FJの被災地支援で往くのはこれまで岩手や宮城の沿岸部が多かったのですが、震災と原発問題で大変なことになっている福島も気になっていました。
なのでかつて市民講座などでよく呼ばれていたいわき市の担当者に連絡を入れて、僕らの絵本ライブが役に立つところがないかリサーチしてもらった結果、2つの小学校からオファーをもらい、行ってきました。
まず先月は久ノ浜第一小学校へ。この小学校は福島第一原発から約31kmのところにあるため放射能を避けて現在、市内中央部にある別の小学校に全校生徒が避難してきている状態です。
am8:30 中央台北小学校に到着。この校舎を久ノ浜第一小とシェアしている。
職員室で準備するFJパパたち。
9時半 絵本ライブスタート!まずは1〜2年生が2時間目の授業で音楽室に集まってくれた。1番手は田中パパの『おかあさんのパンツ』。
続いて村上パパが『これがほんとの大きさ!』。ウケタね〜。
最後はやっぱり『がらがらどん♫』で。子どもたち大盛り上がり!
「イエ〜イ。元気でな!」と、子どもたちをハイタッチで見送った。
第2ラウンド3時限目は3〜4年生が対象。
きみたちには『うんこ!』からだ。
続いて田中パパの『うんちっち』^^;
続くなあ。先生たちの笑顔もひきつってきたぞ^^;
西村パパは、いわき出身の詩人・草野心平の詩に曲をつけピアノで披露♪
村上パパのバルーンアートで締め!子どもたち、ノリノリでした
第3ラウンド開始。最後は上級生5〜6年だ。
パパたちにも、ちょっと疲れが見えつつ…。
前から読んでみたかった『シロナガスクジラより 大きいものって いるの?』に初挑戦!やはり5〜6年は反応イイネ!
最後は『すてきな3にんぐみ』に曲を付けて演奏。みんなしっかり視て聴いてくれた。
「ばいば〜い」「また、来てね!」ハイタッチでさよなら。
子どもたちはこれから給食の時間だ。「いっぱい食べろよ〜」
そして昨日も再び4人でいわきへ。今度は、浜通りにある永崎小学校。
ここは津波で校舎が被害を受け、やはり隣町の高台にある別の小学校に避難しているのです。
10時、体育館に子どもたちが集まって来た。
絵本ライブスタート!まずは1〜3年生だ。
最初は西村パパが、国語の教科書にを取り出した。
「知ってる〜」と子どもたち。曲を付けて歌いだすとびっくりしていた。
続いて、谷川俊太郎の『ことばあそびうた』から、「かっぱ」を河童の声でsing
田中パパの『おかあさんのパンツ』。
ボクは『このすしなあに?』を。やっぱり海に近いところに住む子はよく魚の名前知ってるね。
「その帽子、欲しい〜!」
そのあと4〜6年の高学年組にも絵本をたっぷり読みました。
子どもたちは『うんちっち』に大笑いしたり、絵本うたにリズムをとったり、バルーンアートに目を輝かせていました。
終了後、校長先生はじめ教員の皆さんもこう言ってくださいました。
「子どもたちがこんなに笑ったりするのは久しぶりに見た。楽しい時間をありがとうございました」
そう、「がんばっぺ!いわき」で行こう!
また来るからね!you are not alone!!
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いわき市在住のワーキングマザーです。
いわきへのご支援ありがとうございます!
とても心強いです!!
子どもたちの笑顔と歓声がすごかったです。楽しんでくれてよかったです。
福島は、いわきは、地震、津波に放射能と3重苦ですが、早く復興へと向かえるよう頑張ります。
「がんばっぺ!いわき」です。