2015年05月11日

児童福祉週間に考える「親と暮らせない子供たち」のこと

タイガーラジオ バナー.jpg

全国のパパたち! ゴールデンウィークは満喫しましたか?

全国的に天気もよく、どの行楽地でも大好きなパパと一緒の子どもたちの笑顔が弾けていましたね。

さて、突然ですが皆さん、「子どもの日」(5/5)から1週間は「児童福祉週間」だということを知ってましたか?

実は僕も会社員を辞めNPOの活動を始める前までは知りませんでした。それ以降、児童福祉の現状と課題についていろいろ勉強しながら、ファザーリング・ジャパンやタイガーマスク基金の活動を続けてきたのですが、そのせいか例えばこの季節、行楽地でエンジョイしている親子を見ると「よかった。ここの家は大丈夫だ」「お父さん その調子だ。育児はたいへんだけど、子どもの笑顔こそがシアワセそのものなんだよ」とつい思ってしまいます。

しかし一方で連休や自分の誕生日ですらどこにも連れて行ってもらえず、ケーキや絵本どころか家で食事もロクに与えられないような情況の子、いつも親(大人)からの暴力にさらされている子供たちが日本にも世界にもたくさんいることも知っているので、心配は尽きません。

そして活動していて常に思うのは、「子供貧困」や「虐待」の問題等は、これに関わっている人たちには理解が深く広がっているものの、関心を持たない人たちには、基本的な情報や考え方自体が、まだほとんど届いていないということです。

「社会的養護」という言葉の意味はご存知ですか?

それは「保護者のない児童や保護者に監護させることが適当でない児童を公的責任で社会的に養育し保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うこと」です。つまり、そうした情況にある子供たちを保護し、児童養護施設や里親家庭で養育していく仕組みのことです。

もちろん子どもにとって「家庭」で親と暮らすことが最もよい環境です。しかし、子どもは親を選べません。求めても「温かい家庭」がない子が少なからず日本にもいるのです。

「生まれてきたすべての子どもが、親と暮らせなくても、安全で安心できる環境で育っていける環境をつくる」。それには膨大な予算や人手が必要です。社会的養護に関する国家予算は現在約1000億円。でもまだまだ足りません。

「自分の子どもだけが幸せな社会などない」。

子どもと一緒に穏やかな連休を過ごして幸福な今だからこそ、僕は改めて強くそう思います。皆さんにもちょっと考えて欲しいのです。親と暮らせない子どもたちのために「自分に何ができるか」と。
子どもを、家族を愛するパパたちだからこそへのお願いです。
posted by イクボスブログ at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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