
きょうは、小渕優子さん(内閣府特命担当大臣 少子化対策・男女共同参画)と会いました。
なぜこのような機会があったかというと、小渕大臣がその「特命」においてテーマと関連する人をゲストに呼び、「リレートーク」なる企画としてカジュアルな懇談会を今後、随時開催していくとのこと。
その第1回目として内閣府からFJにお呼びがかかったのです。
午後、内閣府で主催の「認定子ども園制度の在り方に関する検討会」に出席後、大臣室に招かれ、トークは18時スタート。
約50名の内閣府の職員やメディア関係者で大臣室は満員御礼でした。
初めての大臣室に入ると、予想外にトーク用のソファーがあったりで、いきなりリラックスできました。
「“徹子の部屋”ならぬ“優子の部屋”だ。このリレートーク、今後の人選によっては面白くなるかも」と思いました。
さて、トークは冒頭、大臣が口火を切ってくれました。
「ようこそおいでくださいました。FJさんの活動には以前から注目していましたし、きょうは安藤さんにお会いできるのを楽しみにしてました」
と、お世辞でもうれしい一言。
返すボクは、お招きのお礼を軽く述べた後、時間も少ないので軽く自己紹介をし、早速FJのミッションと活動の説明をしました。
「父親支援が少子化問題を解決する?」
というタイトルのレジュメをあらかじめ配布。
・ファザーリングとは?
・笑う父親になるためのファザーリングの極意6カ条
・父親が子育てを楽しむために母親ができること
・ワークライフバランスは、「やじろべえ」ではなく「寄せ鍋」で行こう!
などを話し、大臣からは感想やご自身の体験談などをいただきながら楽しく和やかにトークは進みました。
「内閣府に望むことはありますか?」と最後の方で訊かれたので、
「父親の働き方の見直しや育休取得の拡大が抜本的な少子化対策の一つになるはず。男性の両立支援にももっと力を入れて欲しい」
と述べました。すると大臣も、
「少子化も男女共同参画も『父親・男性』の問題が大きい。そこを改善できれば、女性だけでなく男性自身の人生の豊かさに繋がるし、社会も良くなっていく。がんばって推進していきたい」
と言ってくれたので、FJとしては心強く感じました。
その後、職員(パパ)からの質問なども出て盛り上がり、時間15分オーバーでトークは終了。お疲れ様でした。
でもボクが一番印象深かった大臣とのやりとりは、
「夫は育児をよくやってくれますが、仕事が忙しいときはやはり厳しいです。子どもが生まれて半年は夫の仕事が忙しい時期とぶつかってしまい、本当に孤独で不安でした」
と、余談でおっしゃったときで、そのとき目にうっすら涙が浮かんでいたように見えました。
そのときボクは、彼女が「小渕大臣」ではなく「小渕ママ」に見えて支えてあげたくなったし、そうした体験を経てこの要職に就かれたのであれば、市井のママやパパの気持ちを汲んでくれて、子育て世代が楽しく育児をできるような社会を築く政治をしてくれるんじゃないかと期待感を抱きました。
小渕大臣いや、小渕ママへ。
ボクには仕事や地域で150名くらいのママ友がいますが、これを機にあなたもその一人になってくれませんか?
そして、次世代のために僕らが何をできるかを一緒に考えませんか?
優しく逞しく生きるママたちの話が聴きたければ、20人や30人すぐに集めますよ。
そしてよかったらFJパパの集いにも来て、「笑っている父親たち」の存在・増殖を実感して、父親支援のサポーターになってください。
どうぞよろしくです!

「これから保育園のお迎えですよね?」
「ええ、霞が関の保育園は7時半までなんです」
「きょうは楽しかったです。また、お会いしましょう。11/6のファザーリング・フォーラムもお待ちしてます。託児付きですよ」
【関連する記事】
- Thank You!10周年フォーラム
- FJ10周年記念フォーラム、開催します!
- 待ったなし!子どもの貧困問題
- 児童福祉週間に考える「親と暮らせない子供たち」のこと
- 資生堂 イクボス企業同盟に加盟
- 実践的なイクボス指南書
- 新刊出します!『できるリーダーはなぜメールが短いのか』
- ファザーリングラジオ ON AIR!
- 謹賀新年!2015
- パパたちのロックントーク!
- 「イクボス」が『ペアレンティングアワード』を授賞!
- タイガーマスク基金が設立2周年!
- 大切な3点セット
- メディア掲載一覧を更新!
- イクボス・ロールモデルインタビュー第7弾!
- インタビューが新聞に掲載
- 東北六魂祭2014 in 山形でロック!
- イクボス・ロールモデルインタビュー開始!
- FJサイト、春リニューアル!
- 総務省でロック!
http://www.gender.go.jp/column/index.html