2009年02月18日

シナリオライター事始め

一昨日は福島県いわき市で、ワーク・ライフ・バランスセミナーがありました。

第1部は「WLBによる職場活性化で不況を突破する!」と題して、お馴染み、富士通総研主任研究員の渥美由喜さんがロジカル&シャープ&ユーモアに講演。

そして第2部で渥美さんとボクの対談が企画されてたのですが、実は昨年末に主催者である、いわき市男女共生センターさんから、

「WLBセミナーも全国でいろいろやってる。もう講演と対談ではツマラナイ。何か変わったことがやりたい。安藤さん、お任せするので考えてくれませんか?」

というオーダーが来てたのです。(変わってるんだよね、ここの行政。でもボクと周波数が妙に合うんです^^;)

「変わったことねえ。まあボクも少し飽きてるからなぁ…そうだ!WLBをテーマにした寸劇でもやりませんか?」

と、ボクも調子に乗ってつい言ってしまった。

「安藤さんが演じるのですか?」

「いえいえ、地元の劇団とかありませんか?」

「当たってみますが、脚本は安藤さんが書いてくれるんですよね?」

「え!?まあ、じゃぁ正月休みにちょっと書いてみますよ^^;」

というわけで、お屠蘇を飲みながらノリ一発で書いたシナリオが通ってしまい、実行することに。

劇は、地元で活動するコント集団稲庭うどんが演じてくれることになったのでした。

そして本番、セミナーの1部と2部の幕間に時間(15分)をもらって、

「サービス残業の果てに…」

というタイトルのWLBホラー劇を上演したのです。

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舞台は東北地方のとある町の中小企業。主人公37歳の営業マン(妻と娘の3人暮らし)が残業しているところに、コバンザメ部長がやってきて、無理な仕事を押し付けるシーン。

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その頃、家では妻と小学生の娘が寂しく食事中。
「パパ、きょうも遅いね」

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明日は娘のバースデーだから家族揃って外食の約束。でもパパから「ごめん、明日も残業で無理だ」との電話が入り、娘は憤慨して部屋に閉じこもってしまう。

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深夜に帰宅して妻に言い訳するパパ。
「少しは娘の気持ちを考えなさいよ!」
「仕方ないだろ!いまは不景気で帰れないんだよ!みんなそうだんだよ!!」

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長時間残業、休日出勤、そして接待の連続…ついに主人公のパパは、クモ膜下出血で倒れ、帰らぬ人に。

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クライマックス。
葬儀でお悔やみを言いに来た部長に、「夫を返してください!」と詰め寄る妻。父親の遺体にすがりつき、「パパの嘘つき!来年の誕生日は一緒に食事するって約束したのに…」(会場は涙&涙)

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ラストシーン。
「帰って来たヨッパライ」よろしく、ムクッと起き上った主人公(遺体)がこう静かに言って、劇は終わる。


「勤労は美徳と言われますが、働き過ぎは身を滅ぼし、家庭をメチャクチャにします。『働き方の見直し』が叫ばれていますが、WLBは会社のトップダウンだけではなかなかうまくいきません。私たちひとりひとりが意識を、ライフスタイルを変えていく覚悟を持つことが重要です。 不況の今だからこそ、人の暮らしにとって、企業にとって、社会にとって何が大切かを考え、社長も、部長も、家族も、そして自分自身もワークライフバランスについて考え、豊かな人生を送れるよう実践していきましょう」(終わり)


終了後、たくさんの拍手をいただきました手(チョキ)

今回のセミナーは平日開催だったので、受講者は企業の人事の方などもいらしたようで、寸劇を見ながらいろいろ思うところがあったのではないでしょうか?

仕事人間の男性が上司に言われるがままサービス残業を繰り返し、その果てに過労死してしまうという暗く重いストーリーでしたが、稲庭うどんの軽妙な演技とギャグが笑いを誘い救われる一方、その逆の怖さやWLBの本質について劇を通してさりげなく、でも力強くメッセージできたような気がします(ロック!)。

ありがとう!稲庭うどん。

さてこの、笑いあり、涙あり、ThinkありのWLB寸劇「サービス残業の果てに…」を、

「うちのセミナーでも上演してみたい!」

という自治体や企業の方がいらしたら、脚本をお貸しします。

どうぞご連絡ください!


posted by イクボスブログ at 22:46| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー・イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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