2009年04月05日

父親たちのロックン・ウォーク

FJデモウォークVol.1が終了しました。

心配してた天候も回復し、絶好のデモ日和晴れ。東京の桜も満開でした。

参加人数は、子どもも入れると総勢約80名。待機児や保育園児、小学生を持つパパ・ママはもちろん、出産を来月に控えた夫婦や、新婚カップル、独身男性、大学生や高校生も!

そんなメンバーで隊列を組み、30分くらいかけて渋谷の町を練り歩きました。

感想から言えば、超面白かった!
参加してくれた人や、子どもたちもきっといい経験になったんじゃないかな?終わった後のビールビールも美味しかったしね!

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午前10時。集合場所の宮下公園に続々と参加者が集まってきます。

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膨らませた風船に絵を描いたり、思い思いのメッセージをプラカードに書いたりして準備中〜。

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待機児童を2人抱えるパパが、デモの趣旨説明とコース、行進の際の注意事項を全員にアナウンス演劇 Walk this way!

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そろそろ出発しま〜す!みんな元気に楽しく行こうぜexclamation

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先頭は横断幕チーム手(チョキ)

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続いて、ベビーカーとキッズたちが続きます。大人も子どもも今日初めて会った人が多かったみたい。でもすぐ仲良くなってました。

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渋谷署の皆さん!警護&交通誘導ありがとうございます!!

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いよいよストリートに。さあ、声出していくぜー演劇

「保育園を増やせー!」
「子どもたちの保育の質をあげろー!」
「国は子育て支援のもっと力を入れろー!」


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タワレコ前を通過。

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なんだ、なんだ!?通行人も立ち止まってデモを傍観。

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関心高いのはファミリー層だけかと思いきや、若い人たちも結構注目してくれてました。デモが珍しいだけかな?フランスじゃ、高校生が当り前にデモやってるけどね。

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メディア取材も多数映画

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デモ隊は、メインステージの渋谷駅ハチ公前交差点で一層盛り上がり左折→ガード&明治通りを渡り→宮益坂を上り246へ。

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そろそろゴール「こどもの城」が見えてきた!

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参加してくれた皆さん、ありがとう!子どもたちも、よくがんばったね。みんなの勇気に感謝します。
じゃあ、最後はみんな揃って、青山から永田町に「声」を届けよう!

「待機児童をなくせー!演劇


さて、今回のデモウォークのテーマ「保育園待機児童問題」は、東京、横浜、川崎など都市圏の課題でした。

そもそも待機児童など存在しない地方の方や、はなから「子どもは家で母親がみるもの」と決めつけている人には、このデモはまったく意味が分からないアクションに観えたかもしれません。

現に、行進中にボクは声を上げながら道行く人々の反応や表情を注視していたのですが、笑顔で好意的に受け止めてくれる人(外国人は手を振って応援してくれた)もいる反面、

@「俺んちには関係ない」とチラ見してデパートに急ぐ子連れの父親(たぶん土日だけ父親やってるタイプ)

A「保育園なんて子どもが可哀相」と眉をひそめるご婦人(たぶん一世代前に子育てしてた母親)

B「チッ、忙しいのによ」と迷惑そうに顔をしかめる営業車のドライバー


などもチラホラ見られました。そういう感じの人には…

@については、「父親ならもっと社会に関心持てよ。自分ちの子だけが幸せならいいっていう世界はないんじゃないか?きみだっていまは大企業勤務で収入も安定してるだろうけど、いつリストラに遭うかはわからないはず。そうなればすぐ保育所が必要になるんだぜ」

Aは、「あなたの時代の子育て環境といまは違いますよ。今や共働き世帯は50%を超えました。出産しても育児しながら仕事を続けたい女性も確実に増えている。父親だって育児をやりたい人はたくさんいる。自分たちの子育て観や男女の役割感を押し付けて、いまの母親たちにプレッシャーかけたり、父親の子育てする権利を奪うのはやめてください」

