今期は8名とややこじんまりですが、受講生には現役パパやビギナーパパ、プレパパ、独身男性、そしてなんと女子大生(!)という多彩な顔ぶれです。
まずは長髪の校長から開講の挨拶。「父親学校(FS)は楽しくてロックな場所です。ここで学べば、もっとパパを楽しめますよ!」
続いて、基調講演は小渕優子さん。国会会期中ですが本会議を終えて駆けつけてくれました。
講演のテーマは「少子化問題とこれからの父親」。さすがにタイムキープきっちり。論旨も明快でした。
そして、小渕ママと安藤パパ(ボク)の、ぶっちゃけトークセッション。
話題は、臨月で迎えた総選挙のことや第2子出産の話、小渕家の子育て・パパの関わりについてなど。
またちょっと前の与党時代に野党が牛歩戦術で深夜国会になったとき、子どもを国会まで連れてきたというエピソードなども聴け、子育てしながら働くことは議員だってわれわれと同様に大変なんだということがよく分かりました。若いパパママ議員が増えれば、そのうち国会内に託児所ができたりして。
でも小渕ママ、大臣のときよりなんか饒舌になったなあ。
休憩を挟んで、駆けつけてくれた第1期生のOBパパたちから第2期生に応援メッセージ。皆さん、スクールの面白さを語ってくれました。
「1期終了後に、子どもが生まれたました!」と報告したパパには会場から温かい拍手が。
でもボクが一番印象深かったのは、小学生の子がいるOBパパが、
「スクール受けて一番良かったなあと思うのは、受講後に近所の子どもに自然と声がかけられるようになったことです」と言ってくれたこと

「地域でも父親を楽しもう!」というファザーリングの極意が届いていたようです^^
そして、いつもタメになる東先生によるワークライフバランスの授業を受講→その後は恒例、放課後タイムの懇親会でした

そう、今期受講生の中に、うちのサトシと同じ保育園のパパ(双子の1歳児がいる)がいます。
で、今朝も園でバッタリ。
「昨日はどうもー。どうでしたか?」
「いやあ、楽しかったです^^/」
「そいつはよかった。次回は元男性保育士の話だから、タメになりますよ」
「そうですか。来週も楽しみですねー」
「おや、お子さん。どうしたの?」(←朝なのに帰り支度をしていた)
「いや、今朝からひとりが熱出しちゃって・・。来たんですが、やっぱり熱高いので連れて帰ります」
「仕事、休めるの?」
「ええ、急きょ休むことにしました」
「えらいねー。早速、スクールの効果かな」
「そうですね。もうスイッチ入っちゃったかも。しばらく育児にどっぷり浸かってみようかと思ってます。じゃあ、帰って子どもを寝かすので失礼します!」
こんな会話でした。
きっとあのパパ、今ごろ子どもと添い寝して子守唄(ララバイ)を歌ってるんだろうな


今期もFスクールでは、どんどん意識が高まって父親OSがヴァージョンアップしていくパパたちの姿が、また見られそうです。
ファザーリング・スクール第2期は、3/18まで毎週木曜日の夜に東京・八丁堀の京華スクエア・ハイテクセンターで開講中。
毎回、スポット受講も可能ですので、ご興味ある方はパパに限らず、どうぞお申込みください。お待ちしてます

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先日(1/23)地方での講演会に参加させていただいたものです。
当日は、お忙しい中、また遠いところお越しいただきありがとうございました。安藤さんのことは、以前からご活躍の様子を各種メディアで拝見しており、私の地元にお越しいただけると知って、とてもうれしく、また楽しみにしておりました。
仕事柄、子育て支援や男女共同参画について非常に興味があり、安藤さんのお話をとても楽しんで、そして身につまされながら拝聴しました。
地方では、高齢化によって地域コミュニティが崩壊しつつあります。若い人はどんどん、都心へ流れて高齢化が進み、自治会の運営すらままならないような状況が目の前に迫っています。「地域の子育て力」も然り。地方では自分の実家が頼れたりするので、親同士の助け合いというのが、都心ほど多くないように感じます。
自分や、パートナーの親を頼れるばっかりに、「夫婦で協力して子育てする」という意識が夫のほうに薄いように感じます。いわゆる「圏外パパ」がゴロゴロ転がっています。
会場では、夫婦で来てお互い顔を見合わせ、笑い合いながら、受講されている姿もあり、「あぁ、まだ地方も捨てたものではないな」とうれしく思いました。
しかし、会場でもお話されていたように、会場に来ているパパさんたちは、実際の育児へのかかわり度が低いとしても、まだ、アンテナが立っているから救われます。しかし、アンテナすら立っていない「圏外」の人たちに、いかに情報をキャッチさせるのかが、大きな課題と感じています。
今日、講演会に参加された男性(プレパパ)とお会いする機会があり、お話を伺ったところ、「あれから嫁から、あれやって、これやってと、顎で使われているよ(笑)」と楽しそうに話していました。今までは、家事は女性の領分と思い、どう手を出していいのかわからなかったけど、一緒に話を聞いて、嫁のほうの意識も変わり、そのおかげで自分も動けるようになり、いいコミュニケーションが取れるようになったと喜んでいらっしゃいました。彼に子供が生まれたら、きっと2人で楽しく育児するだろう様子が想像できました。
私自身、2児の母であり、フルタイムの正社員として働き続けていますので、「あぁ、もっと夫に頼ってしまえばいいんだ」とわかり、気が楽になりました。
というのも、夫は、料理が苦手なので、つい自分ががんばりすぎて、残業の日は朝、5時に起きて夕食の用意までして出かけていました。残業が続けば夜中に帰宅して、朝食の準備をし、翌日の夕食の材料を刻むなどの下ごしらえをし、翌朝、また5時台に起床して・・・ という日が続き、非常にしんどい思いをしていました。
講演会以降、また仕事が忙しくなり、残業の日々が続いていますが、このところは、ある程度は自分が手を抜くようになりました。すると、夫は苦手なりになんとか子どもたちに夕食を作るようになったのです!!
残念ながら、講演会には1人で参加しましたが、母親が変われば、父親も変わるものです。
私たちの子育ては、まだまだこれからですし、地方における子育て支援の課題も山積していますので、微力ながらすこしづつでも、変わっていくよう、日々の仕事に打ち込めたら。そんな決意を新たにしました。
長々と、失礼しました。
安藤さんの今後のますますのご活躍を心からお祈りしています。
また、こちらへお越しになられる日を心待ちにしています。機会があれば、パパ’s絵本プロジェクトの読み聞かせもぜひ参加してみたいと思っています。
鹿児島にいるので東京のスクールに参加出来ず残念ですが、川崎市にいる独身の息子に次回は勧めようかなと思いました
現在、高校と中学の娘達と父親の関係で、困ってますよ
そのくらいの年代の子供を持つパパの学校もあったら良いのになー。
というか、子供が小さい頃にファザーリングスクールに出会ったら思春期の関わり方も違ったかもしれませんね
母親はPTAの講演会等で色々学ぶ機会がありますが、父親はなかなか無いので、意見が合いません。
子育ては子供に要求するばかりじゃなくて親も一緒に学ばなきゃね
http://twitter.com/narisawa27/status/8655515080 トニーブレアみたいに、区長も育休をとってくれたらいいなぁ、と思いませんか?
制度的には、そもそもないらしいのですが、何かシンボリックにでも、アクションしてくれるといいなぁ。
ぜひ、ファーザリングジャパンでも、機会があれば、区長を巻き込んだ活動を展開してみて下さい。