2010年08月31日

決定!イクメンの星

厚生労働省のイクメンプロジェクトですが、「育休・育児体験談」を投稿された多数のパパの中から

第1回イクメンの星ひらめき

が決まりました↓
http://ikumen-project.jp/ikumen_star.html

推進チームと事務局で選考しましたが、今月はなんと4名のパパが受賞演劇

どのパパも育児の楽しさ、喜びを語っていてスガスガしいですねわーい(嬉しい顔)

選ばれたポイントはそれぞれですが、ボクが注視したのは家族への眼差し、職場との折合い、地域への発信性などです。

とかく最近のイクメンたちは、育児を自分だけで頑張ってしまう傾向がありますが、彼らは周囲とコミュニケーションを取ることで、自然体で「父親を楽しむ」ことができている様子が、投稿文の行間から読み取れたのです。

ぜひ、皆さんもイクメンスター☆たちのマインドやスタンスから、ファザーリング(父親であることを楽しむ)のコツを学んでもらえたらと思います。

次回、9月の「イクメンの星」発表は、9月末を予定していますので、現在育休中のパパなど、どしどし「体験談」をサイトよりご投稿くださいexclamation

★「イクメンの星」に関する厚労省報道発表資料↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000nrry.html

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2010年08月30日

パパサミット、東京で開催!

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実行委員を務める子育て応援とうきょう会議と共催で

★パパサミット

を開催します。

2年前の11月に第1回を開催したので、これで2回目。

今回も、日本で子育てをしている世界7カ国のパパを登壇者に迎え、各国の子育て環境やその国の父親の子育て観などをざっくばらんに話していただき、父親がより主体的に子育てに取り組むためのヒントを探ります。

今回、私は子どもの運動会と日程が重なり出られませんが、コーディネーターには、さんきゅーパパプロジェクトリーダー塚越パパ

そしてFJの海外パパ会員・ダガンさん(豪州)が登壇(米国代表はタレントのセイン・カミュさん)。

またコメンテーターには、海外のパパ子育て事情に詳しい雑誌
FQ JAPAN』の発行人・清水朋宏氏をお願いしました。

ご興味ある方(パパ)は、ぜひご来場ください!

イベント

★パパサミット
・日時:2010年9月25日(土) 13:30〜15:00
・場所:東京ビッグサイト 西4ホール
・入場無料(事前申し込みも不要です)
・詳細はこちら↓ http://tokyo.kosodateswitch.jp/events/papasummit

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2010年08月29日

今度は徳島がくる!?〜知事はコーディネーター

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徳島県へ行ってきました。
FJでは初上陸。これで未踏の県はあと5つです。

今回のイベントは、
「第1回とくしまはぐくみ子育て応援会議〜みんなで考えよう!楽しい子育て」。

徳島県が作成した次世代育成支援の後期行動計画
徳島はぐくみプラン」に則って開催された県民イベントです。

まあここまではよくある話ですが、最初にイベント概要もらって目を引いたのがパネルディスカッションのコーディネーターに県知事の名前があったことです。

普通これまで、ボクの講演会などに県や市の知事が来てくれて冒頭の挨拶はしてくれますが、その後は「公務につきこれにて退場します」がほとんどでしたので、正直この座組みには驚き、また調べてみると飯泉知事の日頃のアクティブな活動もたいへん興味深く、知事に会うことが徳島行きの最大のモチベーションになりました。

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そして当日。知事はやはり冒頭に挨拶されましたが、危機的な県の少子化状況を説明し、それ故に徳島県少子化社会対応県民会議を知事主導で設置したこと。

そしてこれまで県民を巻き込んで幅広い議論をし、他県とはひと味違う次世代育成支援後期行動計画を作成。そのプロモートのためのイベントであって、「これを機に県民ひとり一人の問題として、子育てやワークライフバランスを考えて欲しい」、と明確な言葉で語られました。

