2008年07月10日

笑う父親@岩手

昨日は、ワークライフ・バランスのセミナー出演のため盛岡に行ってきました。

内容はひとり講演ではなくパネルトーク。パネラーは、ボク以外に秋田県のメーカーでWLBを推進している方と、盛岡在住の一般パパでした。

でもこのパパ、ただのパパではありませんでした。

1970年生まれ。現在4人のお子さんがいるのですが、なんと下3人は三つ子!。みつごちゃんが生まれてから3年間、3人同時にミルクをあげ、オムツを換え、お風呂に入れてきたそうです。

1日の平均家事&育児時間は、6時間!

日本の男性の家事&育児時間が1時間に満たない中、獅子奮迅の奮闘ぶりなのです。

仕事も、社会的かつ今日的なテーマに取り組んでいて話が面白く、FJ的にも興味深いものでした。

そしてなんと!このパパは3月に行われた子育てパパ力検定を、わざわざ盛岡から新幹線を乗って?V????、東京まで受験しに来てくれたのでした!

いやあ、いたよ盛岡にも。ファザーリング・パパが。

セミナーでも終始にこやかに自らのワークライフ・バランスと家族への想いを話す姿が好感でした。

そしてセミナー終了後、このパパの奥さまと会ったのですが、そのママの笑顔も幸せそうで素敵でした。

Oさん!FJにてお待ちしてます。アサイン(入会)いただいたら、みちのく支部長をお任せしますよ。

第2回パパ検定を、ぜひ盛岡で開催しましょう!

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ps
盛岡セミナー、ご参加の皆さんへ。

質問コーナーでボク宛の質問をたくさんいただいてましたが、時間がなくすべてにお答えできずにスミマセンでした。

質問はざっと目を通してましたが、妻のことやボク自身のWLBへの質問が多かったと記憶してます。

その辺りに関しては、拙著『パパの極意』にだいたい書いてますので(県立図書館にもあるはず)、恐縮ですがそちらをお読みいただき回答とさせてください。

どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 安藤パパ at 04:52| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月24日

離乳食スタート!

サトシ(4ヶ月半)が、離乳食を開始しました。

「そんなに早かったっけ?」

「そうよ。母乳もそろそろ3時間おきにしてるわ」

と、おかゆを茹でながら奥さんが言う。

「うんちも変わるんだよな」

「そうね。だんだん炭水化物の匂いがきつくなるわ」

「そっかあ。しっかり食べろよ〜、サトシ。おむつはパパに任せろ」

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↑スーパートランプの「Breakfast in America」を聴きながら朝食を摂るサトシ
posted by 安藤パパ at 10:50| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

惜別の先輩パパ

きょうは恩人のお通夜に行った。

故・内田勝さん(享年73歳)

元週刊少年マガジン編集長で、「巨人の星」「ゲゲゲの鬼太郎」「天才バカボン」などのヒット作を送り出した名編集者だ。

内田さんと出会ったのは、2001年だった。

2000年に書いた初著『本屋はサイコー!』を読んでくれた内田さんがわざわざボクに会いにきてくれたのだ。

その後2002年に会社を辞めて無職だったボクを、ソニーの電子書籍プロジェクトに誘ってくれたのも、内田さんだった。

それからは、たびあるごとにお酒を飲みながら、仕事を中心とした楽しい話をたくさん聴かせてくれた。

マンネリや権威を嫌い、常に新しい切り口の面白い仕事を仕掛けていくのがモットーの彼の話はいつもボクをワクワクさせてくれた。

これまでボクは出版業界に長くいたが、出版社・取次・書店などで役員をしているような先輩世代の人が実はあまり好きでなかった。

なぜなら目の前でパラダイムシフトが起きて出版が危機に瀕しているというのに、その人たちは「過去の栄光」ばかりにしがみついて、何も改革しようとしないからだった。

でも、内田さんは違った。

新しいメディアの動きや読者マインドの情報にどん欲で、しかも失敗を恐れずにアイデアを形にしていく。そしてそうしたニューウェーブを活字文化の復興に繋げようと、常にアタマの中でグルグルと思考を巡らせていたのだ。

そして、いいアイデアが浮かぶと、

「安藤クン!ちょっと会わないか?」

と、いつも声をかけてくれたのだ。

そんな、根っからの編集者だった。

そして人と人を結びつける編集力にも長けていた。

2年前にFJのプランを内田さんに話したら、

「それなら面白い男がいるよ」

と、現在FJの理事をやってもらっている、ソニーデジタルエンタテインメント社長の福田淳さんを紹介してくれたのだった。

福田パパとは会ってすぐに意気投合。

お互いを「隣町の不良」と呼び合う仲になり、FJのスタッフになってもらったり、ボクが彼の著書に登場したりというコラボレーションに発展した。

きょうのお通夜では、福田さんが葬儀副委員長だった。

内田さんご逝去後、悲しみに暮れるヒマもなく、ご遺族と相談しながら「内田さんらしい葬儀」を福田さんがプロデュースしてきたことは、斎場に行ってみてよく分かった。

ご焼香後、お清め所で目が充血した福田さんと会う。

「こんなにたくさんの多彩な人が来てる。内田さんの葬儀らしいよ」

と声をかけると、彼も満足そうに頷いた。

それから20〜30分。ビールを飲みながら内田さんの思い出話に耽けた。

「内田さんは、チャレンジする人が好きだったね」

「うん、そんな物好きなボクらをこうして出会わせて、化学反応をきっと楽しんでたんだよ」

「まったくもって、カッコいい編集者だったね」

内田さんは、1冊だけ『奇の発想』という本を遺してるが、あちこちに書き溜めたものがあるらしく、福田さんは「落ち着いたらそれを整理して発表したいんだよね」とプランを話していた。

