突然ですが、6/30付でFathering Japanの代表(理事長)を降りることになりました。
昨月のFJ理事会で了承、5/30の法人総会で報告させていただきました。
もちろんこれからもFJの活動は続けます。理事としては残りますので、7/1からは「副代表」として新代表を盛り立てながら、FJのミッション達成のため引き続き活動(講演会、絵本ライブ、国や自治体の委員など)は続けていきます。
代表の交代については昨年末頃から考えていたことであり、以下がその理由です。
@FJを創設して5年。父親支援事業の拡がりや昨今のイクメンムーブメントを見ても、育児に積極的なパパは確実に増えてきた。流れはできたし、時代環境を見てもこれが後戻りすることはまずない。
A僕も今年で50歳。3人目の子どもも4歳になり、もうじき乳幼児の育児も終わる。FJのメインターゲットはこの年頃の子どもがいるパパやプレパパなので、当事者世代のパパが代表を務めた方が、説得力がある。個人的には「思春期対応」や「イクジイ」に興味が移ってきた。
BFJの児童養護施設への支援事業「タイガーマスク基金」を独立し、NPO法人化することが決まったので、「次」はその立ち上げと事業推進でロックしたい。
まあだいたいこんなところです。またFJの会員も増え、コアメンバーも30代のパパが中心になってきているので、組織的にもそろそろ世代交代が自然な成り行きなのです。
そして
FJの新代表に選ばれたのは(理事間の互選で)、僕より15歳年下の吉田大樹さん(35歳)。
※総会で就任あいさつをする吉田新代表
彼は3人の子どもがいるパパ。FJには初期の頃から会員としてアサインし、パパとしての経験や温厚な人柄から会員間の信望も厚く、活動では講演や絵本読み聞かせをこなし、東北の被災地支援にも何度も行っています。またこれまでは労働関係の雑誌記者をやっていたので、日本人の働き方や育休制度について知見が広く「ワークライフバランス」においてはFJ内でも専門家としてパパたちをリード。政府や政党への政策提言でも力を発揮してきました。
また吉田パパは現在シングルファザーなので、従来からのFJ事業「父子家庭支援」にも良い影響が出る、などが選出理由です。
予定では6月で前職の会社も辞め、7月からはFJ新代表として本格稼働する予定ですので、どうぞお知り置きの上、吉田新代表をよろしくお願いします。
「笑っている父親が社会を変える」
このFJの事業理念は、代表が変わっても揺らぐことはありません。
7月から第2期に突入する新生Fathering Japanにどうぞご期待ください!Keep on rockin’more
Fathering Japanファウンダー 安藤哲也
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