今日は、イクメンプロジェクトの仕事でトークイベントを開催しました。
メンバーはタレントの、つるの剛士さん(4児のパパ)、土田晃之さん(4児のパパ)。スポーツキャスターの荻原次晴さん(1児のパパ)。そしてプロジェクト推進メンバーで横浜市副市長の山田正人さん(4児のパパ)と、育児や家事に積極的な男性に集まってもらいました。
コーディネーターは、ボク(48歳、最年長、3児のパパ)が務めました。
30分という短い時間でしたが、なかなか濃い内容だったと思います。
つるのさんは育休ライフを振り返り、「地域の方たちと仲良くなれたり、仕事をしていると、できないことがたくさんできた」と笑顔で語ってました。
土田さんは奥さんのつわりが重かったそうで、そのタイミングで育休を取得。「妻の大変さが分かった」と同時に、つるのさんのように家族や仕事に対しても多くの気づきがあったと語りました。
またお二人が一貫して述べていたのが、
「妻が一番、子どもは二番。子どもは巣立つもの、夫婦の仲が良くなきゃ子育てなんてうまくいかない」
ということ。
これはFJのセミナーでもボクがパパたちにいつも伝えている「ママを支えることこそ、第一のパパ力(ぢから)」と共通していて、なんか心強かったです。
会場に来ていた取材や関係者の女性たちが、二人の発言を聴いて深く頷いていましたね。
荻原さんも、ご自身の社会貢献活動「ピンクリボン運動」のお話をされ、「子どもを持ったことで、より社会の問題にも目を向けるようになった」と発言。これもFJの「地域や社会のあり方に関心を持ち、子どもたちにより良い社会を残していくのもファザーリングパパの仕事」という考え方とビンゴでした!
また山田さんは、経産省時代の育休取得の話や、横浜市で取り組んでいる「ヨコハマダディ」の取組み、そして先の広島県知事の育休取得についても言及。肯定的な意見を述べていました。
ということろで、時間切れ。トークセッションは終了しました。
当日は新聞、雑誌、テレビなど50を超えるメディアが取材に来てくれたので、いろいろ露出もしてプロジェクトの目的でもある「気運の醸成」に寄与することでしょう。
集まっていただいたパネラーの皆さん、ありがとうございました!
でもボクが一番印象深かったのは、つるの氏と土田氏が、
「イクメンって言葉には違和感がある」という発言。
そう。父として夫として当たり前に「家のこと」をやっている人から見れば、「イクメンって何だよ?」」ということでしょう。毎日普通に育児・家事を行っているボクとしてもアグリーです。
けれども社会全体を観れば、「やってない」男性の方が圧倒的に多いのが現実です。
はなから「やりたくない人」は除いて、「育児したくてもできない」「育休取りたくても取れない」「気づきや学びの場がなくて、うまくできない」という悩めるパパたちの意識改革や、育児環境を少しでも改善できればと考え、イクメンプロジェクトでは今後もさまざまな活動を展開していきます(もちろんFJもリンクしながら)。
パパの育児が社会全体の定着して、「イクメン」なんてコトバが早くなくなるといいですね^^
11月14日には、東京でイクメンシンポジウムも開催予定

こちらもどうぞお楽しみに!!
p.s.
9月24日に開催されたイクメンフォーラムの模様はこちらです。ご登壇いただいた企業の皆さん、ありがとうございました!