それはボクも読みたいなあ、と思う。

名編集者は名コラムニストだと教えてくれたのも、内田さんだったからだ。

そして、内田さんの子育てについて。

以前は出版仕事の話がメインだったが、ボクがFJを始めてから内田さんは会うと必ず自分の子育ての話をしてくれた。

で、きょうのお通夜で、お会いしたことがなかった3人の息子さんと、話すときに目が細くなってたお孫さんに会い、彼らのその表情が哀しみを湛えながらも皆さん柔和で、人なつっこい内田さんによく似ていたのを見て、

「ああ、やっぱり内田さんはファザーリングしていたんだな」

と痛感したのだった。


偉大なる編集者、そして先輩パパの内田さん。

あなたに出会えてボクはラッキーでした。あとはボクらに任せて、ゆっくり休んでください。

本当にいろいろ教えてもらい、ありがとうございましたTT。合掌。
posted by 安藤パパ at 23:42| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

総会に出よう!

5月は、総会月間だった。

全部で7つ。

・PTA総会
・青少年地区対策委員会総会
・FJ総会
・学童クラブ父母の会総会
・小学校PTA連合会総会
・地元町会総会
・マンション管理組合総会


役員として仕切った総会、ただ委員として出た総会。
いろいろあったけど、どれもそれなりに面白かったです。

CIMG0020.JPG
↑この写真は、FJ通常総会のひとコマ。


一般的に言って総会の出席率は低いものですが(委任状すら出さない人もいる)、僕は都合が合えばなるべく出るようにしています。

多くは自分が住む地域のことだから、出てみると初めて出会う人や知ることも多いし、たくさん出てるとそれぞれが繋がってくるのです。

例えば、マンション組合総会の収支報告で「町会費」の欄があると、

「ああ、管理費で引き落とされてるから分らなかったけど、1か月200円払ってるんだ」

で、それを知ってると今度は町会の総会の収支報告で、

「わあ、自分のも含めて町会費ってこんなに集まるんだ。それが町の活性化事業に使われてるんだな」

また事業&収支計画で「地域学校交際費」が0円だったりすると、

「なんか学校と町会で一緒にイベントでも仕掛けたいなあ」

なんて考えてしまい、コミュニティの政治経済が理解できるようになるのです。

自分もコミュニティの構成員なので、事業計画や収支計画について意見したいのですが、初めて出る総会は勝手が分らず、何か「決まったことがただ流れていくだけ」の雰囲気があったりすると、気遅れすることも正直ありました。

でもそんなシャンシャン総会でも、こうやって年に一度でも人々が顔を合わすことが大事なのだと思います。

特に僕ら子育て世代は、地域の総会にでるべきです。

町の先輩方に顔と名前を覚えてもらい、コミュニティに仲間入りさせててもらうことが肝心で、それが家族たちの暮らしの安心・安全に繋がっていくのだと思います。

たとえば、子どもの登下校も町の皆さんが見守ってくれるし、さらに大地震で家の多くが倒壊したときに、それは活きるような気がします。

つまり「誰が住んでいるのか、誰も知らない家」は、救助が後回しになると思うのです。

だって人間、そういうときは「知ってる人」を先に助けるんじゃないかなあ。

「あそこのアンドーさんちには、小さな子どもが3人いるぞ!」

もし災害でわが家が潰れたら、きっとご近所の皆さんが全力で瓦礫に埋まった子どもたちを助けてくれるような気がします。

逆を言えば地域との関係性が薄いのは、イザというときセーフティではない、ということです。

だから全国のパパたち、子どもの安全を高めたいなら(そのためだけではなけど)、来年からは

総会に出よう!

あ、6月にもう一つ残ってた。総会屋並だな、こりゃ?????????i?????U?????j
posted by 安藤パパ at 18:24| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

パパに効く絵本

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絵本の翻訳仕事をやらせてもらいました。

いまロードショー公開されている映画『スパイダーウィックの謎』の原作者トニー・ディテルリッジが描いた絵本です。

タイトルは『ぼくと おとうさんのテッド』

主人公の「ぼく」と、大人になってツマラナイ生き方を送るように
なってしまった「パパ」の話です。

FJとしては、仕事に忙殺されて元気のない現代のお父さんに読んでもらい、子どもの頃のやんちゃなスピリットを思い出してもらったり、子どもと一緒にハッピーな絵本タイム楽しんでくれたらうれしいですね。


絵本ナビ編集長の磯崎ママも『ぼくと おとうさんのテッド』の「みどころ」を語ってくれました。


ある土曜日の朝、大きなソファーにぽつんとひとり座ってシリアルを食べている「ぼく」。

そこに「テッド」はひょっこりやってきた。

(ちょっと過激な)遊びのアイデアをどんどん生み出してくれるテッド、ぼくらはあっという間に親友に。

子どもの目線と大人の目線のすれ違いは、絵本の中でも大きなテーマと成る事が多いけど、それって、大人が「子どもの気持ちを考えればいい」て訳じゃない?

