総務省が5年ごとに行っている国民調査に「社会生活基本調査」があり、男性の育児家事時間なども出ていて、FJの講演などでもよくその数値を使っていましたが、その最新版=23年度の調査結果が今週発表になりました!
イクメン効果もあってか全体的にボトムアップしていますが、県別でみてトピックスだったのは大分県の急伸です!大分県は前回18年度の調査で「6歳未満の子どもを持つ男性の育児家事時間」が36分/日で、全国ワースト1位でした
「これではまずい」ということで、知事が陣頭指揮を執り、平成22年に「新おおいた子ども・子育て応援プラン」を策定し父親支援事業を強化。FJも講演や絵本ライブ、父親向けハンドブックの作成などで協働し(3年前に講演で呼ばれたときのブログ記事『大分が来る!』)、「おおいたパパくらぶ」という地元の父親サークルも誕生するなど盛り上がりを見せていました。
そしてなんと!23年度の調査で大分県が、男性の育児家事時間が86分に伸び、全国で7位となりました
これもひとえに県庁こども子育て支援課少子化対策班の皆さんの努力の賜物と思いますが、サポートしたFathering Japanとしても結果を出せたということで、うれしい限りです
大分県の皆さん、これはスバラシイ進歩ですこの状況をキープし、さらに笑っている父親を増やし、日本一子育て満足度の高い県になるよう励んでくれることを望みます!
ちなみに今回ワースト1位になったのは、和歌山県で育児家事時間は44分。逆にベスト1位は秋田県の104分!(これもgood!)。ただ被災地3県が揃ってランクを上げたのはちょっと複雑な想いです。
さて、あなたの県は何位ですか?
こちらの総務省データMに都道府県別の調査結果の詳細あります
⇒ http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001041121&cycode=0