2008年12月26日

ゼロからみんなで考えよう!少子化問題

小渕優子少子化担当大臣が、これまでの少子化対策を抜本的に見直すため、子育て世代の外部者を交えて検討する「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」の発足を発表。

そのメンバーに任命されました。

小渕さんとは2か月前に、大臣室にて「父親支援が少子化を救う!?」というテーマでレクチャーをさせてもらい、それ以来、11月のファザーリング・フォーラムに来ていただいたり、内閣府の「認定子ども園制度のあり方に関する検討会」の委員を務めている関係で、今回の指名になったかと思います。

メンバーはボクを入れて5人。

佐藤先生とは、厚労省の「男性の仕事と育児の両立意識啓発事業委員会」で共働。松田さん(6,2歳児のパパ)とは調査事業「父親が働きやすい会社アンケート」でFJ立ち上げ時からお世話になっています。勝間さん(18,14,9歳児のママ)、宮島さん(10,7歳児のママ)とは今回初めてです。

さて昨日はPTメンバーの初顔合わせでした。

冒頭、大臣から「子育てに現実感のあるメンバーで、言いたいことを言う人たちを集めた」という「召集理由」があり(笑)、その後それぞれ軽く自己紹介。

確かに「言うことはハッキリ言う」人たち揃いで、客観的に見てこれは「少子化ゼミ」だなと。佐藤先生は「ゼミの教授」というポジションで、血気盛んなゼミ生が暴走するのを抑える役どころ、といったところでしょうか。うん、このムードならこれまでの行政委員会とはひと味違う展開が期待できるかもしれないゾ。


さてその後に大臣が、PTの基本的な狙いと「小渕ビジョン〜5つの視点」(自筆)を改めて示しました。

@家庭(結婚・出産・育児)も、仕事もあきらめない。
・誰もが希望する保育サービスを受けられるようにする
・育児休業制度を男女共にとりやすい柔軟なものにする
・働き方を見直す(ワーク・ライフ・バランス)

A妊娠・出産・育児の不安を払拭したい。
・妊娠や出産に費用がかからないようにする
・安心してお産のできる保健医療体制を確保する
・小児科医療体制の整備とあわせて医療費負担の軽減を目指す
・児童手当など子育てへの経済的支援の充実を目指す

B誰もが安心して教育を受けられるようにしたい。
・幼児期の教育や保育の無償化を目指す
・教育費の負担を軽減する

C弱い立場や困っている子ども達を健やかに育てたい。
・ひとり親家庭等の自立を支援する
・ライフステージを通じて障がい児が安心して暮らせるようにする
・子どもの虐待をなくす

D家族や地域の力を生かしたい。
・家族や地域の子育ての力を応援する
・子どもをもつ家庭が暮らしやすい環境をつくる

以上ですが、小渕さんが一人のママとして、またこれまでの大臣の仕事や活動から感じたことを基に起草したそうで、実感が伝わりました。特に視察時に出会った「泣きながら育児の不安や孤独感を語る母親たちの姿」に「子育てを喜び楽しめないこの国はおかしい」と痛感し、PTの立ち上げを決意したそうです(←小渕ママのロック雷)。


今後PTでは、この小渕ビジョンを基軸に、各テーマ毎に話し合っていきます。そして約半年後に具体策をまとめ提案していくことになります。(政局次第でどうなるのかという不安はありますが、現時点では不明なので行けるところまで行くみたいですね)

PTの検討結果を、09年に改訂する「少子化対策大綱」に反映させる意向はあるようですが、PTでまとまったもの(成果)をどんな形にし、別にどうアウトプットするのかはまだ決まっていません。ボクとしては、よくある陳情スタイル(総理に手に渡す)とかだけではツマラナイなあと思います。

「クールビズのような分かりやすい運動として盛り上げたい」と、勝間和代さんもMTGで言ってましたが、ボクも同感で、眉間にシワ寄せて「少子化問題をなんとかしなくては!」ではなく、なんかこう、「子どもたちの未来や豊かな共生社会のあり方を考えて行動する大人がいまカッコイイ」というようなムードを作り、環境問題のようにスマートかつフレッシュに少子化問題を伝え、ひとりひとりが楽しく実践できる方法論を提案していきたいと考えています。(←ファザーリングと同様です)

日本の現状を考えると、次世代育成に重点を置く思い切った家族政策がそろそろ必要ですが、国からのトップダウン(お上意識)だけでは社会は変わりません。

子どもがいる人・いない人、育児真っ最中の人・終わった人などに関わらず多くの人が「当事者意識」をまず持つ。そして「変えたい」ことがあれば、「私はどうしたいのか?」を考え、できることから一つずつ実践すること。それが「大きな問題」を解決する第一歩です。

つまり少子化問題は、国の問題である前に「自分問題」なのです。

当プロジェクトはせっかくのチャンス。
FJの活動とも同期しているのでボクも自分問題として主体的に楽しく関わっていきたいです。まあ、小渕ママのバンドにギターで雇われたようなものなので、グルーヴ感のいい音を出したいと思っていまするんるん

早速MTGでは、
「PTは閉じられた印象を与えたくない」
「会合場所は霞ヶ関ばかりでなく、もっと外に出るべし」
と伝えました。

まだ決まっていませんが、できれば大学や保育園などでもステージを設け、一般の皆さんにも参加・議論(=ロック)いただけるような場づくりをしていきたいと考えています。

今後の小渕バンドの動向にご注目ください!

★少子化対策プロジェクト今後の予定
1月20日(火) 準備会合→記者会見
2月10日(火) 第1回公式会合

posted by イクボスブログ at 23:16| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本年中はお世話になりました。

幸多き一年となりますよう。m(^ー^)m
Posted by ○サン@山都町 at 2008年12月31日 13:15
安藤さん、ごきげんよう!

強烈なサウンドが聞こえてきそうなメンバーですね。

是非ステージに上がってみたいものです♪

スマート且つフレッシュに・・・!期待しています。
Posted by いとう かづえ at 2009年01月05日 14:51
ノリのいかしたグルーヴで
僕らの腰を振らせてください!

客席を煽るノリでお願いします!
Posted by くるしま at 2009年01月05日 18:27
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「小渕ビジョン」と「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」
Excerpt: 12月24日の大臣記者会見の中で、小渕優子大臣(少子化対策担当大臣・男女共同参画担当大臣)が、「小渕ビジョン」と「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」について、話をしています。「小渕ビジョン」..
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Tracked: 2008-12-29 10:42

大家族化への道〜少子高齢化対策
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