2010年07月30日

イクメンより大事なものは?

先日は、FJの女性向け婚活支援セミナー「結婚するならイクメンがいい!〜育児をするオトコの正しい見分け方part2」を開催しました。

今回は会場をサロンっぽい場所に変え、リラックスムードでスタート。参加女性は8名(30代中心)とやや少なめでしたが、そのぶん密度の濃いコミュニケーションが取れました。

最初はボクから「イクメンがいまモテる理由」をレクチャー。

その後「イクメン度チェックシート」を女性たちに渡し、いまのカレシに当てはめてやってもらいました。

いま交際中の人がいない人には「実のお父さんか上司・同僚で」とお願いしました。

結果、10点満点中6〜8点が一番多かったですが、中には「3点」とか「2点」の人もいて、私見ですが「それだと育児生活でたぶん苦労するよ〜」とイエローカード切っておきました。

それを受けて、次のレクチャーは「イクメンの見分け方」。

チェックシートだけでは深いところは分からないので、「カレシの実家に行ったときに観るポイント」や「交際中に確認しておくべき将来のこと」などについて教えました。

女性たちは、ときに笑い、ときに真剣な表情で頷き、メモを取っていました。

カレシの点数が低かった人の中にも、

「子どもができたら、きっと彼はイクメンになると思うんです!」

という、根拠は薄いが明るい展望を描く人は多い(カレシのことが好きなんだねわーい(嬉しい顔))。

そんな健気でステキな彼女たちは絶対「笑っているママ」になって欲しいので、結婚・出産後にできる「イクメンの育て方」もたっぷりレクチャーしました。

こちらはニコニコと未来の家庭を思い浮かべながら聴いてくれたようです。

その後のQ&Aタイムでは、

「何処に行けば、イクメンに出会えるんですか?」

「イクメンの見分け方はだいたい分かったが、イクメンに遭遇できる女性のタイプ特徴は?」

などの質問が出ました。また

「いま彼との関係がピンチなんです!どうしたらいいでしょうか?」

なんて、切実な恋愛相談もありましたねあせあせ(飛び散る汗)

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その後、横でスタンバイしていた独身イクメン4名とビギナーパパ1名が登壇。自らの現況(働き方や彼女の有無など)と、将来の家庭生活や育児の理想を語っていました。

セミナーが一通り終了後、ビールと軽食で交流会。それぞれ個別にコミュニケーション(名刺交換)して、それなりに盛り上がってましたよ。

後日、参加者の女性からメールをいただきました。

「今回は男性側の視点でお話が伺えて、とても勉強になりました。会社で同僚たちとイクメン話に花が咲いております。頂いた資料を見て、『実家のお父さんチェック!!!そうそう、結婚当初はいいんだけど、年々、悪いところが似てくるのよね〜』と、既婚者の先輩方が口々に言ってます^^;。」

ハハ、やはり経験者は現実を語る、ですね。

また印象深かった感想としては、

「イクメンを見分けたり、育てたりすることも大事ですが、肝心なのは『自分』なんですよね。相手(夫)に期待する前に、自分自身がどうしたいのか?どんな結婚や育児を望んでるのか?私自身のライフビジョンこそがいちばん大事なんだということが、今回のセミナーでよく分かりました」

そう、ボクは婚活中の女性たちがそこに気付いて欲しくて、遠回りだけど、このセミナーを企画したのだ、と思います。

自分の考えや生き方をしっかり持った女性は、母親になってもきっと笑顔がステキなママになっていると思う。

そしてその横には、やっぱり笑っているパパと子どもがいるはずです。

posted by イクボスブログ at 08:24| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

イクメンスクール(父親学校)が花盛り!