なので、ボクもそれを受けて基調講演は気合いが入り、参加者を大いに揺さぶったのでした爆弾

そして前夜は、徳島行きのもう一つの目的である、地元パパ連との交流会がありました。

これは、NPO法人子育て支援ネットワークとくしまの松崎さん(代表)が、「安藤さんが来るなら、徳島のパパたちを集めるから一緒に話をしてあげて!」とのことで、昨夜は12名のパパたち(初対面のパパ同士も多かった)が集まり、夜遅くまで飲み、語り合ったのでした夜

「徳島って保守的で、父親は子育てには興味ないのかな?」と思っていたのですが、彼らと話してみてそうじゃないということが分かったし、父親支援においてはやはりひとり一人を繋ぐネットワーキングの力がないだけなのだ、と感じました。

なのでボクからは、ファザーリングの意義やネットワーキングの方法を伝え、ロックの仕方(絵本の読み方も本)を教えたので、たぶん彼らの中でも今後はこれまでとはちょっと違う動きが出てくるのでは、と思います。

こうした徳島パパたちの主体的な動きと、それをバックアップする支援ネットワーク、そしてあの熱い知事がいれば、いろいろな化学反応が起きて、父親支援もグッと進むのではと期待しちゃいますexclamation×2

大分鳥取に続き、これからの徳島県からも目が離せなくなってきました!

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徳パパたちとカメラ
ひょっとすると、FJ四国支部が出来たりしてexclamation&question

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2010年08月24日

Long Road 和歌山

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昨日は、和歌山県新宮市で講演でした。

和歌山県は、FJの仕事で呼ばれるのは3月の和歌山市に続いて、これで2度目です。

「熊野路にもイクメン、ファザーリングのうねりを作りたい!」爆弾

そう切望する熱心な行政担当の方に誘われて行ってきました。

講演会自体も「平日開催だからどうなんだろう?」と思ってましたが、フタを開けてみれば50名近くの方が来てくれて「気合い入ってるなー」と感じました。(現役パパも10名ほど参加。また県庁からも視察に来てたし、地元NHKや新聞社も取材に)、

いやでも、和歌山って遠いんですあせあせ(飛び散る汗)

東京からの距離はそうでもないけど、電車で往くとかなりロングロード。

前日に仕事があった大阪から電車で入ったのですが、大阪からも特急でなんと4時間電車。帰りも特急で名古屋まで3時間プラス新幹線だから東京まで5時間かかりました眠い(睡眠)

まあ車内で仕事が捗ったり、本がたくさん読めていいのですが^^;

「和歌山はまだまだ考え方が保守的なんです」

と、担当者の方は言ってましたが(たいていどこの地方の人も同じようにそう言いいます)、まあ地域性も違うし、いきなりの変革は無理ですから、昨日のボクの種蒔きをキッカケにしてもらい、大分鳥取がやっているように行政、NPO、企業などをうまく巻き込んで、父親支援の気運を徐々に醸成していきましょう。(FJ関西にもぜひ和歌山のメンバーに入ってもらいたいですexclamation

「父親は、一日して成らず」

「ファザーリングの道も、一里から」

Long Roadかもしれませんが、熊野路は楽しい旅でいきましょうるんるん

p.s.
今週は、青森、徳島にも往ってきます!飛行機



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2010年08月21日

龍ヶ崎市長も育休取得!

また、うれしいニュースが入ってきましたひらめき

茨城県龍ヶ崎市の市長が、育休を取得するようですexclamation×2

これで、東京都文京区の成澤区長長野県佐久市の柳田市長に続き、自治体首長としての取得は3人目となります。

メディアもこのニュースを早速伝えています演劇

朝日新聞(8/21付)の「青鉛筆」では…

一般職員だけでなく、特別職の市長や副市長も育児や介護のための休暇が取れるよう、茨城県龍ヶ崎市が9月議会に条例案を提出することになった。

職員向けの制度はあったが、男性職員の利用者はゼロ。そこで、「絵に描いた餅にしないためにも」と、中山一生市長(47)自身が率先して休暇をとることにした。

12月には第2子が誕生予定で、育児休暇はもう目前。

「イケメンには縁がなかったが、イクメンは任せてほしい」。

条例案が無事、可決されることを祈っている。
・・・・・・・・

クー、ロックしてるねえ。

また、読売新聞も第一報として…

#龍ヶ崎市長が育児休暇 12月予定 2週間 9月議会に条例案

龍ヶ崎市の中山一生(かずお)市長(47)は20日、12月に予定される第二子誕生に合わせて約2週間の育児休暇を取得する考えを明らかにした。特別職は育児休暇の規定がないため、9月定例市議会に特別職の育児休暇などを定めた条例案を提案する方針。制定されれば、今年6月の東京都文京区に続き全国2例目となる。

 全国的には成沢広修・文京区長(44)が条例化前の4月に13日間、長野県の柳田清二・佐久市長(40)が6月に5日間、育児休暇名目で休みを取得している。

 中山市長によると、条例案は育児や介護、出産に要する時間を確保する期間を設け、仕事と生活の調和を意味する「ワーク・ライフ・バランス」の推進が目的。給与は日割り計算し、出勤日の日数に応じて支払う。育休取得は「文京区長の先例が大きなきっかけ」と話し、条例に乗っ取った取得を考えたという。

 中山市長は「自分も育休の必要性は感じていたが、男性はなかなか取れないのが現実。機運を高め、壁を打ち破る意味を込めた」と話している。中山市長は昨年12月の市長選で初当選。現在、長女(2)がいる。
(2010年8月21日読売新聞)

なるほどー。市長なりの危機意識と、それを打破せんとする強いリーダーシップを感じますね手(グー)

さて、この記事を龍ヶ崎市役所の現場職員はどう読み取るのでしょうか?(北九州市ではこんな取組みやってますよ

ところで、中山一生市長のプロフィールを見れば、なんとボクと同じ1962年生まれの47歳!(誕生日も3週間ちがい)。

この年代は役所や企業では管理職世代。このあたりの意識が変化してくると、組織におけるワークライフバランスも一気に推進するんだけどなー。

でもこれでまた、FJのさんきゅーパパプロジェクト(男性の育休取得促進事業)にも好影響が出るのは間違いなし。

また中山市長に会ってインタビューしてこようかなカラオケ


posted by イクボスブログ at 23:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月20日

関西で虐待防止の緊急フォーラム開催!

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先日、大阪で起きた幼児ネグレクト事件は、全国に大きな衝撃をもたらしました。

8/5に警察庁から発表になった今年上半期の児童虐待の摘発件数も過去最多という状況です。

FJでは、今年3月に虐待防止に関する緊急フォーラムを開催しましたが、状況は一向に改善しません。

この度FJでは、特に関西地方で今年に入って重大事件が多発していることに注目。FJK(FJ関西)のメンバーが中心になって、再び緊急フォーラムを、関西の地で開催することとしました。

関西地方の方で、ご関心ある方はぜひご参加ください!

以下が、プレスリリースです。

イベント

関係者各位 プレスリリース           2010年8月20日

任意団体ファザーリング・ジャパン関西
特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン

ファザーリング・ジャパン関西(FJK)緊急フォーラムのお知らせ(案)
もう悲劇は起こさない!

父親たちで考える、児童虐待・ネグレクトを止めるためにできること
ファザーリング・ジャパン関西(以下FJK)は、緊急フォーラムを開催します。

テーマは「児童虐待」です。

大阪市西区で7月30日、衝撃的な事件が発覚しました。2人の幼い子どもがマンションの一室に置き去りにされて、亡くなりました。

この他にも、児童虐待が原因とみられる事件は多発しています。
特に関西地方では今年に入り、奈良県、兵庫県、大阪府と悲惨な事件が目立ちます。

この状況を、私たちFJKは看過できません。

NPO法人ファザーリング・ジャパン(FJ)は今年の3月29日に東京で「FJ緊急フォーラム・父親たちで考える児童虐待問題」を開催し、多数のご参加をいただきました。

そして今回、FJの関西在住メンバーによる任意団体FJKは、舞台を大阪に移し、児童虐待の状況・実態を専門家から学び、またその防止策について考えるフォーラムを開催することにしました。

事件を起こす親たちと、無力な行政機関への怒りの声は多いです。しかし、それだけでは何も解決しません。

同じ子育てをする親として「当事者意識」を持ち、考え、解決策を話し合い、それを広く共有していくことが大切です。

どうして育児を放棄してしまうのか?どうして親が子どもに手をあげてしまうのか?どうして関西で悲惨な事件が多発するのか?

その事情や心理状態を的確にとらえ、また「孤独な母親」や「父親の不在」を生みだす社会構造のメカニズムについても明らかにしていきます。

議論を踏まえ「効果的な予防策」を行政に、そして関西地方の父親たちに向けてメッセージを発信したいと考えています。

このテーマに感心があれば、どんな立場のかたも歓迎します。

特に父親の皆さん、ぜひご参加ください!

児童虐待をこれ以上起こさないために何ができるか、一緒に考えましょう。

※メディアの取材も受付けています。
※遠方や都合で来られない方のために、FJK独自でツイッターによる実況や、動画によるネット中継などを試みる予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★FJK緊急フォーラム
「もう悲劇は起こさない!父親たちで考える、児童虐待・ネグレクトを止めるためにできること」

・第1部:基調講演「児童虐待の現状とその対応」
講師:川本典子 NPO法人児童虐待防止協会理事
・第2部:パネルディスカッション「児童虐待から子どもを守るために父親ができること」
コーディネート:小崎恭弘 FJ理事、FJK顧問、神戸常盤大学短期大学部幼児教育学科准教授
パネリスト(予定):
野口啓示 博士(社会福祉学)、社会福祉士、社会福祉法人神戸少年の町(児童養護施設)施設長
辻由起子 大阪府子ども虐待防止アドバイザー、箕面市教育委員会子ども育成推進協議会委員
川本典子 NPO法人児童虐待防止協会理事
FJKメンバー 他予定

・日時:2010年9月10日(金)19時〜21時
・場所:ドーンセンター大会議室3(大阪市中央区大手前1丁目3−49)
・参加費:無料
・定員:50名(先着順)
・お申し込み:こちらの申込フォームからお願いいたします。
・お問い合わせ:任意団体ファザーリング・ジャパン関西
Eメールアドレス:info@fjkansai.jp(担当:和田)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ボクもスケジュール調整して、参加する予定です!新幹線

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2010年08月19日

学生がイクメン家庭で育児体験!?

FJS(ファザーリングジャパン・スチューデンツ)の学生たちが面白いことを考えました!

ファザーリング・ホームステイ事業

学生が子育て家庭に行って過ごし、そこで育児体験や育児中の若きパパ・ママから子育ての楽しさ苦しさも含め、現実的な姿を見聞するという「体験型プログラム」です。

★プレスリリースはこちら↓
http://www.fathering.jp/pdf/0811_fjs_press_02.pdf

これは、FJの次世代パパ・ママ育成事業の一環です。

昨今の国のワークライフバランスに関する取組み、文京区長の育休取得を始めとしたイクメンブームなどを背景に、男性の子育て事情も改善されつつあります。

しかし、結婚もしていない学生にとっては子育ては未知の世界でよく分からず、また少子化などの影響で自分の弟や妹との関わり、地域コミュニティの閉鎖化で近隣の子どもとのふれ合いといった体験学習の場は確実に減りつつあります。

さらに昨今の児童虐待、産後うつ、保育園待機児童といった社会問題が、将来の自分の家庭生活や子育てに対する不安をいたずらに増幅させています。

学生は、就職活動の際に「働く」ことについて考えるものの、自らが家庭を持ち、配偶者とともに子育てすることについて考える・学ぶ機会は、限られているのが現状です。

その一つの解決策としての「ファザーリング・ホームステイ事業」なのです。

実際の参加スタイルは、ベビーシッター(学生→子ども)のような関係ではなく、当プログラムは「ホームステイ」型です。

それによって「学生と育児中の若い親」、という新しい関係性における
「学び」(旧来のメディア情報とは違う)の可能性が生まれるのではないでしょうか?

