3/12に開催したイクボスプロジェクト・キックオフイベントでは、内閣府の森大臣からメッセージが届き、会場で読み上げました。
メッセージを読んでいただければ分かりますが、「イクボスの推進に国も注力する」という決意の表れ。FJのイクボスプロジェクトとも連携していければ楽しい展開になりそうです。
イクボスが増えれば、働き方が変わり、子育てで笑顔が増え、社会が変わる!
大臣、ありがとうございました
◎森大臣からのメッセージ
初めに、「イクボスプロジェクト・キックオフイベント」の開催にお祝いを申し上げますとともに、主催者のファザーリング・ジャパンや関係者の皆様が、日頃から、男性の育児参加を促進するために熱心に活動されていることに対し、深く敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。
我が国の男性の育児休業取得率は1.89%と非常に低く、家事・育児関連時間については他の先進国と比べて低水準の一日67分に留まっています。一方で、およそ3割の男性が育児休業の取得を望んでいるとの調査結果もあります。
男性の育児等への参加が低調である背景には、長時間労働や休暇の取りにくさが指摘されており、働き方の改革が重要です。働き方の改革は、女性の活躍推進や少子化対策などの観点からも極めて重要な課題であり、働く男性・女性自身だけでなく、企業のトップや管理職の方の意識が変わることが必要不可欠です。
昨年末、私は、経済3団体のトップを訪問し、男女が共に仕事と子育てを両立できるよう、働き方改革を企業トップのリーダーシップの下、進めていただきたい旨お願いしたところです。
また、内閣府においても、来年度から、ワーク・ライフ・バランスが重要な経営戦略であることを理解していただくため、企業トップや管理職を対象としたトップセミナーを開催したり、男性の意識改革や働き方の見直しを地域や職場で普及啓発する「キーパーソン」の育成事業などを行う予定です。
管理職の意識を高めていく「イクボス」は、我が国を変えていくための非常に重要な取組であり、今回スタートされる「イクボスプロジェクト」に対しても、熱い期待を寄せております。皆様とも連携しながら、取組をしっかりと進めていきたいと思います。
最後に、本日のイベント並びにイクボスプロジェクトの御成功と、皆様の益々の御活躍、御健勝を祈念し、私のメッセージといたします。
平成26年3月12日
女性活力・子育て支援担当大臣
内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
森まさこ
女性活力・子育て支援担当大臣
内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
森まさこ
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