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父親支援のウェーブが全国的に広がる中、FJファザーリング・スクールの地方版が続々開校します。

これまでも3回程度のものは自治体主催で行われ、ボクもよくその
「1回目」に呼ばれていましたが、今後は比較的大きな自治体で5回以上の連続講座があちこちでスタートします。

その1発目が昨日開校した 横浜イクメンスクール

官僚時代に育休取得して話題をさらった山田正人さん(現・横浜副市長)が校長を務める事業で、FJも全面協力しています。

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定員20名のところ24名が出席。現役パパとプレパパは約半々の割合でした。

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開校式のあと、ボクがレクチャーを。
テーマは「イクメンでいこう!ファザーリングの極意教えます手(グー)

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最初仕事帰りでお疲れの様子も、だんだん受講生の目がイキイキしてきました!

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講義終了後、受講生ひとりひとりから簡単な自己紹介。

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放課後の懇親会も大盛り上がりでした〜ビール

という感じで、横浜イクメンスクール第1回は終了。

2回目は、8/6の開催。同じ港町の神戸からFJ理事の小崎パパが乗り込んできますパンチ


さて、横浜イクメンスクールのミッションはFJと同様で、

「笑っているパパになろう!」

目的もファザーリング・スクールと同じで、3つあります。

@育児の知識を学び、マインドを高める
A基本スキルを身につける
Bパパ友をつくる


そして何故このような父親スクールが必要かというと、やはり日本ではまだ女性と男性とでは、

育児を学ぶ環境に差がある

からです。

女性の場合は…

・妊娠中から「自分は母親になる」というイメージができている
・小さい頃から家事、育児に対して比較的意識が高い
・母親になって具体的にやるべきことを考えている
・母親学級などで乳幼児への育児指導がある(本人も勉強熱心)
 

だから…         

・出産後から、すぐに母親として動き出せる
・苦手でも、家事に対する基本的な知識がインプットされているから対応できる


のです。

でも男性の場合は…

・自分が妊娠しないので、父親になる心構えが育ちにくい
・小さい頃から家事、育児に対して意識が低い
・母親学級はなく、唯一参加できる両親学級でも指導されるのは、沐浴(赤ちゃんの入浴の仕方)程度しか教えてもらえない


なので…

・妻に協力したい気持ちはあるけど、具体的にどうしたらいいか分からない
・父親がやるべきことが分からない、何をしていいかわからない


と、なり、産後もずーっと分からないままだと…

・いつまでも父親の自覚が芽生えない(パパスイッチが入らない)
・父親がやるべきことが分からない
・育児を楽しめない
・妻との関係もギクシャする
・家に帰ってこない


となってしまうのですバッド(下向き矢印)

このような理由から、FJとしては昨年ファザーリング・スクール(父親学校)を立ち上げたのですが、昨今のイクメンムーヴメントとともに育児に感関心のある男性たちのニーズも高まり急展開の様相。

今回、ヨコハマダディなる父親支援事業に本腰を入れ始めた横浜市のように、この波が全国に広がることを期待していますグッド(上向き矢印)

そして将来的には、保健所の「母親学級」と同じように、プレパパ対象の「父親学級」が行政の事業として当たり前に展開されることを願っています。

p.s.
横浜市に続き、9月からは埼玉県さいたま市、千葉県船橋市でも「地域版パパスクール」が開校予定です。

★「さいたまパパスクール」はただいま受講者受付中!
日本一帰宅時間が遅いとされる埼玉在住のパパ、必講ですよexclamation×2

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2010年07月21日

パパTにNEWデザイン登場!

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「着ると育児が楽しくなる!」

と、好評のFJ特製「パパT」に「SUNSHINE〜お日様のTシャツ」が追加されました!演劇

しかも「大人用」だけでなく、「キッズ用」も新登場手(チョキ)

胸のコピー(文字)は…

No Fathering,No Life

(↑タワレコさんの許諾ちゃんともらってます)

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こちらがキッズ用です。

色も各2カラーずつ。

サイズも大人はS・M・L。

子どもは100cm, 110cm, 120cmと揃えました。

夏のキャンプや旅行に、パパと子どもで一緒に着てみませんか?晴れ

ボクも早速、サトシと自分の分をオーダーしました!