また学生にとっては「自分が育った家以外の子育て家庭」を見る・識ることが、本人のその後のライフデザイン(人生の編集力)へ、有効性を持ち得るのではないだろうか、と、ボクは考えます。

家庭における育児を想像できない若者にとって、必要なのは「ロールモデル」です。

さて今回、本事業の学生ステイ先(受け入れ家庭)は、FJ会員家庭に限らず広く一般から公募します。

子育て家庭の多様性を学生たちに見せたいと、考えています。

どうぞ、本事業の企画をご理解いただき、

学生たちを将来「笑っているパパ・ママ」

にするべく、ご協力ください。

なお、参加学生は男女不問。大学生に限らず、中高生もOKです。
詳細は、リリースの記載をご覧ください。

なお今後は下記のように、記者発表会と、学生向け事業説明会を予定しています。

ご興味ある方は、アクセスください。

★記者発表会演劇
・日時:2010年9月8日(水)18:00〜18:30
・場所:京華スクエア2Fハイテクセンター
・発表者:安藤(FJ代表)、西村(FJS代表・大学4年生・1児の父)
※ファザーリング・スクール第4期開講式の前に行います。

★学生向け事業説明会ひらめき
・日時:2010年9月15日(水)18:00〜20:00
・場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
・内容:@本企画の説明A受け入れ家庭の紹介B交流会
・申込:FJSブログの申込フォームより↓
http://ameblo.jp/fathering-japan-students/day-20100820.html

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2010年08月15日

パパ友たちのSOULツアー

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先日、地域のパパ友たちと山陰を旅しました。

メインの目的は3年前に亡くなった地元のパパ友(Jさん)のお墓参り。もっと早くに行きたかったのですが、今年ようやく皆の都合が合って叶ったのです。

鳥取県の山間部にある小さな町の駅に、ボクを入れて6名のパパたちが降り立った。駅に迎えに来てくれていたのは、Jさんのお父さん。

「Jさんにそっくりだ」。誰しもがそう思いました。

そのお父さんに導かれて、まず僕らはJさんの墓参りに向かいました。

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寺院は町を一望できる小高い山の中腹にありました。
早速、水道で桶に水を汲み墓地へ向かいます。

「こちらです」

Jさんが眠るお墓は大きくて立派でした。それはまるで生前の彼の大柄な体格を思わせた。しかし墓碑には彼の戒名が小さく刻まれていた。それを見たとき、3年前の「あの日」の記憶がまた鮮明に蘇ってきました。

「Jさん、久しぶり。みんなで来たよ。ここが故郷なんだね。とてもいい所じゃないか。ゆっくり休んでるかい?」

そのとき、いちじんの涼しい風が山から吹いてきて、僕の横を通り過ぎていきました。

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お墓に献花し、思い思いにJ さんに語りかけるパパ友たち。

ボクは、シングルファザーだったJさんへのレクイエムとFJでやってきた父子家庭支援の成果(児童扶養手当法の改正)について、墓前で報告しました。Jさんもきっと喜んでくれたに違いありません。

その後、墓地から程近いJさんの実家にお邪魔した。田舎の家らしいどっしりとした風格があるし、花があちこちにある様子は手が行き届き、家人の温かみがにじみ出ている家でした。

「Jさんは、ここで育ったんだね」

部屋に通され、お仏壇に一人ひとり焼香し、また手を合わせました。

全員終わると、Jさんのお母さん(面影がやはり似ている)が、

「皆さん、きょうは息子のために遠路はるばる有り難うございました。あの子も喜んでいることでしょう。本当に今でも信じられなくて……」

あとはもう言葉にならない。僕らも思わず目頭が熱くなりましたたらーっ(汗)

