
茨城県龍ヶ崎市の市長が、育休を取得するようです

これで、東京都文京区の成澤区長、長野県佐久市の柳田市長に続き、自治体首長としての取得は3人目となります。
メディアもこのニュースを早速伝えています

朝日新聞(8/21付)の「青鉛筆」では…
一般職員だけでなく、特別職の市長や副市長も育児や介護のための休暇が取れるよう、茨城県龍ヶ崎市が9月議会に条例案を提出することになった。
職員向けの制度はあったが、男性職員の利用者はゼロ。そこで、「絵に描いた餅にしないためにも」と、中山一生市長(47)自身が率先して休暇をとることにした。
12月には第2子が誕生予定で、育児休暇はもう目前。
「イケメンには縁がなかったが、イクメンは任せてほしい」。
条例案が無事、可決されることを祈っている。
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クー、ロックしてるねえ。
また、読売新聞も第一報として…
#龍ヶ崎市長が育児休暇 12月予定 2週間 9月議会に条例案
龍ヶ崎市の中山一生(かずお)市長(47)は20日、12月に予定される第二子誕生に合わせて約2週間の育児休暇を取得する考えを明らかにした。特別職は育児休暇の規定がないため、9月定例市議会に特別職の育児休暇などを定めた条例案を提案する方針。制定されれば、今年6月の東京都文京区に続き全国2例目となる。
全国的には成沢広修・文京区長(44)が条例化前の4月に13日間、長野県の柳田清二・佐久市長(40)が6月に5日間、育児休暇名目で休みを取得している。
中山市長によると、条例案は育児や介護、出産に要する時間を確保する期間を設け、仕事と生活の調和を意味する「ワーク・ライフ・バランス」の推進が目的。給与は日割り計算し、出勤日の日数に応じて支払う。育休取得は「文京区長の先例が大きなきっかけ」と話し、条例に乗っ取った取得を考えたという。
中山市長は「自分も育休の必要性は感じていたが、男性はなかなか取れないのが現実。機運を高め、壁を打ち破る意味を込めた」と話している。中山市長は昨年12月の市長選で初当選。現在、長女(2)がいる。
(2010年8月21日読売新聞)
なるほどー。市長なりの危機意識と、それを打破せんとする強いリーダーシップを感じますね

さて、この記事を龍ヶ崎市役所の現場職員はどう読み取るのでしょうか?(北九州市ではこんな取組みやってますよ)
ところで、中山一生市長のプロフィールを見れば、なんとボクと同じ1962年生まれの47歳!(誕生日も3週間ちがい)。
この年代は役所や企業では管理職世代。このあたりの意識が変化してくると、組織におけるワークライフバランスも一気に推進するんだけどなー。
でもこれでまた、FJのさんきゅーパパプロジェクト(男性の育休取得促進事業)にも好影響が出るのは間違いなし。
また中山市長に会ってインタビューしてこようかな

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