※ご注文方法=発送の流れもこちら↓
http://www.fathering.jp/activity11.html

なお、1枚あたり購入代金のうち各500円を父子家庭支援のフレンチトースト基金に寄付させていただきますexclamation

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届きました〜

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パパとおそろいです〜
posted by イクボスブログ at 17:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | FJ事業紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

サンキュー!さんきゅーパパ中間報告

立ち上げから4カ月が経った、男性の育休取得推進事業「さんきゅーパパプロジェクト」の中間(近況)報告です演劇

先に開催されたさんきゅーパパシンポジウムでも報告しましたが、
現在、申請者数は20名です(7/20現在)。


スタート当初に最初の山がきてしばらく沈静化しましたが、法改正(6/30)の前後でメディア露出も多かったので育休取得に関心が集まり、さんきゅーパパPの存在を知り申請してくる人が週に2〜3人ペースで増えました。

今後もこのペースはしばらく続くのではないかと思います。
(今週より公式サイトの右上に申請者数が一目でわかるカウンターを設けましたので、ときどきチェックください目。週次で更新します)

で、すでに取得を終えて必要書類を提出された方には順次、さんきゅーパパがいる家庭への経済支援として給付金(5万円)や協賛企業から提供された子育て関連商品・サービスの現物支給を行っています。

逆に現金給付のため財源ですが、

「さんきゅーパパを応援したい」
「男性が育休を取ることが当たり前の社会になって欲しい」

という一般の方々からの寄付がそれなりに集まってきていますが、まだ足りない情況でもあるので、引き続き、さんきゅー基金へのご寄付をよろしくお願いします!(寄付金振込先もこちらに記載)

そして、公式サイトのコンテンツも増えました!

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1部上場企業の社長として、育休取得を宣言されたサイボウズ社の青野社長。

先日お話をうかがう機会があり、パパとして育休取得の理由、日本社会への熱い思い、そしてITがWLBに貢献できるのだというポジティブなご意見をいただきました。

ダイジェストですが、動画メッセージにまとめましたので、どうぞご覧ください!


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そしてこちらは、文京区長に続き育休を最近取得された、長野県佐久市の柳田市長。

先日、佐久市役所に表敬訪問し、対談させていただきました。

4児のパパとしての率直な気持ち、育休を決意させた奥様の言葉、取得して変わったこと・気づいたこと、そして行政マンとしてパパ育児への考察など、いろいろな角度で楽しいお話をいただけました^^

こちらもロング対談にまとめていますので、ご一読ください!


さて先週、09年度の育休取得率が発表になりましたが、男性は微増で1.72%

政府の数値目標10%にはまだまだ遠いので、さんきゅーパパプロジェクトもさらにパワーアップして、世のプレパパたちを3月まで揺さぶり続けたいと思います爆弾

また、さんきゅーパパプロジェク賛同人の皆さんもますます増えています手(グー)



posted by イクボスブログ at 10:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | FJ事業紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

パパの育休取得は微増、でもママは…

きょうは講演で北海道に来ています。あー、涼し。

それはそうと昨日、2009年度の育休取得率が発表されましたね。

★男性の育休取得率、昨年度1.7% 中小企業導入に遅れ
(2010/7/16 朝日新聞)
http://www.asahi.com/job/news/TKY201007160595.html

2009年度の育児休業の取得率は、女性が85.6%で前年度より5ポイント減る一方、男性は前年度比0.49ポイント増の1.72%だった。厚生労働省が16日発表した。男性の取得率は過去最高を記録したが、水準は依然低く、「17年度までに10%」とする国の目標との差は大きい。

 09年度の育休取得率は、08年度の出産者(男性は妻が出産した人)のうち、09年10月1日までに育休を開始した人の割合。調査は従業員5人以上の5794事業所が対象で、4509事業所が回答した。