Bには、「あんたの会社の未来のユーザーのためにやってんだからチョットのあいだ我慢してね。少子化が進んだら、売上も細って困るでしょ?」

と、心の中で一応軽く答えておきました。

まあいろいろな考え方・価値観があっていいとは思いますが、僕らは決して、親の義務を放棄し、育児を保育園に押し付けて仕事にかまけているわけではない。育児と仕事を両立させる中で、どっちも楽しく、家族や仲間とハッピーに暮らしたいと思っているだけだ。

けれども子どもの保育先がなくて就労できない、求職活動すらできない母親や、リストラされて職がなくなり認可保育所を退園しなくてはならない、あるいは育児を一人で賄うために就職もままならないひとり親家庭の父親もボクらの周囲には多数いるのだ、ということを世間に知って欲しくて今回アクションしたのです。

解決法も分かりやすいだろうから、シュプレヒコールでは「保育園を増やせー!」って叫んでましたけど、本来は「保育所増設」だけでなく「グループ保育」や「保育ママ」(ところで保育パパって何でないんだ?)など、多様な保育の受け皿を、多様な子どもたちのために社会が手厚く用意すべきで、そのどれもがきちんとした「質」を保っていることが大前提。

そして親の就労の有無に関わらず、子の月齢や個人差を元に選択でき、しかもコストは個人の持ち出しが増えないよう行政が多くは賄うことを求めたいですね(そういう次世代育成のメタな仕組みが出来るなら、税金負担が増えてもボクは構いません)。


またもっと言えば、先日の待機児童問題を考えるフォーラムでもありましたが、コトは「待機児童問題」だけではないのです。

現在、子どもが生まれ育つ環境にとって好ましくない情況を生んでいる要因は、「家族政策への国や自治体の財源配分が少ない」だけでなく、身の回りやボクらの意識の中にこそ、実はたくさんあるのです。

・慢性化する長時間労働
・いまだ残る男女の役割分業意識(父親の育児への無関心)
・進む格差社会(親の経済格差=子どもの希望格差)
・若者および子育て世代の雇用問題
・地域社会の崩壊

いったいこれらの課題について皆さんは、どんな問題意識をお持ちですか?

FJとしてもこれらのテーマに対して、各種事業を展開していきていますが、まだまだこれからです。

でも今日、生まれて初めてデモやって楽しかったし(病みつきになりそう^^;)、これで「何か」が変わるなら、上記テーマに関するデモウォークしてもいいかな?パンチ

ウォークVol.2のときは、一緒にロックしませんか?お父さんたち!


★きょうのFJデモウォーク メディア報道実績

・NHK「父親たち 待機児童解消を訴える」

・日本テレビ 「待機児童問題 解決訴えベビーカーで行進」

・毎日新聞 「待機児童デモ:保育所拡充求め親子80名 東京・渋谷」

・朝日新聞 「『保育園を増やせー!』ママやパパ、渋谷でベビーカーデモ

・東京新聞 「五輪より保育園を!父親らが渋谷でデモ 待機児童ゼロを訴える」

・読売新聞 「『待機児童』解消を訴え、親子80人が東京・渋谷でデモ」



posted by イクボスブログ at 23:58| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(2) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
FJ第1回デモウォーク、お疲れ様でした!
昨夜はNHKで、今朝は日テレ?でバッチリ
参加した方々の勇姿を拝見できました。

正に当事者である子ども達もシッカリ参加し、鳴り物やきれいな風船の中、それぞれのアピールが出来ましたよね〜安藤パパも長男さん?と手を繋ぎ歩いている姿やインタビューが自然体でとても゚+。(σ゚∀゚σ)⌒Nice♪

自分が学生だった頃はまだ学生運動の名残が少しありました。年の離れた兄の周りの空気からも感じるものがありました。
が、自分がデモ行進したのは、勤めてからの
メイ・デイに動員で何度か参加しただけす。

