春は卒業の季節。僕も3年間務めた厚生労働省の事業「イクメンプロジェクト」を卒業します。
昨日はイクメンプロジェクト24年度のラスト会議があり、来年度(25年度)も厚労省ではイクメンプロジェクトの事業(男性の育児参画推進事業)が継続されることになったのですが、あえて推進チームメンバー(座長)を降りることにしました。
理由は3年間の活動でFJとリンクしながら「イクメン」のムーヴメントをなんとか創ることができたし、雑誌の編集長も「3年限界説」があるように、これからのプロジェクト事業アイデアは有能な後進が考え実行すべき、と思うからです。
突然の「辞意表明」に驚いているメンバーや事務局の方もいたけど、人心一新でプロジェクトを継続推進して欲しいです。
なぜならば日本において男性の育児はまだまだ本当の社会的定着をみてないし(地域差もある)、さらに言葉だけでなく「育MEN」の本質を広く浸透させ、最終的には日本の男性も北欧のように当たり前に育児を楽しめるようになってほしい。
そして「イクメンプロジェクト」が、いつの日か要らなくなることをゴールと捉えて、ロックし続けて欲しいと願うばかりです。(25年度の体制は4月以降に決定するらしい)
上の写真は、推進チームのコアメンバーで同志の東レ経営研究所の渥美さんと、NPO法人フローレンスの駒崎クン。二人とも2児のいる「笑っているパパ」だし、30代(駒崎君)、40代(渥美さん)、50代(僕)でこれまでやってきたように、まさに「育MEN」は世代を超えてこれからも増殖していくのだろうと思います。
「育てる男が、家族を変える。社会が動く」
3年間、一緒にプロジェクトで活動してきた皆さん、そして地方自治体でイクメンプロジェクトと協働で事業展開いただいた皆さん、本当にありがとうございました!そしてこれからも「新生イクメンプロジェクト」を、よろしくお願いします
厚労省の担当Mさんも異動。最後に記念撮影 お世話になりました!