その後、Jさんが好きだったビールで献杯し、お母さんの手料理などをいただきながら、Jさんの思い出話をしました。

でもボクらが一番気になっていたのは、Jさんの忘れ形見、息子K太のことでした。

「K太クンは、いまどうしてるんですか?」

「ハイ、父親が亡くなってすぐにこちら(鳥取)に来てましたが、その後、実の母親が引き取りたいと願い、いまは東京で母親と二人の妹と元気に暮らしています」

と、報告を受けて、とても安心しました。

「来週も、K太が妹二人を連れて遊びに来るんですよ」と、お母さんは嬉しそうに言いました。

もう6年生だもんなぁ。僕らは2年生のときのK太しか覚えていないが、最近のK太の写真を見せてもらい、成長したその姿を見てホッとしました。

「足のサイズももう26センチんですよ」

やっぱり体格は、父親譲りだなぁわーい(嬉しい顔)

そして、1時間半ほどでおいとまし、実家を後にしました。

その後、鈍行列車で松江に出ました電車

夜はみんなで花火大会を観て、その後も街にくり出して遅くまでゆったりと飲んでいました。そう、Jさんの存在をそこに感じながら。

「楽しい旅だ。Jさんのおかげだね」

たぶん、こんなことがなければ地域のパパ友同士で旅に出ることはなかったでしょう。

今回はJさんのルーツを辿る旅でしたがご両親に会うなどして、同時に自分の老いた親のことを想ったり、家族の存在の有難み、そして命の尊さについて考えさせられた、魂(SOUL)を揺さぶるツアーでした。

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山陰の夜空に咲いた花火の大輪は、まるで明るかったJさんの笑顔のようでした。
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2010年08月13日

パパのForever Young(はじまりの日)

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FJの立ち上げメンバーで、パパ'絵本プロジェクトの盟友
西村直人(にしむらなおと)さんが、新しいNPOを立ち上げました!

その名も、

NPO法人えほんうた・あそびうた

以前から彼はこの構想を持っていて、今春、それまでの仕事を辞めて新NPOを設立。そして先日、東京都から待ちに待った認証を受けたのです演劇

西村パパは、サイトで「えほんうた・あそびうた」のコンセプトと事業目的を伝えています。
右斜め下

伝えたいのは、わらべごころです

私達「えほんうた・あそびうた」のミッションは、音楽をとおして「わらべごころ」(無垢な心、聖なる心)を伝えること、親子で楽しめる音楽、世代をこえて楽しめる音楽があふれる楽しい世の中にすることです。

 そのために絵本や児童詩につけた歌、親子や保育現場での遊び歌等を広めていきます。またわらべうたやすぐれた絵本を学び、継承・発展していきます。

 具体的なアクションとしては、絵本ライブ、遊び歌ライブを全国で行い、絵本の出版、音楽発信事業を展開します。他の団体、個人とも手をつなぎあっていきます。

 それから地域に開放されたミュージックスペース併設のモデル保育園を作り全国の福祉施設へ飛び火させるなんてことも心に描いています。沖縄やアイルランドのような生活の中に音楽がある国にしますよ!

 音楽で心が豊かになればみんながいきいきとなります。いきいきとなるといいアイディアもうかんでたくさんの複雑に思える問題がシンプルに解決する可能性を秘めています。音楽はなにより人と人とを心で結びます。

人々を混乱させる音楽ではなく、愛し合う音楽を発信します。その価値の創出が世の中で次々と作られるようになってこのNPOがいらなくなるのが最終目標です。
・・・・・・・・

なるほどー。家族・子ども・音楽…そして人間の存在を深く愛する西村パパならではのメッセージですね。

西村パパと出会って7年。ボクもギターを弾くのでこれまでいろいろ活動(ロック)してきました。

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パパ's絵本プロジェクトのキャンプにて。
青空のもとでBeatlesを演る。

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広島遠征での絵本ライヴのひとコマ。
谷川俊太郎の詩『かっぱ』に曲をつけて唄う西村パパ。

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今年は、長野県上田市の保育園にも行きました車(セダン)