それ以外で仲間で街を練り歩いたのは高校の
文化祭でのクラス対抗仮装行列!一週間くらいかけて、放課後夜遅くまで、男子は山車を女子は衣装や小道具を熱く作りました。

文化祭のフィナーレ、フォークダンス(笑)の後はあんなに一生懸命作った山車や道具を一気にオシャカに・・・ちゃんと燃え尽きて次に向かうという美学!ハハハ。

話がズレてすみません。
私は結婚と同時に仕事も辞め、全く親戚、友人・知人もいない土地に来て、夫婦だけで家庭生活を始めました。

自分としては、その状態に問題を感じることはありませんでした。実家と遠くはなれ、夫婦で力を合わせてやっていくしかないと思っていたこともあるかも知れません。

社宅住まいだったことで、周りに似たような若い家族が多く、子どもが生まれてからも互いに育児の情報交換をしたり、用事のある時は子どもを預けあったり、愚痴や悩みを聞きあったり出来たことが本当に有難かったこと
と今、振り返っても思います。

(社宅を出てからは子育てを終えた世代の方に囲まれた中で、自分達は学童期の三人の息子を育てられ、折に触れ、励まされました。 おいたをしても「子ども時代にはあることだよ」と、受け止めてくれたり。)

やはり、自分達だけではやっていけない。
周囲の人の支えがあればこそ。 
助け合わなくっちゃ!それが出来る関係を築かなくちゃ!多少行き違いがあっても。

その頃は私の夫も、ご多聞に漏れず、帰宅が10時11時と遅く「こんなに愛しい我が子の傍にいられる時間が少なくて新米パパはちょっと寂しいかなぁ〜」とも思いましたし、「ま、余り積極的な育児家事参加はないけれど、私の心をしっかり支えてくれてるから良しとしょう」と。

が、2二人目3人目となると、夫に求めるものも変化し(笑)、例えば、1人目では出来なかった「うんちオムツの交換」も出来るように。「1人目からいろいろ教育しておけば良かったかなー」

FJの活動にとても惹かれ、絶対いい!と思う原点はここにあるかも。
そして個人の努力だけでは埋め合わせできない、社会の仕組みを変えなくてはいけないことがあるから。



結婚後も仕事を続けるという選択をしていたらどうだっただろう・・・と思います。
来年は大学生を3人抱えるかもしれない家計を考えると24年前に戻って「その選択、ちょっと待った!」と言いたいかも。

保育所探し、日々の送り迎え、病気やケガをした時のハラハラ。
自分の仕事に誇りを感じつつも、家庭生活との両立にたくさんストレスを抱えていたかも知れません。

また、仕事をしていなくても、密室育児とならないために保育の場を必要とするパパママもいるかとも思います。

今子育て中のパパママは以前よりストレスが
多い環境でしょう。

そう思わせてしまう要因を先輩である私達は責任を感じてよい方向に改善していかなければいけませんね。
本気になって皆の力を合わせれば、出来ることが少なくないと思います。

日本の、子どもを取り巻く状況はかなり以前からまずい状況になっています。
色々な問題をそれぞれの所から声をあげ、行動していきましょうね。

支離滅裂でスミマセン。





Posted by そうともゆう at 2009年04月06日 11:09
はじめまして。
大阪で子育てアドバイザーをしている兼業主夫です。
2児のパパで、2人の娘は保育園児。
下の娘は1歳ですが、去年なんとか入園できました。

待機児童問題は私にとっても人ごとではありません。
2月半ばに決定通知が来るまで、どれほどドキドキしたことか…
記事の写真でもありましたが、ほんと、宝くじじゃないんだから(^^;)

FJと安藤さんの活動にはずっと注目させていただいています。
パパ検は大阪会場で受験しました。楽しかった〜w
そして、定額給付金の一部は、フレンチトースト基金に寄付します。

これからも自分で出来ることを考えて行動していきます。
そして、FJと安藤さんにも注目してます!

Posted by 田和憲太郎 at 2009年04月07日 05:32
待機児童をなくそう会の代表をしているものです。
私たちは昨年、行政を相手に議会へ陳情、署名を行ったものです。
ブログ等拝見させていただきました!
今後ともよろしくお願いします。
Posted by 保育園に入りたい〜待機児童をなくそう会 at 2009年04月07日 09:55
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