 育児休業制度の規定がある事業所の割合は、全体では前年度比1.6ポイント増の68.0%だが、従業員30人以上では89.4%。中小・零細企業での導入の遅れが際立っている。

 女性の取得率は96年度以降では初めてダウン。30人以上の事業所では90%を超えたものの、30人未満で72.8%と前年度より20ポイント以上も下落したことが足を引っ張った。

・・・・・・・・

男性(パパ)は、0.49ポイント増右斜め上1.72%

まだ地を這うような数字ですが、1.56%(07年)→1.23%(08年)のダウンに比べれば「微増」でもとりあえずアップは、父親支援にとって明るい兆しです。

逆に気になるのは女性取得率の落ち込み。やはりリーマンショックによる影響(育休切り)で女性でも取りづらい環境になったのか、或いは保育園待機児童を避けるために産休明けで、スグ復帰するママが増えたのでしょうか?

だとしたら、育休制度(法律)やWLBの理念・目的からして本末転倒です。

この数字の詳細な情況調査と、実効的な対策の必要性を感じました。

posted by イクボスブログ at 12:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月15日

役所が変われば、パパが変わる!

昨日は、豪雨雨の九州へ出張。北九州市役所の職員研修で講師を務めました。

最近、役所からワークライフバランスor育休取得などをテーマに講師依頼が増えていて、北九州市はその中でも特に熱心なのです。

昨年も200名くらいの職員を対象にファザーリングについての講演をしましたが、今回も人事部主催でまさに「育休」にスポットを当てた研修。その名も…

男性職員パパぢから研修

おー、堅いイメージの役所で「パパぢから」なんてワードがよく通ったもんだ、とまず感心しました。

これは、第2期の「北九州市特定事業主行動計画」に基づいて、事業主として市も職員の次世代育成を推進することを目的とした研修とのこと。

当日配布された資料にはこんな「趣旨」が書いてありました。

・・・・・・・

すべての職員の「ワーク」に求められているのは、限られた行財政資源で市民ニーズに的確に対応するために、意欲と能力を最大限に発揮して職務にあたることであり、また、職員としての自分自身の成長に意欲的であることです。

一方、子育て中の職員の「ライフ」に目を向けると、子育ての負担は女性に偏る傾向が続いており(育休取得した職員の男女別数で、平成19年=男性3名:女性241名、平成20年=男性2名:女性212名)、男性は、子育てしたいと希望しても思うようにできない現状があります。

次世代育成を推進するには、職員が安心して子どもを生み育てられるようなワークライフバランスを実現し、子育てをしながら、仕事上でも力を発揮できる環境を整えることが必要です。同時にワークライフバランスは、子育てをしない職員にとっても、家庭や地域で生活する一人の人間として充実した生活を送るために不可欠です。


未来の社会を担う子どもはかけがえのない存在です。

事業主としての市の取組みとともに、全職員が、子育てをしている・していないという個々人の状況にかかわらず、「次世代を育成することは未来への責任である」ことを認識し、性別や世代を超えて、それぞれの立場で役割を果たすことが大切です。それがひいては本市全体の次世代育成に繋がります。


なるほどー。確かにその通りですね。

このような人事部からの呼びかけに、昨日は約50名の男性(現役パパ&プレパパ)が集まってくれました。

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まず人事部スタッフから、育休や短時間勤務などの制度や取得した際の給与シミュレーションについて説明がありました。

続いて、ボクから約1時間のレクチャー、演題は「父親をもっと楽しもう!」。もちろん育休取得のメリットもたっぷりと伝えました。

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その後、グループごとにトークワーク。これまで育休を取った男性職員が各班に一人ずつ入り、取得を考えている男性がいろいろ質問をしていました。

