2014年02月18日

イクボスプロジェクト、始動!

イクボスA.jpg

3月からFathering Japanではイクボスプロジェクトをスタートします。ぴかぴか(新しい)

これまでFJでは「ファザーリング」や「ワークライフバランス」に関する講演・セミナーや職場での研修を7年間で1000回以上行ってきました手(グー)

仕事をしながら育児にも関わりたい現代の父親たちにそのメッセージは届きますが、講演後のアンケートを見ると、「自分が仕事終わっても帰れる雰囲気ではない」「育休どころか子どものことで有休すら取りづらい」「管理職世代の意識を変えて欲しい」「うちの頭の堅いボスをなんとかしてくれ!」という声がいかに多かったことかあせあせ(飛び散る汗)

家庭内で活躍するいわゆる「イクメン」は世の中に増えたが、「定時退社」や「育休取得」など職場での男性の「やりづらさ」はあまり変わっていない感じがする。そのボトルネックになっているのが40〜50代の管理職たちの意識や旧い価値観ではないだろうか。

一方、政府が成長戦略として掲げる「女性活躍」も企業ではなかなか進まない。原因はさまざまだが、多くの企業で相変わらず見られる「男性の長時間労働・休みづらい環境がデフォルト状態」が大きな原因の一つだろう。核家族で子どものいる女性社員(ママ)は過度な残業や休日出勤は無理。でもその配偶者たるパパ(男性社員)が家庭で機能すれば…。

そう「女性活躍」と「男性の育児参画」。この2つはセットなのだ。そのことを企業のボスたち(経営者・管理職層)は理解しているだろうか?そして管理職世代は「育児」は終わっているが、老親の「介護」がやって来る確率が高い。「介護離職」も企業社会の今日的なテーマなのだ。

だから満を持して、「イクボス」の育成をFJで始める。

「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことを指します(対象は男性管理職に限らず、増えるであろう女性管理職も)。

FJでは、家庭をあまり省みなかった男性たちを「笑顔のパパ」にしてきたように、仕事一筋だった管理職たちを「笑顔のイクボス」に変える(変わってもらう)ための事業を今後、各種展開していきます。

イクボスが増えれば、社会が変わる。
あなたの職場に笑顔の「イクボス」はいますか?
/////////////////////////////////
■イクボスプロジェクト・キックオフイベントを開催します!ひらめき

★イクボスでいこう! 〜子育て中の社員を応援する上司が社会を変える〜

-日時:2014年3月12日 18:30〜21:00
-会場:文京シビックセンター4F 区民会議室ホール
-入場料:無料
-定員:100名(どなたでも可)
-申込:メールにて(1)氏名(2)所属(3)連絡先を明記の上、info@fathering.jpまで。
またはこちらFacebookイベントページ https://www.facebook.com/events/1473255122895983/ で「参加する」を押してください。

実際に「イクボス」として活躍している企業人を含めたパネルディスカッション「次世代を育てる、かっこいいイクボスを増やすには?」も行います。

パネラー/川島 高之(三井物産ロジスティクス・パートナーズ代表取締役)、羽生 祥子(日経DUAL 編集長)、山口 理栄(育休後コンサルタント)、その他大手・中堅企業の管理職および管理職候補の男性・女性数名 コーディネーター/安藤 哲也(FJ副代表/元・楽天ブックス事業部長)

主催:NPO法人ファザーリング・ジャパン
後援:厚生労働省(予定)、内閣府男女共同参画局(予定)、にっぽん子育て応援団(予定)
協力:日経DUAL、FQ JAPAN
文京区地図.gif
posted by イクボスブログ at 11:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | FJ事業紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック