昨日は、娘テルノの中学入学式でした。
4月だというにのまだ肌寒い気候の中、朝二人で「何組かな〜?」などと話しながら学校へ向かいました(妻はサトシを保育園に送った後に合流)。
娘は心待ちにしていたようです。不安もあるだろうし、新しい制服はまだちょっと大きいけど、中学という未知なる世界へ行く喜びが表情から溢れていました。
そう、ボクもきょうから中学生の親です。きっと小学校とは違う展開が待っているのでしょう。中学でもいろいろ活動して勉強したいし、地域のナイスなパパ友に出会えるといいです。
学校の玄関で娘と別れ(娘は決定したクラス教室へ)、ボクは校庭を通って会場の体育館へ。
既にたくさんの保護者が来てる。えーっと、父親の出席率はだいたい4割か。うーん、やっぱり卒業式より少ないなー。
玄関でもらった書類の中に学校の「年間行事表」を発見
さっそく、マイ手帳に保護者会や授業参観などの予定を書き込む。
これが、ファザーリング流ワークライフバランスの基本です。
式は粛々と進み、約1時間で終了しました。
先日の卒業式では号泣してしまいましたが^^;、今日は終始笑顔で(余裕で)娘や子どもたちの姿を見届けることができました。
そしてその後は、保護者だけ残って担任教諭の紹介が。
娘のクラス担任は社会の先生かー。自分が中学の時、社会の先生に対してはいいイメージがあるので「良かった」と思う。社会の先生って、話が面白いんだよね。歳はボクと同じくらいかな?
それからPTAからの説明会。会費納入の仕方や諸々の連絡事項。主要行事の確認など。
で、ここからが本番。
本年度の クラス役員決め が、待っていたのだ。
まず本部役員さんが、各委員会の内容(手間の度合い)と必要人数などを説明。
「では立候補でお願いします。どなたかやっていただけませんか!?」
「シーーーン」
「PTAは皆さんのご協力がないと成り立ちません。ぜひ積極的にお願いします!!」
「シーーーン」
やれやれ、いつもの光景だ。
そりゃ、いろいろ仕事や家庭の事情もあるだろう。でも本部役員さんも言ってるように、委員の役割を担うと「学校のことがよく分かるように」なるし、先生とも仲良くなるし、学校にも愛着湧くし、パパ友だって出来やすいんだよね。
小学校のPTA経験でそれが分かってるから、速攻で手を挙げたいところなのですが、すでに22年度もFJの地方出張などが目白押しで土日は東京にいないことが多い。
なので安易に引き受けてしまうと逆に迷惑がかかるし、小学校も継続で特別委員やってるし、サトシ(2歳)もまだ手がかかるので、妻からは「なるべく家にいて欲しい。くれぐれも安請け合いしないように!」と釘をさされていたのです。
「どなたかいませんか!?」
本部役員さんの声が虚しく体育館に響く。。
やっとパラパラと「これならできそうなので…」と手を挙げる人が出始めた。広報委員はあるパパが引き受けることに。えらいぞー。
「○○さんが広報委員を引き受けていただけることになりました!」
パチパチと拍手がわく。本部役員さんも、うれしそうだ^^;
でもまだ、クラス委員(副)と指名委員の枠が決まらない。
時間はもうすぐ12時を回ろうとしている。これが決まらないと、子どもらとの記念撮影もできないし(←うまく流れ作ってるね)、帰れないのだ。
「どなたかお願いしますっ!!!」
本部役員さんのガマンも限界だ。
でも多くの母親たちは目を伏せ、頑なに身を縮めている。
少数残っている父親たちは「オレ、関係ないし」みたいな顔だ。
そんな神経戦に耐えられなくなってきたボクは、同様にシビレを切らしている妻に、「指名委員ならそれほど忙しくなさそうだから、やってもいいかい?」と尋ねた。
「仕方ないわね、これじゃ。 いいわよ」
「ハイやります!指名委員!!」
その後、クラス委員(副)も決まり(同じ小学校出身で仲の良いママがやはりシビレを切らして挙手した)、やっとのことで記念撮影が出来たのでした。
帰り際に、
「安藤さんって、K小の会長さんでしたよね!じゃあ、来年はぜひ本部で!!」
本部役員さんの情熱は、尽きないのです。
こうして、ボク(安藤パパ)の中学パパライフが始まりました。
これからどんなステージが待ってるか!?期待140%です。
父親であることを、中学でも楽しもう。ロックしようっと!
親子で新しい世界へ足を踏み入れて、冒険と挑戦の物語が始まるのですねぇ。
こどもがいてくれるからこそ味わえる出会いの瞬間。大切にしたいですね。
役員決めのワンシーンなど、私はいつも「THE PTA」なんてタイトルの本が書きたいくらいに自分も含めた人間のおもしろさを感じてしまいます。
肩の力を抜いて、でも、手は抜かずに、ナチュラルにロックしたいですね!!