「取得を申し出たとき上司の反応はどうでしたか?」

「同僚たちの理解は得られましたか?」

「奥さんや親御さんの反応は?」

「家事は慣れましたか?」

「復帰後の仕事量はどうでしたか?」

「取って何が変わりましたか!」

「怖くなかったですか?」

男性たちが育休取得に際して抱く「不安要因」が次々と問われ、経験パパが丁寧に「実感」や「実態」を伝えていましたが、こうしたピアカウンセリングこそが、職場における父親支援には重要ですね。

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研修終了後も、なかなか帰らず談笑しながら情報交換するパパたち。
それぞれ違う職場勤務ですが、すっかりパパ友になったようです。

FJ では、民間に較べ育休が取りやすい男性公務員の率先取得を切望しています。
取れる環境の人が当たり前に取るようになれば、取りづらい人も徐々に取れるようになるのでは、と思うからです。

公務員(パパ)が変われば、民間企業も変わる。

週休二日制、クールビズと同じですね。

北九州市の昨年の男性育休取得率は、3.3%

来年、どれだけ伸びるか楽しみです。

続け!フロントランナーパパたち!!


posted by イクボスブログ at 21:09| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

保育園で絵本ライブ!

昨日はサトシ(2歳)が通う保育園で、絵本ライブをやらせてもらいました本るんるん

朝8時半にサトシを園に送ってから一度家に戻り、レギュラー家事をこなしてから、絵本とギターを担いで再び保育園へ向かいましたダッシュ(走り出すさま)

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ホールに子どもたちと保育士さんたちが集まってくれて、賑やかにスタート。

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『きんぎょがにげた』は、やはり子どもたちに大人気。2歳児が得意気に指さしてましたわーい(嬉しい顔)

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所要時間は30分。計8冊の絵本を読みました。最後はやはり『三匹のやぎのがらがらどん』をギターで。園長先生にページをめくってもらいました(感謝!)。

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夕方、サトシをお迎えに行ったら、さっそく玄関の壁に絵本ライブの様子が写真で紹介。

それを見たお迎えママたちからは
「エー!?ギターも弾いちゃうの?」
「私も聴きたかった〜」
「ウラヤマシイ〜。うちのダンナは絵本は…」
と、様々な反応。

サトシと違い年の子どもたちからも
「あ、アンドーパパだ!」
「また絵本読んで〜」
「がらがらどん、がらがらどんるんるん
と、うれしい反応。

「オッケー、また読みに来っからな」わーい(嬉しい顔)

サトシがこの保育園に入園して3カ月。いろいろあったが、今はすっかり慣れて保育園が大好きになりました。それも愛情を持って接し育ててくれている職員の皆さんと、園に来ている子どもたち(サトシのアミーゴ)とその保護者の皆さんのおかげです。

なので、きょうの絵本ライブで少し恩返しができた気がしました手(グー)

ヒロシ(4年生)の通う小学校ではもうやってますが、ボクとしては保育園でもこれをキッカケに絵本を読む仲間を増やし、パパ友同士で園や地域で絵本ライブ活動を展開できたらいいな、と考えています。

やろうよ!パパたち。仕事ばっかりしてないでさ。

子育ては期間限定。子どもは地域への入場券(プレミアムチケットぴかぴか(新しい))なんだからね。

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「アンドーパパ。マタ、エホン ヨンデ〜」。
サトシから夜寝る前にアンコールが来ました〜。


posted by イクボスブログ at 09:05| 東京 🌁| Comment(5) | TrackBack(1) | My Fathering | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月07日

おり姫ママからの願い

きょうは七夕でした。わが家では特別なことはしませんでしたが、ママとパパがいる普通の食卓を囲み、子どもたちとおしゃべりしながらいつものように楽しい団らんを過ごしました。

そんな七夕に、あるママからFJにメールが届きました。

夫の働き方(労働時間)が尋常ではないらしく、その窮状を訴える内容でした。

下記がそうです。

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先日、都内で開かれた安藤さんのパパセミナーに私が申し込み、夫が参加しました。