この絵本は、「ぼく」を通して、テッドが直接お父さんにな様々な揺さぶりをかけてくる。

「子どもと向き合うってどういう事?」
「何か忘れている事があるんじゃない?」

お父さんの中にだって、たくさんの記憶があるんです。

この絵本の翻訳を手がけた安藤パパも、お話を通じて訴えかけてくるのは「笑っているパパが増えてほしい。」ってこと。

子育てって、仕事って、遊びってこんなに面白いものだったんだ。
そう思える大人の方が絶対楽しいですよね。

最後のシーンのぼくとお父さん。なーんかそっくりな顔なのが嬉しくなっちゃいます。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)


パパ's絵本プロジェクトの盟友であり、絵本ナビの代表でもある金柿パパと、この絵本の「ファザーリング度」についてロックな対談もしましたが、この絵本はやっぱり「パパにじんわり効く絵本」。

読んで絵本の中の「おとうさん」の顔(表情)の変化に、ハッと我に返るパパもいるのではないでしょうか?


「最近、うちのパパ笑ってないなあ」

そう思うママは、今年の「父の日」はネクタイやめて、この絵本でも贈ってみたらどうでしょう?


ボクは子どもたち&パパ連の反応が早く見たいから、今週末のパパ's絵本ライブ@福島があるので、ゲラ本で読んでみようっと????????
posted by 安藤パパ at 09:02| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月28日

Have a peace of mind

最近、うれしいことがありました。

その@

先日、某企業で父親のワークライフバランス(WLB)の講演をしました。

終了後、最前列で聴いていた男性が「僕もPTA会長やってましたよ!」と近寄ってくれて交流。

松葉杖をついていたので、「骨折ですか?」と訊いたら、

「小児麻痺で子どもの頃からずっとです。でも杖つきながら、子どもを抱っこ&オンブして、3人を育ててます!」

と、満面の笑顔で話してくれました。

Ya! いたよ、ここに。筋金入りのスーパーパパが!

別れ際、ガッチリと握手。「これからもよろしくです!」???[???i?????????j


そのA

以前、ある人材紹介会社の女性の社長さん(1児のママ)から、WLBについて取材を受けました。

仕事のこともあったのでしょうが、表情がなにか浮かない風(張り詰めたものを感じた)だったので

「子育て楽しいですか?」と話題を振ってみると、

「実はいま、主人とは別居しています…」とのことでした。


それから3ヶ月。ちょっと気になっていたのですが、先日うれしいメールが届きました。

「安藤さんから貴重なアドバイスをいただいて仕事も順調にスタートしました。それから…あれ以来、夫との関係をもう一度考え直しました。私がどうしたいかを素直に話したら、主人も分かってくれたようで今は一緒に住んで、二人で子育てを楽しんでいます。FJのメルマガも夫婦二人で楽しみにしています!」

だって。

よかった、よかった。娘さんもきっと喜んでるね、Kさん。
Love&&Peace???i?`???L?j


そのB

娘のテルノ(5年生)が、学校の図書係になったようです。

「パパ、あたしさ、図書係になったよ」

「なにするの?」

「図書室の整理とか、下級生に絵本の読み聞かせしたり」

「そっかー。いっぱい読んであげな。よーし、パパも学校の読み聞かせサークルに入ったから、学校へ読みに行くからな???e

「え、パパもやるの?^^;」

「当たり前じゃん。親子でロックン絵本ライブだ。キッズを揺さぶる絵本、選んでおきな???i?O?[?j

「^^;;」


そのC

昨日、サトシ(生後3ヶ月)と初散歩しました。

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約5年ぶりのベビーカー・ウォーク。オムツを買いに行ってきま〜す!

押しながら歩いてまず感じたのは…

「同じA型バギーでも、テルノやヒロシで使ってたのより、ずいぶん軽いなあ」

そして町なかで、同じ学校の保護者や商店街の人にやたら声をかけられました。

「わ!かわいい〜。会長さんそっくりですね!」

「^^;」

ベビーカーを押してると見ず知らずの人でも道を譲ってくれたり、サトシに微笑みかけてくれたり。

以前と較べるとこの町も子どもに優しい、次世代に寛容な町になってきたのかな?

「よかったなー、サトシ」

IMG_0328.jpg

娘が撮ってくれました。
posted by 安藤パパ at 08:02| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月25日

FJはベビーブーム!

