徳島県へ行ってきました。
FJでは初上陸。これで未踏の県はあと5つです。
今回のイベントは、
「第1回とくしまはぐくみ子育て応援会議〜みんなで考えよう!楽しい子育て」。
徳島県が作成した次世代育成支援の後期行動計画
「徳島はぐくみプラン」に則って開催された県民イベントです。
まあここまではよくある話ですが、最初にイベント概要もらって目を引いたのがパネルディスカッションのコーディネーターに県知事の名前があったことです。
普通これまで、ボクの講演会などに県や市の知事が来てくれて冒頭の挨拶はしてくれますが、その後は「公務につきこれにて退場します」がほとんどでしたので、正直この座組みには驚き、また調べてみると飯泉知事の日頃のアクティブな活動もたいへん興味深く、知事に会うことが徳島行きの最大のモチベーションになりました。
そして当日。知事はやはり冒頭に挨拶されましたが、危機的な県の少子化状況を説明し、それ故に徳島県少子化社会対応県民会議を知事主導で設置したこと。
そしてこれまで県民を巻き込んで幅広い議論をし、他県とはひと味違う次世代育成支援後期行動計画を作成。そのプロモートのためのイベントであって、「これを機に県民ひとり一人の問題として、子育てやワークライフバランスを考えて欲しい」、と明確な言葉で語られました。
なので、ボクもそれを受けて基調講演は気合いが入り、参加者を大いに揺さぶったのでした
そして前夜は、徳島行きのもう一つの目的である、地元パパ連との交流会がありました。
これは、NPO法人子育て支援ネットワークとくしまの松崎さん(代表)が、「安藤さんが来るなら、徳島のパパたちを集めるから一緒に話をしてあげて!」とのことで、昨夜は12名のパパたち(初対面のパパ同士も多かった)が集まり、夜遅くまで飲み、語り合ったのでした
「徳島って保守的で、父親は子育てには興味ないのかな?」と思っていたのですが、彼らと話してみてそうじゃないということが分かったし、父親支援においてはやはりひとり一人を繋ぐネットワーキングの力がないだけなのだ、と感じました。
なのでボクからは、ファザーリングの意義やネットワーキングの方法を伝え、ロックの仕方(絵本の読み方も)を教えたので、たぶん彼らの中でも今後はこれまでとはちょっと違う動きが出てくるのでは、と思います。
こうした徳島パパたちの主体的な動きと、それをバックアップする支援ネットワーク、そしてあの熱い知事がいれば、いろいろな化学反応が起きて、父親支援もグッと進むのではと期待しちゃいます
大分、鳥取に続き、これからの徳島県からも目が離せなくなってきました!
徳パパたちと
ひょっとすると、FJ四国支部が出来たりして
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