夫にとっても、参加できてとても良かったと思いますが、一方で、自信を(さらに)失ったようにも見えました。

夫は実は、昨年くらいから残業が続いていて、かわいい(1歳9ヶ月の)息子との時間もほとんどとれず、良くないと思いつつも育児疲れの私は我慢できず嫌味を言ってしまい、また何よりも心身ともに会社で疲れて、今年3月に軽度のうつ病と診断されるまでになりました。

うつ病のことを上司に伝えても、大して労働時間は改善されません。

夫が持ち帰った安藤さんの文章(チャイルドヘルス別冊)に

「長時間労働とストレスで心身ともに疲れ果てて深夜に帰宅する父親。そんな不在の夫をあてにせず、育児を一人で背負い込み爆発寸前の母親。そんな家庭に笑いなんてありません。しかめっ面の親の顔ばかりみていたら、こどもは自分自身や社会に対して肯定感を持ち得ないのです。だから『笑っている父親を増やしたい!』。私はそう考え、NPOを立ち上げ、次世代育成のために父親の意識改革作戦を開始したのです」

というものがありますね。

90%深く深く賛同いたします。
でも残り10%は…

それを達成するには「父親の意識改革」だけでは今の子育て事情は変らないと思うからです。

「企業の意識改革」こそがとても重要と私は考えています。

私は、このことを訴えたくて、長妻厚生労働大臣、福島(前)少子化大臣、首相官邸、厚生労働省などにも直接メールを送ったりしましたが、意見受付の自動返信メールが首相官邸と厚生労働省から届いたのと、長妻さんの秘書らしき人から「ご意見参考にさせていただきます」の返事が来ました。

当然、その前には労働基準監督署にも電話しましたが、残業が100時間越えてる人もざらにいるといって、ほとんど取り合ってくれませんでした。

やはり私のような一主婦が政府に訴えても何の意味もないのだと思い、メディアに訴えようと思い、新聞に意見を投稿して全国紙2紙の投稿欄に掲載されました。

しかし、それでも反響はなく、「こんなことをしていても社会を変えることはできないのだ」と、無力感を感じつつ今に至っています。

安藤さんは、勇気を持ってNPOまで始められた方で、いまや政府からも耳を傾けてもらえるほどの知名度と力を持っていらっしゃいますよね。

どうか父親たちの意識改革に加え、父親たちが育児参加できるようになるために政府にも企業にも、もっともっと働きかけていただけないでしょうか。

心からお願いいたします!!!安藤さんの活動力と実行力に強く期待しています!!!

・・・・・・・
という文面でした。

今回のセミナーは「パパだけ」が、15名ほど参加してくれました。

うーん、このママのパートナーがどのパパだったかは、それらしき発言(平日はほとんど深夜帰宅という状態)をした人は複数人いたので、今に至っては定かではありません。

けれどもメールを読む限りではちょっとパパ、マズイ情況ですね。。

こんな酷い働き方では本人はもちろんママも辛いだろうし、子どもにもよくありません。

まずはうつの病状が回復するよう、パパに笑顔が戻ることを考えましょう。個人的に、具体的に。

それと同時におっしゃる通り、企業の意識改革(働かせ方の問題改善)が必要です。

FJでもこれまで、長時間労働の是正や有休・育休取得促進を中心としたワークライフバランス推進の要望書を政府に対して提出しました(また選挙後に出します)。

また企業に対しても社内研修(セミナー)等を50社ほどで開催、さらに連合はじめ各労働組合でもWLBセミナーや講演会を数多く開催してきましたが、よくなっている企業はあるものの全体でみれば、このパパさんの会社に限らずなかなか情況は改善されていないようです。

