どちらもニュータウンです。
駅を降りると、いかにも都市開発な光景。
ごちゃごちゃした町(オールドタウン)が好きなボクとしては「ここには住めないなあ」と思っちゃいました。でもここにも子育て中の家庭は、たくさんあるんだよね。
さて、午前中のイベントは「おやじサミット」。
地域の小学校、中学校、幼稚園で出来た「おやじの会」(パパネットワーク)の支援を行政がやっていて、今回は2年目。市内からたくさんの父親たちが集まってきました(母親や教員も数名いました)。
まずは、1年前に出来たある小学校のおやじの会の会長パパが、その活動を事例報告。キャンプや学校内の各種イベントで汗を流すパパたちの姿がそこにありました(彼はよくFJの活動もチェックしてくれてるようです)。
次に、ボクの基調講演が1時間。マイエリアでの自分自身の地域活動やパパ友づくりの効用、そしてファザーリングについて語りました。
その後、4班に分かれて交流ワーク。
「おやじの会」活性プランや、父親が地域に関わることの意味、子育ての悩みなどを話し合い、マインドマップのように模造紙にさまざまなキーワードが書かれていました。
皆さん、真剣に、本音で語り合っていたから、いろいろ気づきがあったんじゃないでしょうか?
新しい町は歴史も浅く、住民のネットワークも出来づらいので、コミュニティの基盤を作るために、意識的にこのように行政が仕掛けていくことが効果的かもしれないと感じました。
また学校PTA活動などでも「パパの出番」を増やしていき、父親たちを巻き込んでいかないと、地域が活性化しないし、結果、子育てが家の中で孤立化しやすくなるんじゃないかな。
なので今後も増えるであろう、東京や大阪など首都圏近郊で暮らすニュータウンパパたちの動向に注目したいと思います(でも彼ら、通勤時間も長いんだよねえ)。
「住民から、市民へ」。
誰かが交流会で言ってた、この言葉がキーかな。
FJでも、ファザーリングの極意として、
「パパも地域活動に積極的にコミットして、シチズンシップを獲得しよう!」と言ってますよ。
Come On! ニュータウンパパ!!
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