりが焦って大変でした。子どもが0歳の時に妻の休日出勤があったんですが、雨降ってきて外に遊びに行けないわ、寝てくれないわ、なんかいつもよりウンチするわで、グズる娘を抱えて悲鳴あげてましたよ(笑)。

で、帰宅した妻に「どう、分かった?仕事しているほうが全然楽なのよ」ってピシャリと言われましたね。確かにそうなんですよ。会社って大人を相手にしているわけじゃないですか。大人は話せば分かるんですけど、子どもはそういうわけにはいかない。だから未熟な「手伝い」レベルのパパたちには「一日、ひとりで子どもみてごらん」ってお勧めしてます。ママも自分が選んだ男なんだから信頼して子育てさせてみることです。

●ミッションを与えるってことですね。

安藤:そう、映画でもあったけど、ママ抜きでパパだけでやらざるを得ない環境、たとえば父子だけのキャンプとかそういう場面で一度キチンと子どもと向き合うと、もっと大事なミッションにパパも気づくんです。

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そして会場の「イクメン」より質問がでました。
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●料理が苦手なんですが、コツなどありますか?

料理はコーディネートが楽しいですよね。冷蔵庫の残り物で何が創作できるかっていう。そういうモチベーションがあると楽しいですよ。
すべてクリエイティブに考えると、良いですね。

あと皿洗いも料理の一環。僕は皿洗いをしている時に仕事のアイデアがドンドン浮かぶんです。そうやって、家事をしている時間を有効活用できると楽しいですよ!

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イベント終了後、会場のパパにインタビューしました!
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●映画は、感動して泣いてしまいました。観ている間に家に帰りたくなりましたね(笑)。子どもは4人います。僕は、平日は皿洗いが担当です。2か月育児休暇をとって、家事をすべてやりました。一日時間に追われて本当に大変でした。夫婦で同じ意見をもって、子育てに取り組もうという話をしています。

●子どものころから、ジャッキーが大好きだったので、子どもと一緒に見れたら楽しいなと思いました。7歳の女の子と2歳がいます。仕事と育児の両立は難しいですが、時間を作る工夫をしていて、平日の夜は難しいので、朝に絵本を読んだりとか、少しの時間でも大切に頑張りたいと思っています。育児休暇はまとめて取れなかったですが、周りも少ないですね。これから増えて欲しいですね。会社の中でイクメンを増やそうと子どもの話を積極的にしたりしています。妻とは本音で素直に接していこう、という考え方です。パパとママとモノの見方が違うってこともあっていいと思っています。

●ジャッキーの映画好きだったので、大変楽しみました。子どもは二人です。私は、子どもと過ごす時間を持ちたくてサラリーマンを辞めたんです。今は自営業をしているのですが、有難いことに仕事も子育ても
両立できています。保育所では、お父さんたちが集まったりして情報交換もするんですよ。

●映画はジャッキーが子ども相手に奮闘するところがとても楽しかったです。5歳の娘がいます。育児休暇は取ってないです。初めは子どもの接し方が全然分からなかったんですが、妻の手助けをしようと頑張っていたら、子育ての楽しさを知りました。子どもの笑顔が何よりもうれしいです。お父さん同士のネットワークはなかなかないので、これから作れればいいなと思います。

●ジャッキーの映画は大好きなので、自分がジャッキーになっているつもりで、観ました。子どもは3人です。育児休暇を1か月半とりました。毎日公園行ったりして、ずっとつきっきりで育児をしました。そこで育児の大変さを知って、3キロもやせてしまったんですよ。子育ては良いダイエットです(笑)。会社では子育てをしているとアピールしながら、子どもの行事や急な妻の風邪などの事態に備えて、両立できるように心がけています。

●映画、本当に楽しかったです。5か月の子どもがいますが、育児休暇は取っていません。会社では写真などを見せて、子どもを紹介しています。妻とは日々話し合いながら、僕はインターネットで、妻はママ友達などと、それぞれ情報を集めながらどうやって育児をしていくか、相談をしています。

・・・・・・

と、率直な映画の感想とパパたちの育児に対するポジティブなコメントが聞けました。

今回のシネマイベント、通常のセミナーとはひと味違う効果があったようなので、また機会があったら実施したいものです映画


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2010年06月02日

あの鐘を鳴らすのはパパ

「鳩山首相、辞めちゃったの!?」

学校から帰宅した娘(中1)が、夕刊を手に言いました。

「困ったもんだよな。テルもあと12年経ったら一票が与えられるけど、選挙には行くかい?」

「ビミョー」

やれやれ、中学生にも政治不信が蔓延しているようですバッド(下向き矢印)

でもこんなときこそ、パパの出番ですexclamation

確かにこの国の政治や経済はどん底かもしれませんが、「誰がやっても同じさ」なんて冷笑してないで、子どもが未来に希望を持てるように、父親としてのビジョン(求める社会の未来像)や自らの夢を、自分のコトバでどんどん語りましょう。(ちなみにわが家は夕食時にニュースを観ながら夫婦でそんな会話をよくするけど、子どもたちも結構聴いてます耳

諦めと虚無が社会を覆いつくす前に、まずは自分の家庭に、子どもたちのココロの中に明るい灯を燈すことひらめき

それがいまボクら父親がするべきことなのでは、と、今日の政局カオスを観ていて強く思いました手(グー)


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2010年06月01日

子ども手当でパパの育児は?

子ども手当の支給開始に伴い、「ひとことコメントを」という取材が増えてます。

答えとしては・・・、

「“社会全体で子どもを育てる”という理念下での政策であれば歓迎。ただFJから政府へ要望書も提出済みだが、次年度からは所得制限を設け、社会的養護が必要な子どもへの支援や保育インフラの整備など、限られた財源を有効に再配分すべきなのでは?」

と言っています。

また効果としては、「貧困状態にある子育て家庭に少しゆとりが出るし、地域の人の目も子どもに向くので虐待予防に繋がるのでは?」とも。

「では、子ども手当で父親の育児参加は進みますか?」

との問いには・・・

「たぶんNOです。構造的に日本は子育てにお金がかかり過ぎるので、子どもの衣食や教育等に関して“人並み以上に”という意識が強い多くの父親たちは、手当てで家計が多少ラクになっても残業や休日出勤を止めることはないでしょう」

と答えました。

そう、ファザーリングセミナーでパパたちにはクドイほど言ってますが、「子育て期において一番大事な資源は、お金ではなく、時間です」。

パパが働き方の見直しを行って時間を作り、主体的に子ども・家族に向き合うこと。

これしか日本の父親育児を推進する(=ママを安心させ、子どもの育ちを保全する)手立てはありません。

子どもを健全に育てたいなら、国は手当て支給だけでなく、子育てインフラの整備とワークライフバランスの推進を強化すべきと考えます。

お金は幸せになるための「手段」に過ぎません。

その手段が「目的」になってしまうと、きっと人は大事なこと(本来の目的)を見失うでしょう。

時間や体力も「父親」にとっては貴重な資源のはすです。それを乳幼児期において家庭に投資できないパパは、きっと将来大きな代償を払うことになる、とボクは思います。

だからわが家では、子ども手当は「なかったこと」にして、

「ボクらは不確実な時代を生きてる。でも親なんだから子どもたちの未来のために一所懸命働こうな。けど、働き過ぎはやめて、期間限定の子育てを楽しもうよ」

と、妻(40歳)と昨晩話し合いました。

また方針として、子の習い事を追加したり、旅行を豪華にすることもなし。子ども手当はすべて貯金(一部を寄付)です。

皆さんの家では、どうでしょうか?

posted by イクボスブログ at 23:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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