FJは、いま出産ラッシュだ。

2月のmy son(サトシ)に続き、3月には奥平パパに第2子(girl)が誕生。

そして4月は、プレパパ時代にFJにコミットした日丸パパと柳田パパに待望の第一子が次々と誕生したのだ。(6月は加藤パパんちも予定ありだったね)

ベビーブームって、父親コミュニティの中では伝染するのかな?^^


ここ数年ボクは、パパ友の家にベビーが誕生することがうれしくて仕方がない。

新しい命の誕生。それ自体もちろん喜ばしいが、なんか自分の息子や娘が増えた感覚になるのだ。

生物学的に親子でなくても、同じコミュニティに暮らす子どもは「僕らみんなの子」だと思う。その次世代を担う宝たちをパパたちが手を携えて見守り、育ちをサポートしなくてはならない。

それこそが都市化・核家族化された社会の中で、閉塞感を味わざるを得ない現代の育児には必要だと思うからだ。

だからFJ内でも同じ。会員のパパたちにも、そう捉えて欲しいと伝えている。

子育てや生活全般でなにか困ったり悩んだりしたら、力になるから気軽に相談してほしい。

そう、うちの子たちもじき思春期を迎える。その対応はボクにとっては初体験だ。

迷うこともあるだろう。でもそのとき、中学生の子がいる田中パパや福田パパ、高校生の子がいる富永パパや西村パパら頼れる先輩パパに相談するつもりだ。

そう、ビールジョッキを傾けながらね?r?[??

住んでる場所も、会社も、ライフスタイルも違うけど、僕らは「父親を楽しむ」というコンセプトで繋がっている。

だから、支え合うことができる。親も子も生きるのが困難な時代だからこそ、それが必要なのだ。

今回お父さんになったFJの2人の新米パパ、そして赤ちゃん生まれファザーリングの入場券を手にした全国のビギナーパパに、この曲(=サトシの子守唄)Mr.BIGの「To be with you♪」を贈ります。

おめでとう!一緒にロック&ファザーリングしようぜ!!
posted by 安藤パパ at 11:19| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

子どもの群れ遊びについて父親が思うこと

1学期がスタートしました。

娘のテルノは5年生、息子のヒロシは2年生に。大きくなったものです。

毎朝、朝ごはんを食べさせて送り出してますが、玄関先で必ず彼らに言うのは、

「きょうも友達とたくさん遊べよ〜」

そう、小学校は勉強も大事だけど、生きるための基本的な力をインストールする場所。

それは、身体と脳を駆使する“群れ遊び”から学ぶものです。

ボクの小さい頃はそうでした。小学生時代は毎日毎日、暗くなるまで友達とさまざまな遊びをとっかえひっかえやってました。

そこで集団のルールや掟、やっていいことと悪いこと、そして大人になって使えるコミュニケーション力やクリエイティブ力の基礎を身につけるのです。

でも現代は、塾や習い事でハードスケジュールの子どもが多いから、放課後、子どもたちが校庭や地域で“群れ遊び”をしなくなっている。いや、出来ない状況なのです。


でも、ボクは確信してます。

大人になって伸びる子っていうのは、

子ども時代に群れ遊びをどれだけたくさんしたかにかかっていると。

だって、いま僕の周りで面白い仕事してる連中ってみんなそうなんだもん。

だから、毎朝子どもに「小学校時代は勉強なんて適当でいい、とにかく遊べ!」と言うし、夕飯の食卓で「きょうはどんな面白い遊びをしたんだ?パパに教えろ」と訊くのです。

そしてお父さんたちも言うだけじゃなく、自らも地域や社会活動で「群れ遊び」しなくちゃ!

仕事する姿も大事だけど、そういう遊ぶ父親たちの姿を子どもはきっと見ていて、彼らなりにいろいろ考え、それを生きる力に変えているのだと僕は思います。


さて、サトシが生まれて読み直した本に『こどもは未来である』という本があります。(残念ながら、品切れ重版未定)

この本は、10年前にテルノが生まれる時に読んだのですが、気づきの多い本で、プレパパ・プレママにおすすめです。

その中の引用詩が特に秀逸で、僕は好きです。

「子どもの可能性を伸ばしてあげたい」

なんていうどこかのお受験雑誌からの受け売り言葉を述べ、1年生のときから週に4つも5つも習い事や塾に行かせ、子どもたちから貴重な“群れ遊び”の機会を奪っているに母親と、それをボンヤリ容認している父親たちに、この詩を贈りたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなたの子は、あなたの子ではなく、

大いなる生命の希求の息子であり、娘である。

あなたを経て現われてきても、

あなたから生まれたのではない。

あなたとともにいても、あなたに属するものではない。

あなたの愛を与えることはできても、

あなたの考えを与えることはできない。

子どもは自らの考えを持つのだから。

その身体を住まわすことはあっても、

その魂までも住まわすことはできない。

子どもの魂は、あなたが夢にも訪れることのできない、

明日の館に住んでいるのだから。

子どもらのようになろうと努めるのはいいとしても、

子どもらをあなたのようにしようとしてはならない。

生は、後ろに歩まず、昨日を待つことはないのだから。

ハリール・ジプラーン「プロフェット」より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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posted by 安藤パパ at 01:01| 東京 ????| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月07日