でも諦めたら何も変わりません。

今回とったアクションは大したものですが、奏功しなかったのであれば、別の作戦でいくべきでしょう。

或るママがうまくやった例を一つ言うと、

子どもの手を引いて、パパの会社の社長に直談判に行った! そうですパンチ

ガンは中間管理職で、社長は案外WLBに理解がある。

そういうケースは結構多いと思います。

なので、次なるアクションではこれを試みてはどうでしょうか?(そこまでやるか!?というアクションに人は怯むのです)

「パパを返してください!」

社長室でシャウトするママって、かっこいい(これぞロック!)。

もちろん、子どもにも同じセリフを言わせましょう。

従業員の家族の、その切なるを聞いて何も感じない、動かない経営者だったら、それこそパパは転職を考えるべきでしょう。

ママさん、まだ諦めるには早いと思う。ネバーギブアップでいこう手(グー)

その気になったら連絡ください。

会社に乗り込む時は、ボク含めFJのロックンロールパパたちが同行しますよexclamation×2

だって、たまにしかママや子どもに会えない、「ひこ星パパ」じゃ、笑っている父親にはなれないから。

FJは、パパだけでなく、家族の生活を守る、社会を変えようとするロックなママぴかぴか(新しい)も応援しますexclamation×2




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2010年07月05日

イクメン見分け方セミナー第2弾!開催

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5月に開催して好評だった「イクメンの見分け方セミナー」を再び開催します!

※第1回目は読売新聞(大手小町)で記事になりました↓
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20100605-OYT8T00218.htm

今度は場所をサロンっぽい処に変え、レクチャーのあとはビール(お茶)や軽食をつまみながら、イクメンたちと気楽に交流できるようにします。

人数も今回は20名限定ですので、どうぞお早めにお申込みください!

イベント
★FJ女性向け婚活支援セミナー
「結婚するならイクメンがいい!〜育児をするオトコの正しい見分け方part2」
■日時:2010年7月27日(火) 19:00〜21:00 終了後、交流会
■場所:リソウル麹町ROOM (千代田区二番町5番麹町駅プラザ9F)
■内容: 
@講義「いま、イクメンがモテる理由」 講師:安藤(FJ代表)
Aチェックシートで分かる!恋人・フィアンセのイクメン度を算定。
Bイクメンと語ろう!〜FJパパや育児に関心の高い独身男性が登場!?
■対象:独身女性(学生も可)
■定員:先着20名
■参加費:3,000円 (交流会費込。※FJ会員の紹介者は2,500円)
■お申込み:お名前と連絡先(メールアドレス)を明記の上、メールにて、
seminar@fathering.jp までお申し込みくださいexclamation

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思い思いに結婚観や育児の未来を語る独身イクメンたちぴかぴか(新しい)
posted by イクボスブログ at 22:51| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | セミナー・イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

盛況!さんきゅーパパシンポジウム

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一昨日は、さんきゅーパパシンポジウムを開催しました。

平日にも関わらず、200名以上の参加者の方に集まっていただき、マスコミも新聞、テレビなど20社近く来てくれて、当日のNHK ニュース7をはじめ、たくさん取り上げてもらいよかったです。

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1部のパネルディスカッション。

渥美さんの基調講演や各パネルディスカッションでの報告や発言・議論は、平板な情報ではなく、参加者も気づきが多かったのではないでしょうか?

「平日5時間もシンポジウムやるNPO はないよな」

と、スタッフから言われましたが(^^;、あっという間の5時間(実際は5時間半)でした時計

ボクも出づっぱりで体力は消耗しましたが、終わってみればたくさんのことを学べたし、情報共有できた皆さんとも今後新たな展開が待っていそうで、心地よい達成感があったし、法改正のいい打ち上げ花火になったと思います手(グー)

詳しいレポートはこちら。参加者で<育休後コンサルタント>の方がブログで書いてくれましたので、ご覧ください。

ご登壇いただいたパネラーの皆さん、後援者の皆さん、FJスタッフ、そして育休パパたちに感謝します!
posted by イクボスブログ at 09:29| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする