2011年05月11日

GW被災地支援キャラバンレポートDフィナーレはHey Jude

<6日目最終日_5/4 多賀城〜仙台>晴れ

いよいよキャラバンも今日が最終日。

昨日は陸前高田から仙台へ南下。別働隊と合流し、昨夜は仙台市内のこれまた被災した民宿にみんなで泊まりました。

最終日は、トリプルヘッダーで絵本ライブですexclamation

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かなり疲れも溜まっていたが、一晩寝てスッキリ。
福島からこの日、合流したメンバーの子と遊ぶFJパパ。

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出発までの時間、本日の仕込みを。これは子どもたちにあげる「変身ベルト」を作ってます。

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こちらは「絵描き唄」のリハーサルるんるん。新コンテンツだ。

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10時前、多賀城市の避難所、多賀城文化センター到着。
ここは大規模の避難所で震災直後は約2000人が居たが、いまは約400人くらいに。

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自衛隊の炊き出し隊が常駐。

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1Fロビーには、急造の「図書室」があった本

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地下にある「こどもランド」で絵本ライブがスタート。
ここは朝から夕方まで避難所に暮らす子どもたちが自由に使えるスペース。若者のボランティアさんが管理。学童のような雰囲気です。

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鮫島パパの絵本。奥さん&お子さんも一緒に来てくれました!

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仙台での絵本ライブをコーディネートしてくれた「仙台お父さん委員会」のメンバーがマジックを披露。

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きょう東京から参加の村上パパも。

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絵描き唄。楽しいネ!

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『がらがらどん』。子どもたちもタンバリンなどで合奏してくれたるんるん

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鯉ノボリ、描いてますペン

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完成〜。明日は「こどもの日」イベントがあるそうだ。

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任務完了して帰ろうとしたら、センター外でタイの寺院チームが炊き出しのボランティア活動中。

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薦められるがままに皆でご馳走になっちゃいました。
本場タイ料理、デリシャス!

車(RV)

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仙台市に戻り、本日2nd絵本ライブ会場の「のびすく泉中央」(子育て広場)に到着。
この施設は本来、泉図書館にあるのだが、被災で図書館自体が現在使用不可でこちらの場所に移転してきてるのです。

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絵本ライブの案内。これやチラシを見て、普段ここを利用している近隣の子育てファミリーがたくさん集まってくれました。

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楽屋で新曲を練習中。

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絵本ライブスタート!まずは、西村パパの『かっぱ♫』から。
キッズたち、好反応グッド(上向き矢印)

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小さい子が多かったので『きんぎょがにげた』を読むと…すぐ近寄って来て指し始めます^^

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またマジック登場!今度はなんだ!?

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絵描き唄にも、子どもたちハマってました^^

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バルーンアート部、登場ぴかぴか(新しい)

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にっぽん子育て応援団からの鯉のぼりもプレゼント。
こちらもミッション完了。

車(RV)

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続いて行ったのは、ラストライブ会場の「のびすく仙台」。
市街中心部にあって、以前、パパ's絵本プロジェクトで来た処です。

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父子家庭支援で来ている全父子連メンバーとも再びここで合流。
絵本を読むのは、全父子連代表の片山パパ。

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ベテラン田中パパも最後の力を振り絞ってラスト絵本を。

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人形劇もラストステージ。
最初は心配してたが、最後は本当に息が合ってましたわーい(嬉しい顔)

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バルーンアート部も最後まで健闘!
いったい彼らは幾つの風船を作っただろうか?

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最後はみんなで『ヘイ・ジュード』を歌い、鯉ノボリを掲げて終了。

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全行程フィニッシュモータースポーツ
最後は総勢26名にもなったキャラバン隊でしたカメラ

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17時、解散。ここから新幹線で帰る人も。
最後はガッチリ握手し、肩をたたいて別れたパパたち。

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クルマ→東京組は、翌朝3時半に帰還。
レンタカー返し、始発電車で帰る前にファミレスでラストビール
みんなボロボロだったけど、いい笑顔でしたわーい(嬉しい顔)ビール

キャラバン隊の皆さん、本当に6日間お疲れさんでした!手(グー)

三日月
さて今回さまざまな町、さまざまな避難所で活動し、被災者の方に接してきましたが、その姿は一様ではなく、前を向いている人もいれば、まだまだ落ち込んでいる様子の人もたくさんいました。

子どもたちにしても、僕らが絵本を開いたり風船を膨らませるとスグに笑顔になる子もいれば、津波で親を亡くし、すべてが不安でその輪の中にも入ってこれない子もいました。

そんな哀しい目をした子を前に、気安く「がんばろう」などと言えなかった僕らは、ただただ絵本を手に無力感を感じていました。

このブログには楽しい光景しか載せていませんが、現実にはそういう一面もあった、ということを最後にお伝えしておきます。

Hey Jude don't make it bad
Take a sad song and make it better
Remember to let her under your skin
Then you'll begin to make it better better better

帰りのクルマの中で、頭の中では、「Hey Jude」の歌詞がぐるぐる廻ってました。

「また、行こう。被災地の子どもたちみんなが笑顔になるまで、何度でも」。

ボクはそう自分に誓いました。

すべてが良い方向に向かい始めること、を願いつつ。

posted by イクボスブログ at 04:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 被災地支援レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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