持続可能な地域社会のために父親ができること

きょうは小学校の入学式でした。

PTA会長としてまたまた来賓出席です。

「きょうは何を歌うんですかexclamation&question

先日の卒業式ではいきなり歌ちゃったものだから、きょうもいろいろな人にそう訊かれたけど、残念でした。きょうはトークのみです。

入学式のスピーチは、今年で2度目。

昨年ほど緊張もなかったが、どうやって参列者(特に父親たち)へ向けてロック(揺さぶる???e)しようかを、昨晩から考えてたら楽しくて仕方なかった。

「次は、本校PTA会長からお祝いの言葉をいただきます」

副校長のコールで檀上へ。まずピカピカの1年生には、

「新入生の皆さん、入学おめでとう。ピカピカだね、かっこいいよ。
小学校はね、きみたちが大人になって生きていくための大事な力を6年間かけて学ぶ場所なんだ。だから先生の話をしっかり聴いて勉強し、友だちとたくさん遊んでください。ロックしろよ〜」

続いて1年生の保護者には、前回(昨年)同様の枕詞を言い、それから地域コミュニティの話をした。

「私は地域コミュニティのあり方を考えるとき、いつも自らにこう問いかけます。『私たちが暮らしていてハッピーに感じるのは、どのようなときか?』。経験も含めて、私にはひとつの答えがあります。

それは…

『他人とのすばらしい関係性が成立したとき』です。

表面的な挨拶・会話だけでなく、人と人が向き合う中でお互いの考えや立場を尊重し、例えばより良い学校や地域について前向きに話し合えるとき。

またそのアイデアを一緒に実践し、子どもたちの笑顔をみて「やってよかった!」と喜びを分かちあえる瞬間に、私たちは仕事や家庭だけでは味わえない、地域の中での役割の重要性と面白さに気づき、私たちの人生と子どもたちの未来に希望を持てるのです。

コミュニティの保全と発展のために必要なのは「人材」です。

私たちが暮らす身近な地域で、どのような仕組みを作っていけば自分たちの世界がハッピーになっていくのかを一緒に考えてみませんか?きっとそこに、私たちの本当の幸福のかたちがみえてくるはずです」

以上でした。

老いも若きも楽しんで暮らせるヒューマンコンシャスなボクらの地域社会を守り、そしてそれを次世代に受け継ぐために、父親ができることはたくさんあるんだよ。だから家や会社に閉じこもってないで、外に出て来なよ!

有休取って入学式に来たたくさんの父親たちに、僕はそう伝えたかったのだが届いただろうか?

これからの彼らの動きに期待したい。

一緒に地域で遊ぼうぜexclamation?~2
posted by 安藤パパ at 11:53| 東京 ??| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

活動1周年に想うこと

1年前の今日、FJは父親支援NPOとして東京都から認証され旗揚げしたが、第1回目のセミナーは会場の六本木ヒルズのボヤ騒ぎでやむなく中止になったのだ。

あの日のブログを読み返すと、たった1年前のことなんだけどずいぶん遠い昔のような気がする。


・父親が子育てしやすい会社アンケート
・FJセミナー×2回
・ファザーリング・フェスタ
・子育てパパ力検定
そしてファザーリング講演の地方行脚…

「この1年で、僕らはいったい何ができたんだろう?」

ここ数日そんなことをボンヤリ考えていたのだが、
まだまだ「活動(ロック)が足りないなー」と思う事件が最近起きた。


会社を経営する43歳の父親が、「仕事に行き詰って」家族と無理心中したのだ。(ニュースはこちら

一家6人死傷。両親と奥さんは刺殺され、8歳と4歳の息子も父親に刺されて負傷した。

「なぜ?」

一報を聞いてそう思うと同時に、「同じ40代か。まだこういうOSの父親はいるんだな」と痛感した。

報道以上のことはよく分らないが、理由はたぶんこうだろう。

親から受け継いだ家業が不振。将来を悲観し、その責任感に押し潰されて…。

真面目な性格で常に一家の大黒柱として「よい父親」を目指していたんだろう。

だから、敗北感と相当なストレスとが彼を覆っていたのだと思う。

家族に手をかけたときはもう心身が弱って、お先真っ暗の中で悪魔が囁いちゃったんだろうな。


でも経営が傾いていたとしても、まだ何も起きていなかったんじゃないのか?

どうしてそうなる前に、家族に弱音を吐けなかったんだろう?

どうして外に向けて、SOSを出さなかったんだろう?

まだ社長として、そして父親として、やれることはあったんじゃないのか?

しかしいまとなってはすべてが遅いが、父親支援のNPOとして、また同じ文京区に住む者として、このパパに出会えず、彼を、彼の家族を支えることができなかったことは残念至極だ。

そして残された8歳と4歳の息子たち。

父親に刺された体の傷は癒えても、心の傷は深く刻まれてしまっただろう。

彼ら幼い兄弟のこれからのことを想うと、哀しくてやりきれないよ。


この事件で改めてボクは自分で書いたFJの活動理念(事業ビジョン)を読み返し、再び肝に入れた。

Fathering Japanは、父親支援事業による「Fathering」の理解・浸透こそが、「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やし、ひいてはそれが働き方の見直し、企業の意識改革、社会不安の解消、次世代の育成に繋がり、10年後・20年後の日本社会に大きな変革をもたらすということを信じ、これを目的(ミッション)としてさまざまな事業を展開していく、ソーシャル・ビジネス・プロジェクトです。


父親によるこんな家族の悲劇はもう見たくない。

どんな苦しい境遇も、智恵と勇気と情熱で乗り越え、家族を守る、そんな精神的に自立した笑う父親を増やしていこう。

FJの活動2年目、巻き入れて行きます!
posted by 安藤パパ at 23:00| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

パパ検、終了!

