新著が発売になりました。
★Fatherin Japan公式テキスト
『パパルール〜あなたの家族を101倍ハッピーにする本』(合同出版)
FJの理事で、ボクと同じ3児のパパである小崎恭弘との共著です(制作は1年以上かかりました)
この本には父親が育児を楽しむためのヒントが101書かれています(おまけも一つアリ)。例えば…
・つわりに動じない
・母子手帳を読破する
・立ち会い出産で感動する
・自分でこっそり「パパ」とつぶやく
・パパ一人でお風呂に入れる
・「パパ、キライ!」にめげない
・もので釣らない
・運動会のライブ感を楽しむ
・子どものために貯金する
・仕事のことを語る
・わが家のおまじないを作る
・「まかせて」といえる分野をつくる
・ママに弱音を吐く
・ママの夢を応援する
・家族の予定をスケジュール帳に書き込む
・地域の人とつながって、セーフティネットを作る
・パパ友を作る
・職場で子育ての話をする
・仕事に穴をあけることを恐れない
・飲んだ後のラーメンをやめる
・育児休暇は、人生のターニングポイントだ
・2枚目の名刺を作る
・料理なんかを始めてみる
・過労死しない
などなど。
コンセプトは「現役パパによる、パパのための本」なので、小崎パパとボクで分担して、あるいは一緒に、子育て経験(失敗多し)を基に書きました。
「FJ公式テキスト」と銘打ってますが小難しい学術書ではないし、イラストも入れてあるので、わかりやすく、楽しく読めると思います。
タイトルも『パパルール』ですが、「ルール=規則」という厳しいものではなく、パパを楽しむための心構え(バッティングフォームの基本)程度に捉えていただければと思います。
パパが子育ての最中に困ったり悩んだり、あるいは妻(ママ)との関係で疲れた時に、こっそり読んでもらえればうれしいです。
以下は、本の「まえがき」からの抜粋です。
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この本の共同執筆者である小崎パパとは、3年前に私がFJの構想を練っているときに、ある子育て支援のセミナーで出会いました。
「こんなこと考えてるんだけど、どうかな?」
そう訊く私に、「ビンゴやぁ〜!!」と関西弁で吠えた3児の父親の小崎パパは、いまFJの理事です。お互い生まれ育った環境も、子どもの年齢も、いま住んでいる地域も、妻の好みも違いますが、「父親は楽しい」という想いは一致していました。
そして関東では私が、関西では小崎パパが「この指とまれ〜!」をしたら、たくさんの父親たちがFJという「広場」に集まってきたのです。
そう、現在FJで行っている各種事業は、そのパパ会員たちがそれぞれのスキルや情報、ネットワークを駆使して実践しているものなのです。
私たちFJの合言葉は「笑っている父親が社会を変える!」。
自分の子どもだけが幸せなんていう社会はない。自分の子を幸せにしたいなら地域の子、日本中の子がハッピーになることを目指そうよ、と私はFJパパたちに伝えています。
それは家の中だけの「いいパパ」を演じるのではなく、それぞれの地域やそれぞれの職場で「パパ力(ぢから)」を発揮し、子どもも大人もすべての多様な人が生きやすい社会にそこを変えていくことです。
日本ではまだまだ父親が育児をすることに対して「特別視」する向きがあります。そうではなくて、父親も自然に、自由に育児ができる社会にムードを変えていくこと。
その空気を醸成していくことがFJのミッションであり、笑顔のパパが増えることで世の中が明るくなり、かわいい子どもたちが未来に希望を持てるようになることこそが、現役パパとして育児を楽しむ私たちの願いでもあります。
そんな思いを込めて、この本を書きました。
父親の育児はもはや社会的ムーヴメントです。それに乗り遅れないよう、あなたもこの本に書かれていることをちょっとだけ参考にし、自分の頭で考えて、楽しく子育てを実践してもらえれば幸いです。(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事、安藤哲也)
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『パパルール〜あなたの家族を101倍ハッピーにする本』は、
全国の書店で今週から発売。(店頭にない場合はこちらの注文書を印刷し、書店へ)
また、アマゾン、楽天ブックスなどでもお買い求めください。
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なんだか目頭が熱くなってしまいました。
さて,自分はどこまでできてるかな・・・?
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共著の小崎恭弘(FJ理事)のインタビューが掲載されました!