「じゃあ、歩いて行きますよー」助産士さんが言う。
奥さんを支えて、ベッドから降ろす。
「フー。もうダメ。。フー、フー」と奥さん。
ボクはおなかに向かって言う。
「サトシ〜、時間かかるとママが可哀想だから、うまく回転して出てこいよー」
「フー、フー」。
分娩室に歩いて向かう妻に、
「リョーコ、しっかり。がんばってなー。テルノやヒロシも待ってるよ」
妻は、苦しそうながらも笑顔でVサインして中に消えて行った。
見送ったあと、ボクは待合室で待機。
そう、ヒロシも産まれたこの病院は「立ち会い出産」ができないのだ。
ちょっと心配だし、10年前に立ち会った娘のときと較べるとなんか損した気分だけど、3人目だし、きっと妻なら大丈夫だろう。
さて、ビリー・ジョエルでも聴きながら、妻の帰還とサトシの誕生を待つことにするか!(つづく)
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