@新幹線?V????です。

奈良市役所での講演を終え、広島へ向かっています。

きょう午後に行われたパパ検定の会場にはいられなかったのですが、どんな感じだったのかな?

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検定問題に不備やミスがなかっただろうか?

また各会場ともかなりのマスコミ取材が入ったらしく、一般の受験者の皆さんに迷惑がかからなかったかが、ちょっと心配です。

万全は期したつもりですが、もし至らない点があったらゴメンナサイ。

結果は、約3週間後に各受験者宛に「認定証」が発送されますので、お待ちください。

さてなにはともあれ、第1回目のパパ検定は終了しました。

昨年9月に、パパ検定の実施をリリースしてから半年。関わってくれたFJスタッフ、事務局の皆さん、報道してくれたメディアの皆さん、そして本日、全国各地で受験してくれたパパ&ママ&付添のキッズたち!

どうもありがとう!

2回目以降の予定はこれから考えますが、毎年数十万人の新しいパパが誕生しているわけだから、細々とでも継続していきたいと思っています。

東京会場(国学院大学)の事務局スタッフ(パパ)から、いまこんなメールが届きました。

「東京会場は無事終了しました。来場された受験者の多くがご夫婦だったり、お子様連れだったり、このパパ検の理念が多くの方に共鳴されたことを肌で感じました」

さあ、これから広島のスタッフと打ち上げ?r?[??

でも明朝、子どもたちの朝食を作るので終電で帰京します?_?b?V???i?????o???????j
posted by 安藤パパ at 17:08| 東京 ????| Comment(13) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

パパ'sブックフェア

書店員からはしばらく足を洗ってましたが、
拙著『パパの極意』の発売にちなんで、ちょっと本屋モードに戻って、父親を楽しむためのブックフェアを考えて(選書)してみました。

こうやって見ると、いろいろな「パパ本」?{がありますねえ。

ボクが最初の子(テルノ)が生まれたとき、貪り読んだ本も入ってます。

全国のリアル&オンライン書店員の皆さん、店頭で実施してみませんか?
(ご一報いただければ、リスト使っていただいて構いません)


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★パパ'sブックフェア〜父親を楽しもう!

■父親OSが入れ替わる本

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『パパ力、はじめよう!〜子どもで人生を変えた男たち 』
『「パパ権」宣言!〜男だって子育てしたい』
『パパイズム』
『男だって子育て』
『父親力〜母子密着型子育てからの脱出』
『〈育てられる者〉から〈育てる者〉へ』
『父子手帖』
『ぼくが父であるために』
『フランス父親事情』
『パパの極意〜仕事も育児も楽しむ生き方』
『娘と息子がつづるおやじのせなか』
『みーんなダメな子だった』
『ちいさい・おおきい・よわい・つよい no.62 』
『父親力検定〜子どもと妻が本当に考えていることを知る方法』
『子育てパパ力検定公式テキスト&問題集』
『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』


■小説・ノンフィクションで識る“父親”

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『流星ワゴン』
『桜川ピクニック』
『サウスバウンド』
『パパのさがしもの』
『山田風太郎 育児日記』
『僕はパパを殺すことに決めた』


■仕事と育児(生活)のバランスが取れずに苦しむパパに

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『働くパパのための「幸福な家族」のつくり方』
『ワークライフバランス入門〜日本を元気にする処方箋 』
『ワークライフバランス〜新しい人事戦略』
『ワークライフバランス社会へ〜個人が主役の働き方』
『論争日本のワーク・ライフ・バランス』
『経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス』
『少子化克服への最終処方箋』
『何が育児を支えるのか〜中庸なネットワークの強み』


■育休を取りたいパパに

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『男性の育児休業〜社員のニーズ、会社のメリット』
『オレだって育てる 子どもをつくろう〜サラリーマンの育児休職』
『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中』
『フルタイム・ファーザー』
『パパがアホでも、子は育つ〜酔いどれ広告マンの育児休暇奮闘記』
『家事する男の作り方』
『家事する男は美しい』


■絵本の中のステキなパパ

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『パパと10にんのこども』
『うちのパパが世界でいちばん! パパのつかいかた33』
『パパはジョニーっていうんだ』
『パパがサーカスと行っちゃった』
『父さんの小さかったとき』
『ぼくとおとうさんのテッド』

『絵本であそぼ!』


■本はちょっと苦手なパパはDVDで!

papadvd-01.jpgpapadvd-02.jpg

『幸せのちから』
『ナイトミュージアム』
『アイ・アム・サム』
『チャーリーと14人のキッズ』
『ビッグ・ダディ』
『クレイマー,クレイマー』

JJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ
posted by 安藤パパ at 17:35| 東京 ????| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

パパゴク納品!

拙著『パパの極意〜仕事も育児も楽しむ生き方』が、刷りあがってきました。(発売日は3月8日です)

パパの極意表紙データ1web用.JPG
(↑オビに映ってるのはボクと息子のヒロシです)


この本の執筆は、第3子サトシの誕生とリンクする形になりました。

出産間近の妻の横で、ボクもヒーヒー言いながら書いていたわけで、まさにこちらも「産みの苦しみ」。

進行スケジュールもかなりタイトで、最後の方は分娩室の隣でゲラ直したり、「あとがき」を入稿したのはなんとサトシが産まれた日の深夜。ギリギリのタイミングでした。

NHK出版・新書編集部の福田直子さん。いろいろご苦労かけました。この本が産まれたのはあなたのおかげです。ありがとう。

「クスクス」

4年生になる娘が自分の「立会い出産」や「保育園お迎え」の場面を笑いながら読んでいます。

もうそれだけでボクは本望なのですが、願わくばこの『パパゴク』を手にした多くのパパさんたちにとって、ファザーリング(父親をもっと楽しむ)ヒントとしてお役に立てればうれしいです。
posted by 安藤パパ at 13:23| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

雪国の父親支援

山形県鶴岡市に来ています。雪です。

先刻、庄内空港に降り立ちました???s?@

昨日まで大荒れの天候。飛行機が飛ばなかったりしたので、担当者の方はやきもきしていた様子で、ボクの顔みてホッとしていました。

今日は庄内地方で子育て支援を行ってる方々が約40名ほど参加。

午前中、ボクの講演後、皆さんで「父親支援」について学び合う予定です。

山形の父親にはどんな特徴があって、その支援にはどんな課題があるのか?

ボクも勉強させてもらうつもりです!
posted by 安藤パパ at 09:37| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日

Snow papa

昨日は雪の福井で絵本ライブでした。

築5年の立派な県立図書館の多目的ホールに親子合わせて120〜130名(主催者発表)は来てくれました。

「近所の小学校で月に3回、読み聞かせのボランティアを始めたんだが、どういう本を選んで、どういう風に読めばいいか知りたくて今日は来ました」

なんていう70歳くらいのお父さん(1歳の孫がいると言っていた)がいてイベント後に話しかけられて、なんかうれしくいろいろ話しこんでしまいました。

福井はもともと「夫婦共働き」家庭が多く、男性の育児参加意識や次世代育成に対するが高いのかな?

さて今日はこれから、長野県(軽井沢)へ。

星野リゾートさんとFJで、「パパとキッズのファザーリングツアー」をコラボ企画することになり、その現地視察と打ち合わせです。

今朝は早起きして、小学生2人の朝食&送り出し→掃除→洗濯→ゴミ出し→おつかい→サトシ立ち抱っこ(16分)も終わったので、そろそろ?V????乗って行ってきます!

IMG_1152.JPG
posted by 安藤パパ at 12:13| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月17日

ぎょうざつくったの

昨日は、静岡県清水市中央図書館で、パパ's絵本プロジェクトの絵本ライブでした。

あらかじめ読む絵本は決めずにその場のムードで選書して臨むのですが、今回は時事ネタで攻めようと『ぎょうざつくったの』を読みました。

gyouza.jpg

子どもたちは最近ギョーザを食べてないせいか、「うまそうだなあ」という顔で楽しんでくれました。

ギョーザは冷凍モノではなく、家族で手作りがいいですね。
うちも来週子どもたちと作ろうっと。

午後は絵本ライブから戻り、神保町で行われた内閣府主催のワークライフバランス・シンポジウムに参加。

「WLBは、寄せ鍋でいこう!」

と呼びかけました。

さて、きょうはこれから福井県立図書館でまたまた絵本ライブ。
日帰り強行軍で行ってきます。

おっと、新幹線の時間だ。それ行け!?_?b?V???i?????o???????j
posted by 安藤パパ at 06:43| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

Come on baby!

18時35分、待合室。

5時間前に知り合った、ピカピカの1年生パパがちょうど帰るところ。産まれたての子どもの写真もたくさん撮れたみたいだ。

「きょうはゆっくり寝れるね」

「ありがとうございますー。安藤さんのところの男の子も無事、産まれますように」

「サンキュー。明日以降また入院病棟で会うかもね。よろしく」

「はい!」。うん、いい笑顔だ(^^


18時48分、

「うーん、分娩室入ってもう1時間か。ちょっと手間取ってるのかな?」

3月に出す新刊の再校ゲラを直しながら、サトシの誕生を待つ。

そして、18時54分。

i-Podの曲が、ビリー・ジョエルの「Movin' Out」に変わったその時…


「オギャー、オギャー」

元気な赤ちゃんの泣き声が分娩室の方から聞こえてきた。

「ワオ!産まれたかexclamation&question


19時18分、さっきの助産師さんが来る。

「安藤さーん、産まれましたよ。18時54分、3010グラムの元気な男の子。お母さんも元気です」

「ありがとうございますー!!」


19時22分、手を入念に洗い、分娩室に入れてもらう。奥さんは分娩台にいるが、赤ちゃんの姿が見えない。

「ママ、ご苦労さま。痛かったかい?」

「何度やっても、お産は苦手だわー」
スッキリした笑顔で奥さんが答える。元気そうだ。

「おとうさん、こっちへ」。助産師さんに呼ばれて隣の処置室に行く。

ベッドの上に、小さなサトシはいた。

「おー、きみがサトシか。やっと会えたね。パパだよ」

手足をバタバタさせて、サトシが反応する。爪もしっかり生えた手が、ボクの指をぎゅっと握る。

「おー、いい子だ。これからよろしくな。一緒にロックしようぜ」

助産師さんが言う。
「破水して羊水がちょっと濁ってたようで、赤ちゃんの体温がちょっと低いので、いまここで温めてます」

「大丈夫なんですか?」

「ええ、さっき小児科の先生にも診てもらったら『大丈夫』って」

「そうですか。よかった???[???i?????????j サトシをよろしくお願いします」

それから、持ってきたデジカメで写真を何枚か撮る。「テルノとヒロシに見せなくちゃな」



7時57分、夕飯をパクパク食べながら奥さんが言う。

「子どもたち、明日は学校だから、もういいよ。パパ、ありがとう」

「オッケー。じゃあ、明日ね。学校終わったら子どもたち連れて来るよ」

「うん、朝、寝坊しないようにね」

「分ってるって。ママも今日はゆっくり寝るんだよ」

「バイバイ」

8時02分、病院を後にする。

「うん。今日はなかなか、いいライブだったなー????????

空を見上げると、あんなに降っていた雪が、もう雨に変わっていた。

さあ、子どもたちが待つ家に帰ろう。

明日は、晴れるかな? あ、牛乳買って帰らなきゃ。
posted by 安藤パパ at 21:14| 東京 ????| Comment(5) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いよいよです!

17時38分、子宮口7センチ!いよいよ分娩室へ向かうことになった。

「じゃあ、歩いて行きますよー」助産士さんが言う。

奥さんを支えて、ベッドから降ろす。

「フー。もうダメ。。フー、フー」と奥さん。

ボクはおなかに向かって言う。
「サトシ〜、時間かかるとママが可哀想だから、うまく回転して出てこいよー」
「フー、フー」。

分娩室に歩いて向かう妻に、
「リョーコ、しっかり。がんばってなー。テルノやヒロシも待ってるよ」

妻は、苦しそうながらも笑顔でVサインして中に消えて行った。

見送ったあと、ボクは待合室で待機。

そう、ヒロシも産まれたこの病院は「立ち会い出産」ができないのだ。

ちょっと心配だし、10年前に立ち会った娘のときと較べるとなんか損した気分だけど、3人目だし、きっと妻なら大丈夫だろう。

さて、ビリー・ジョエルでも聴きながら、妻の帰還とサトシの誕生を待つことにするか!(つづく)
posted by 安藤パパ at 18:08| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祝!ヤングパパ

15時05分、病院に戻ると、さっきの目前パパがソファに横になってる。

「まだ?」

「ええ、まだみたいです」
分娩室に入って3時間か。結構、疲れたした表情だ。
「大丈夫。もうすぐだよ。奥さんもがんばってるよ、きっと」

15時10分、助産士さんが小走りにやって来て言う。

「○○さん、産まれましたよ!3505グラムの元気な男の子です」

「ヤッター!」思わずボクも拍手。

「おめでとう!よかったねー(^o^)」とヤングパパとがっちり握手。

「ありがとうございます!(T-T)」

メーカーでSEを勤める彼とはいいパパ友になれそうだ。一緒に父親を楽しもうぜ!

さて、次はうちの番だ。

「フー、フー、フー」

陣痛室に行くと、奥さんがベッドの上で起き上がって苦しそうな表情。

「何分おき?」

「3分かな。もうちょっと縮まれば破水して分娩台ね」

「サトシ、そろそろいいぞー。出ておいでー」と、おなかに声をかける。

「早く会いたいね、サトシに」

「うん」

奥さんと笑顔を交わした。(つづく)
posted by 安藤パパ at 16:20| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブレイクタイム

14時34分、分娩室にはまだ入ってません。

「もうちょっとかかりそう」とのことだし、母子手帳も忘れたので、いったん家に戻りました。

上の子の二人は、同じマンションの同級生の家で遊ばせてもらってます。親や親戚が近くにいないので、こういうとき頼りになるのが、地域の子育てネットワークなのだ。


そうそう、さっき病院の家族待ち合わせ室で、『赤ちゃんの名づけ事典』を熟読する若いパパと一緒だったので、声をかけました。

「もうすぐですか?」

「ええ、昨夜3時に来て、正午に分娩室に入ったんです」

「じゃあ、もうじきだ。お一人目?」

「ええ、そうです。なんか緊張しちゃって。そちらは?」

「うちは3人目」

「余裕だなあ」

「最初は誰でもそうだよ。うちなんかひとり目は陣痛始まってから60時間かかったからね」

「へー、そうなんですか」

もちろん初対面だけど、出産間近のパパ同士で妙な連帯感が漂う。(ご近所だから、FJ誘おうかな?)

そんな出会いがありました。

さて、うちの奥さんもそろそろ出陣かな。

病院へ戻ります!?_?b?V???i?????o???????j(つづく)
posted by 安藤パパ at 14:58| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする