最近、役所からワークライフバランスor育休取得などをテーマに講師依頼が増えていて、北九州市はその中でも特に熱心なのです。
昨年も200名くらいの職員を対象にファザーリングについての講演をしましたが、今回も人事部主催でまさに「育休」にスポットを当てた研修。その名も…
男性職員パパぢから研修
おー、堅いイメージの役所で「パパぢから」なんてワードがよく通ったもんだ、とまず感心しました。
これは、第2期の「北九州市特定事業主行動計画」に基づいて、事業主として市も職員の次世代育成を推進することを目的とした研修とのこと。
当日配布された資料にはこんな「趣旨」が書いてありました。
・・・・・・・
すべての職員の「ワーク」に求められているのは、限られた行財政資源で市民ニーズに的確に対応するために、意欲と能力を最大限に発揮して職務にあたることであり、また、職員としての自分自身の成長に意欲的であることです。
一方、子育て中の職員の「ライフ」に目を向けると、子育ての負担は女性に偏る傾向が続いており(育休取得した職員の男女別数で、平成19年=男性3名:女性241名、平成20年=男性2名:女性212名)、男性は、子育てしたいと希望しても思うようにできない現状があります。
次世代育成を推進するには、職員が安心して子どもを生み育てられるようなワークライフバランスを実現し、子育てをしながら、仕事上でも力を発揮できる環境を整えることが必要です。同時にワークライフバランスは、子育てをしない職員にとっても、家庭や地域で生活する一人の人間として充実した生活を送るために不可欠です。
未来の社会を担う子どもはかけがえのない存在です。
事業主としての市の取組みとともに、全職員が、子育てをしている・していないという個々人の状況にかかわらず、「次世代を育成することは未来への責任である」ことを認識し、性別や世代を超えて、それぞれの立場で役割を果たすことが大切です。それがひいては本市全体の次世代育成に繋がります。
なるほどー。確かにその通りですね。
このような人事部からの呼びかけに、昨日は約50名の男性(現役パパ&プレパパ)が集まってくれました。
まず人事部スタッフから、育休や短時間勤務などの制度や取得した際の給与シミュレーションについて説明がありました。
続いて、ボクから約1時間のレクチャー、演題は「父親をもっと楽しもう!」。もちろん育休取得のメリットもたっぷりと伝えました。
その後、グループごとにトークワーク。これまで育休を取った男性職員が各班に一人ずつ入り、取得を考えている男性がいろいろ質問をしていました。
「取得を申し出たとき上司の反応はどうでしたか?」
「同僚たちの理解は得られましたか?」
「奥さんや親御さんの反応は?」
「家事は慣れましたか?」
「復帰後の仕事量はどうでしたか?」
「取って何が変わりましたか!」
「怖くなかったですか?」
男性たちが育休取得に際して抱く「不安要因」が次々と問われ、経験パパが丁寧に「実感」や「実態」を伝えていましたが、こうしたピアカウンセリングこそが、職場における父親支援には重要ですね。
研修終了後も、なかなか帰らず談笑しながら情報交換するパパたち。
それぞれ違う職場勤務ですが、すっかりパパ友になったようです。
FJ では、民間に較べ育休が取りやすい男性公務員の率先取得を切望しています。
取れる環境の人が当たり前に取るようになれば、取りづらい人も徐々に取れるようになるのでは、と思うからです。
公務員(パパ)が変われば、民間企業も変わる。
週休二日制、クールビズと同じですね。
北九州市の昨年の男性育休取得率は、3.3%。
来年、どれだけ伸びるか楽しみです。
続け!フロントランナーパパたち!!
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