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都内のプレイパークでの野外ライヴ!
「キッズたち、行くぜ〜」

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FJの「児童虐待問題フォーラム」で、
John lennonの「Mother」を熱唱。

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新米パパへの応援ソング「赤ちゃんにないしょで教えてあげましょるんるん」を二人で。

西村パパは一時期、音楽を仕事としていたプロのミュージシャン。

そんなスゴイ人と一緒に活動できるのは「絵本」「パパ」という共通項があったおかげ。彼と出会えたことを、ロックの神様ジミ・ヘンドリックスと、マイフェイヴァリット絵本作家の長新太に感謝したいですぴかぴか(新しい)

けれども彼はこれまで、自身の病気や職場の問題で悩み続けた日々があった。長い間、相談に乗るなかで、彼のやりたいことがだんだん分かってきてNPO設立ノウハウなどをアドヴァイスしてきました。

そして彼は考え続け、ようやくそのピュアでハートフルなソウルがこの「えほんうた・あそびうた」に結実したのです。

そう、西村パパにとって、この新NPO立ち上げの日が、
『Forever Young(はじまりの日)』なんです。

なのでボクも「えほんうた・あそびうた」の理事として関わり、これからもずっと応援していきたいと思ってます(FJとのいろいろなコラボレーションにも期待)。

すでに行政や企業から仕事も舞い込み始めていますが、子育て支援や読書推進などでイベント開催を立案中の行政の皆さんは、どうぞ
「えほんうた・あそびうた」を宜しくお願いしますexclamation×2

西村パパへ。
これからも共に音楽や絵本で、ジジイになっても遊ぼうぜるんるん

Love&Peace、そして Forever Young!!手(グー)


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「ウクレレで子守唄なんかどう?」
プレパパにウクレレの弾き方を教える西村パパでした。

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2010年08月11日

パパと息子の自由研究

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昨日の大分で出張もひと段落。緊急フォーラムも終わり、きょうから実質上の夏休みです。

今日は仕事の打ち合わせが2本あったのですが、その合間を縫って、ヒロシ(小4)の夏休みの宿題<自由研究>を一緒に楽しみました。

区の教育センターが理科の自由研究で実験室を貸してくれるという情報があったので、休み前から申込んでいたのです。

「ろうそく作りをやります」と昨日連絡済みなので、実験室に入ったら既に道具や器具が用意されてて感謝!

簡単に使い方を教えてもらい、早速、ろうそく作りのスタートです。

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まず火をつけて、お湯を沸かします。(懐かしいぞ!アルコールランプ)

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お湯が沸くまで、色をつけるクレヨンを削っておきます。

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沸いたので、ろうそくの素・パラフィンを適量入れ、湯せんで溶かします。

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ガラス棒でかきまぜます。

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なかなか溶けなくてシビレを切らして、チャッカマンで直接パラフィンを溶かすヒロシ。

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ボクもまぜまぜ。なんか料理やってる気分だ。

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よーし、溶けた!

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芯を立てて、そーっと型に流し込みます。

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ひとつやっては、また新しくパラフィンを溶かします。
「パパ、疲れたよー。代わって」
「おまえの宿題だぞ、がんばれ」

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しばらくして冷えてから、型にした紙コップを破ります。こりゃ楽しいね。

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お、これもいい感じだぞ!

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6個、出来上がり〜手(チョキ)

「あー、楽しかった!」
「そうだな、結構パパもハマったぞ」

昨年は、娘のテルノ(現在、中一)と新聞作りをしたが、ろうそく作りもなかなか面白かったです。FJのワークショップ(工作教室)でも使えそうだな。

まあ、中学入ったら親とはやらないので(今年の娘は一人で卵を凍らせてレポート書いてました)、ヒロシともあと2年。来年は何やろうかなぁ。

で、またサトシ(2歳)が小学校上がるから、できるだけネタを仕込んでおこう!

小学生の子どもがいるパパの皆さん、もう自由研究は終わってますか?

posted by イクボスブログ at 17:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | My Fathering | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする