2008年07月11日

パパ検定の作文

3月に行われたパパ検定の作文(自由記述)では、たくさんのパパさん&ママさんの熱い思いに触れることができました。

選択テーマは、こちらでした↓

@子どもと交わす話題のなかで、あなたが一番楽しいと思えるものは、どんな話題ですか?

A少子化について、あなたが考える原因と解決策を2つずつげてください。

B子どもとの接し方で、父親に求められることは、どんなことだと思いますか?

C父親が育児を楽しむために、必要なことは、どんなことだと思いますか?

Dあなたが考える父性とは、どういうものですか? 母性との比較で述べてください。



特別賞については先日報告いたしましたが、その受賞作文をこの作文ブログにて発表いたしましたので、どうぞお読みください。

発表作文は、特別賞作品およびFJパパのものが中心になります。当面、毎週追加更新します。
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2008年03月19日

パパ検定の反響\

パパ検の問題集、『子育てパパ力検定 公式テキスト&問題集』が、サンケイリビング新聞社主催の「ミセスが選ぶBOOK大賞」で入賞しました???i?`???L?j

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部門賞でしたが、その名前が効いてます。

「夫に読ませたい本」部門。

ワハハハ!???[???i?????????j
posted by 安藤パパ at 17:29| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

FJが企業でできること

ファザーリングしている(父親であることを楽しんでいる)笑顔のパパを増やすために、FJは個人の意識改革と同時に、企業の意識改革にも力を注いでいる。

パパ検定の主旨に賛同いただき、特別賞の協賛や・プロモーション協力を行ってくれた企業(団体)は30にのぼった。また検定の企業団体受験も、現在7社の申し込みがある(そのうち数社は、受験料を会社で全額負担する)。

こうした男性社員の働き方の見直しに意識の高い企業とは、これからt父親向け研修プログラムなどを推進し、成果を上げていきたいと考えている。

先日もFJの法人会員になっていただいてる、NTTドコモ法人営業本部さんで、研修を行った。

その名も「子育てパパ力(ぢから)セミナー」

今回が1回目だったのだが、男性社員約30名(うちパパは95%、女性も4〜5名いた)を相手に、父親のあり方の変化や、現代求められるパパ力について、ボク自身の子育て経験を交えながら2時間近く話をさせてもらった。

平日16〜18時という就業時間内、またスーツ姿で受けるということもあってか、自治体で土日に行う同テーマのセミナーよりはちょっと反応が堅い気がした。

しかしセミナー終了後、懇親会でビールを飲みながら分科会の数名のパパたちの感想を聞いたら、結構「届いていた感じ」はしたので、まあまあ成功したかなと思った。

セミナーは2回構成で、次回はパパ検定受験の直後に実施予定。今度は、受講者のパパ同士でグループトークをし、課題を共有する中で、その個人の問題解決や企業制度・文化の改善に繋がるような展開になればいいと考えている。

ところでドコモさんからFJに、パパ検定導入とセミナー実施の打診があったのはパパ検リリース直後の昨年10月。全社施策としてあったダイバーシティ・プロジェクトのもと、法人営業本部ではいち早く各種テーマを推進する分科会を立ち上げ、そのひとつが「パパヂカラ委員会」だったのだ。

分科会のとっつきやすいネーミングもさることながら、キャリアならではのアイデア(モバイルで研修を行う)も面白かったし、分科会メンバー(担当者)のモチベーションも高く、担当の上司もファザーリングの本質をきちんと理解してくれていたので、企業にありがちな「仕方なくやってるという曖昧な姿勢」がまったくなく、ボクとしても気持ちよく関わることができたのだ。

こうした企業が大小問わず、今後も増えてくることをFJは期待する。

「そりゃあ僕だって子育てに関わりたい。でも会社が…」

苦しそうな顔でそう言い訳をする父親自身のOSの入替と同時に、パパ力をフレキシビリティと捉え、社員の子育て環境の整備やWLBを推進することが社員の健康維持と自律、ヒューマニティのある企業風土づくり、優秀な人材確保&育成に繋がるのだと考える企業が増えれば、ファザーリングの浸透はより進むだろう。

そうした男性(父親)社員の活性化を推進するフロントランナー的企業の取り組みは、これまであまり情報化・可視化されていないが、FJには徐々に有益で面白い情報が集積されつつある。

なのでそのうち、FJ法人会員の企業さんだけ集めて情報共有の場を設けて行きたいと考えています。
posted by 安藤パパ at 23:36| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月12日

満1歳になりました!

このブログがスタートして、1年が経ちました。

最初のエントリーをあらためて読むと、東京都へ認証申請する前夜のせいか、いささか興奮気味の様子ですね(^^;

あれから1年、いろいろなことがありました。会社も辞めちゃったしなあ。

でもたくさんのいい出会いがありました。

FJの個人会員になってくれた笑っている父親たち。いまや30余名。

ゆるい連帯感ながらも、FJのミッションを理解してくれて、各自が当事者意識をもって役割を担い、各種事業に取り組んでくれています。

この出会い→展開が、たまらなく楽しいです。

・FJセミナー
・ファザーリング・フェスタ
・父親が子育てしやすい会社アンケート
・パパ検定

まだまだ実績は乏しいですが、個性派揃いのハイブリッドパパチームが、世の中を少しずつ動かしていく感じが「ロックしていて」ボクは心地よいです。

1年はあっという間でした。

なんか赤ちゃんと一緒。無我夢中でやってたら満1歳の誕生日を迎えた感じです。

やっとこさ、FJもつかまり立ちができるようになってきたので、当ブログのタイトルから「立ち上げ」の文字を取りました。

これからは一日も早く乳離れし、自らの足で歩き、もっと体力をつけ、自立したNPOになっていきたいと思ってます。

そしてFJのミッション。

子育てを通して大事なことに気づき、自分の人生を肯定し笑って生きる自立した父親を世にもっと増やしていく。

そして、笑う父親、つまり子どもにとって憧れのヒーローとなるかっこいいパパによって、家庭・地域・企業、そして社会が変わることをボクらは望んでいます。

この目的に向い、これからも尽力(ロック)していきますので、1歳のFJを今後もどうぞよろしくお願いします!
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2007年10月25日

次世代に不寛容な社会

「きょうは朝、電車で席を譲ってもらってわ。いい日になりそう????

昼休みに来た奥さんからのメールに、そう書いてあった。

彼女は現在妊娠7ヶ月。結構おなかも目立って来ているのだが、最近は電車であまり席を譲られないらしいのだ。

「ヒロシのとき(7年前)に較べると減った気はするわ」

帰宅後に聞けば、よく譲ってくれるのはお年寄りばかりらしい(かえって申し訳ない)。

一方ネクタイ族は、ほとんど寝ていて気づかない(フリ?)。

そしてこれにはちょっと驚いたが、見て見ぬフリする女性たちも多いらしいのだ。

さて昨日は、東京都が立ち上げた子育て応援とうきょう会議の第1回目の会合があった。

その席上である女性の委員から、「電車内におけるベビーカーの扱いについて」の現状の報告があり、JR東日本の社員(委員)に対して、その対応を質していた。

ベビーカーが電車に挟まれて引きずられる事故もこの前あったしね。

鉄道会社の方針・PRもあるが、加えて別の委員が強い口調で述べていたのは、一般乗客のモラルの低さについてだ。

ベビーカーが電車の扉に挟まる事故が起こる原因は、他の乗客に遠慮してベビーカーが最後に乗り込むからだと。

すべての人がそうではないんだけど、確かにプラットホームで見ていると、電車が着いて扉が開くと、他の乗客がベビーカーの両脇から割り込むように乗車している様をよく見かける。

ベビーカーはどうしても乗り込むのに時間がかかるし、「他の人に迷惑がかかる」とママたちは気おくれしてしまい、つい最後尾についてしまうのだ。

でもそのとき誰かが、「どうぞ最初に」と言って道を開け、手を貸してあげることはできないのだろうか?

そうすればママは、安心して電車に乗り込むことができる。

また乗っても車内でベビーカーを折りたたまないでよければ、ママは少しだけ休むことが出来るし、スヤスヤと寝ている赤ちゃんを無理に起こすこともない。(いまはよくなってきたようだが、少し前までは畳まないといけない雰囲気があったそうだ)

そんな赤ちゃんを見て、周囲の人たちが「かわいいねー」と声をかけたり、あやしたり(ボクはよくやっちゃう)。

そんな車内のムードがあれば、ママたちも安心して出かけられるだろうし、AERAの読み過ぎで将来への不安が増大、子どもを産むことを躊躇している女性たちも、「産んでもいいかなぁ」という気分になるのではないだろうか?

確かに妊娠しても仕事を続け通勤電車に乗るのも、赤ちゃん連れで繁華街へ出かけるのも自己責任だ。

他人の好意を最初からアテにしてはいけない。

でも子どもたちを、次世代の健全な育成を社会全体で見守り育てていくという気持ちが多くの人のココロのベースにあれば、ちょっとだけ手を貸してヘルプしてあげれば、きっと妊娠中や子育て中のママたちは、with babyでおでかけすることが気楽になるだろう。

フランスでは、確か公共の場で2人(3人?)以上の子どもを連れた人は、乗車順などは最優先で構わないという、共通認識(ソーシャルルール)があるそうだ。

出生率回復の大きな要因って、きっとそういうことなんじゃないかな。

逆にいまの日本のように、次世代育成に不寛容な社会、子どものいる暮らしを肯定的にとらえられない国は、たぶん少子化が止まらないと思う。

「評論家である前に実践家でいよう!」

が、モットーのボクとしても、電車で妊婦さんをみかけたら、少し遠くにいても声をかけて席を譲るようにしている(子どもたちにも電車に乗ったらそうするように教えている)。

そのプレママが家に帰ってダンナに、「きょうね、席、譲ってもらったよ!」なんて言わなくてもいい社会に日本はなれるのか?(昔はそうだった?)

そんな次世代に優しい社会に一日も早くなるためにも、まずは父親たち(男性)の意識を変えていこう、とFJは考えています。
posted by 安藤パパ at 06:38| 東京 ????| Comment(8) | TrackBack(3) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

マネー・フォー・ミッション

今日は午前中、国民生活金融公庫へ。

FJでは夏ごろから、今後パパ検定や他の事業等で相応のコストがかかってくるので、資金調達(融資)を検討していたのだ。

金融機関のNPOへの融資は、「2年以上の活動実績がある」などの条件があり、都銀や信金は軒並みNG。最後の砦として、10月始めに国民生活金融公庫へ行ったのだ。

調査役の人に今後の事業計画(収支予算)などを説明し、パパ検定の新聞記事等も見せた。

「分かりました。審査して連絡いたします」

といわれて待つこと2週間。

先週金曜日に、「審査通過」の電話をもらった。

なので今日は必要書類と印鑑を持って窓口へ。

30分で契約を済ませ、スタッフと近くスタバで珈琲で乾杯。

「毎月の返済は結構ハードだけど、FJミッション達成のためにガンバローぜ!」
posted by 安藤パパ at 22:42| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

FJ in College

昨日は、法政大学で学生相手に講義をした。

5/31の第2回FJセミナーで基調講演していただける、法大のキャリアデザイン学部教授・武石恵美子先生が受け持つ授業「現代社会と家族」のひとコマを頂いて、特別講師として話をしたのだ。

ジェンダーの視点から現代日本の家族像にアプローチし考えるのがこの授業の目的。

家族のおける「男性」の姿について、特に「父親の役割」について実践している安藤哲也氏をゲストに招いて授業を受けます
(学生へのインフォメーション文より)

ということで、今日は一日講師なのだ。

10時半、法大・市ヶ谷キャンパスへ。
まず武石先生の研究室で軽く打ち合わせ。

「今日は何人くらい出席ですか?」

「2〜3年生中心で200人くらいかしら」

ワオ!200人相手にソロは初体験だな。身震いがするぜ????????

「安藤さんの授業、うちのゼミ生もみな楽しみにしてますよ」

「刺さる言葉で、揺さぶりたいと思います!」

11時05分、外堀校舎の406号教室。扇型のきれいな階段教室だ。ネット環境や映像・音響設備なども最新鋭。ボクの学生時代(1982〜85年)とはえらい違いだなぁ。

11時08分、教室は9割は埋まってきた。前から5列は女子学生ばかりだ。中盤に文系男子もチラホラいるが、体育会系男子は後方2列で早くも睡眠体制に入っている。まあこの辺は20年前と変わりないね(^^;

11時10分、PPTのセッティングも終わり、先生から紹介してもらい講義スタート。

まずは自己紹介から入ったが年齢を言うとき、こんな質問をした。

「ボクは1985年に大学出てるけど、その年に生まれた人いる?」

20人くらいの22歳が挙手。かー、彼らの親よりちょっと下かい!

気を取り直して、講義を進める。

実践的マイライフとFJのコンセプトを中心に話の組み立てを考えたが、アカデミックなことは語れないので、実際に子どもが生まれて自分は何を見て何を感じ、どうしてきたのかを分かりやすい言葉を選んでひたすら話した。

しかし聴衆は子どもを育てたことがない学生ばかりなので、「リアリティ持てるかなあ。想像できるかなあ」と思いながら喋っていたが、案外、女子学生たちはうんうんと首肯しながら聴いてくれた。

ボクはこういう講演のとき、「全員に話す」ということをしない。興味を持って聴いてくれる眼光の鋭い人を見つけ、その人の目だけを見ながら話すのだ。そうすると実際は話してないけど、その人とは心の中でコミュニケーションができて、それがうれしくてボク自身もノッてくるのだ。

今回、最初は25人くらいしか目が合わなかったが、最後のほうは男子も混ぜて80人くらいがボクと視線を交わらせてくれたと思う。その人たちにはなにかひとつくらいキーワードが残せたかな?

でも体育会系男子は、2時間近くずっと爆睡してた。

「お〜い、きみたちの10年後のことを話してたんだぞー。そのときはしっかり父親やれよー」?p???`

そう、FJでは「父親の自立=笑っているお父さんを増やす」というミッションについて、子どもを持つ現役のお父さんだけでなく、妊娠中の予備軍パパおよび彼ら学生のような「次世代パパ」もターゲットにしている。

今回は大学生だったが、ホントは中学生くらいから「父親教育」をしてもいいと感じる。

つまり「笑う父親のOSづくり」を始めるのは若ければ若いほどいいのだ。

お父さんのモデルにも多様性があるのを知らずに、自分の父親だけを(そういう子の親に限ってオールドスタイル)見て育ってしまう。

そして自分がいざ父親になったときに、その刷り込まれた父親の仕方・やり方・考え方が時代性や環境、あるいは奥さんの価値観とズレまくってしまい、悩み、破綻してしまう男性はまだ数多いし、このままではなかなか悪循環が断ち切れないと思うからだ。

だからこそ、こうした若い世代に現状の父親問題(役割の重要性)を知ってもらい、FJの考え方(楽しくファザーリングすること)を届けることは重要だと思う。


「安藤さん、とても刺激的で学生たちにも好評でした。彼らのコメントはまとめて後で送りますね!」

終わったあと、学食でランチをしながら武石先生が言う。

「若い世代相手。いつもより強いミッション性をボクも感じながら喋ってました。なんか病みつきになりそうですよ」

「病みつきになってください。また来ていただきたいので」

「はしかで休講でなければ、いつでも揺さぶりに来ますよ。
ところで武石先生、来週のFJセミナーは、逆にボクらを揺さぶってくださいね!」
posted by 安藤パパ at 23:24| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

コレクティブハウス探訪

今日は、日暮里にあるコレクティブハウス「かんかん森」をパパ's絵本プロジェクト(田中パパ+西村パパ+安藤)で訪れた。

きっかけは先日、横浜で開催されたシンポジウムで、同じ分科会でパネラーを務めた姫野さんという素敵な女性との出会い。

彼女はこのコレクティブハウスの住民(19歳の娘さんと二人暮らし)で、かつ運営提案をしたNPO法人コレクティブハウス社のスタッフだ。

このハウスの何に魅かれたかというと、その運営方法や、ユーザーのマインド、地域の中での在り方などが、ボクらが目指す保育園構想(父親が主体的に運営に関わる保育所)のヒントになると彼女の報告を聞いて感じたからだ。

かんかん森では、毎月、主に入居希望者向けの「見学説明会」を催しているので、そこに参加したく姫野さんに申し出たら、「最近ハウスでは子どもが増えてるのよ」と言うので、

「じゃあ、絵本ライブやりますよー♪」

「ほんと!?みんな喜ぶわ!」

というノリで、今日を迎えたのだ。

15時半、見学説明会開始(20名限定で満員。福井から学生も来てた)。

まずはコモンスペースなるハウス住民の溜り場(共有リビング)でスライドショーによるコンセプトやシステムの説明。

その後、2班に別れハウス内を見学した。

かんかん森は、03年に日本初の本格的コレクティブハウスとして、区立中学校の跡地に建てられたマンション型高齢者向けケアハウスの2〜3階にある(1階には保育園も!)。

実際に訪れてみるとマンションという形態ではあるが、日暮里という下町風情にもマッチしていてなんかいい感じ。マンション特有の「冷たさ」がないのだ。

かんかん森の基本理念は、このレポートにもあるように、ハウス居住者がお互いのスペース、時間、知恵とお金も合理的にシェアしあって、新しい空間と暮らしを創造することにある。

各住戸以外で共用のリビング、厨房、洗濯&アイロン場、パソコンルームはどこも使い勝手がよさそう。工作テラスやガーデンスペースも常に「人の気配」が感じられて、つい寄ってみたくなるスペースだ。

住居スペースは、個人の部屋や空き部屋も見せてもらい、ご夫婦で見学に来られてる方々は興味津々の様子だ。

16時40分、またコモンスペースに戻り、Q&Aコーナー。

集団生活の中で人間関係がさぞかし難しいのでは、と危惧する質問なども出たが、

「それはいろいろありますよー。でもここでは悩みも問題も自分たちで考え、解決していく。それが基本です。楽しみながら、悩みながら、考えながら生きる。それが生活だと思います」

姫野さん、シビレました!

管理されることに慣れてしまうと、自ら思考できない。
それは「生きてる」とは言えないんだよね。

17時半、コモンミール(ハウスの食事)が出来るまで、リビングの一角を借りて、絵本お話し会がスタート。子どもたちも集まってきた!

田中パパとボクとで絵本を数冊。キッズたちの反応も上々だ。

西村パパ登場後は、即席ライブの様相。ウクレレのほかにハウスのキーボードを借りたので、まずは「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド♪」を演った。

その後お酒も入り、会場からリクエストも飛んでライブもエスカレート。

でも最後は、唄付き!「三びきのやぎのがらがらどん」で締めました〜。

20時54分、ハウスを後に。

「安藤さん、ありがとう。楽しかったわ」

「ボクらも楽しませてもらいました。なんか、大家族の家に呼ばれた感じがしましたよ。またイベントのときなど来ますから呼んでください」

姫野さん、ハウスの皆さん。ハートフルな夜をありがとう。

コレクティブハウス・かんかん森。
そこには、ボクらが忘れかけているヒューマンコンシャスなコミュニティが確かにあった。

よ〜し、FJの保育園事業が楽しみになってきたぞ!
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2007年04月24日

リベンジ・セミナー

今夜、第1回FJセミナーです。

4/4、会場のボヤ騒ぎで中止になったので今夜がリベンジです?p???`

ご参加の皆さん、どうぞお楽しみに!

そう、今朝の寝覚めのBGMは、クイーンにしておきました。

前回は、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」だったので、ヒルズで煙が出ちゃったのかな、と思って。

だから今朝のQueen'sナンバーは、「ONE VISION」〜「カインド・オブ・マジック」でした♪

神様!(←なぜか今日だけは祈る)
今宵はどうか何も起きませんように!!
posted by 安藤パパ at 16:09| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

2枚目の名刺

FJの名刺が出来たので、会う人会う人に配っています。

「安藤さんって会うたびに名刺が変わるねー」

なんて言われることもあるけど(^^;、名刺はいい宣伝になるし、差し出すたびにいろんな反応が聞けて、それが新しいアイデアやヤル気に繋がるのです。

FJのことは会社にも了解もらってやっているので、本業の商談の際にも、

「最近、父親支援のNPO立ち上げまして」

なんて2枚目のFJ名刺を出すと、

「ほお。お忙しいのにNPOまでやられてるんですかぁ」

と言われたり、

「僕も父親なんです。話聴かせて下さい!」

なーんて展開にもなったりして、それはそれで楽しいものです。

さて最近、
FJスタッフの駒崎クン@フローレンスから話を聞いたのですが、彼のNPOではインターン学生たちが次々とソーシャルベンチャーで起業してるとか。

つまり、最近の進歩的な大学生は、卒業して普通の企業などに就職せず、社会に貢献しようという志を持って自らのアイデアと確信の下、仲間と社会起業し行動を開始してしまうのです。

うん、駒崎クンなどはたぶんその代表選手で、彼、彼らのような価値観がこれからの若い世代(学生)たちにとっては、メジャーな生き方・考え方になっていく予感がするのです。

そしてもっと想像するに…、

10年後の日本のサラリーマンは、みな本業は会社員でありながら、NPOやボランティアなど、もうひとつのソーシャルな顔・役割を持つのが当たり前になっているのではないでしょうか?

「はじめまして。○△社の安藤です」

「よろしくお願いします。ところで安藤さんは、どんなソーシャル活動を?」

「ハイ。東京で父親支援のNPOをやっております」

「そいつはいい。私は神奈川で小児医療の問題を解決するNPOです」

「そうですか!それはうちと何か連携できそうですね」

「じゃあ、その話は商談終わった後で、ビールでも飲みながらいかがですか?」

「そうしましょう♪」

なんて、お互い2枚目の名刺を交換しながら、
スーツを着たお父さん同士が語る風景が普通化している世界を、
FJは望んでいます。
posted by 安藤パパ at 22:51| 東京 ??| Comment(2) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

父親たちの不祥事

「パパ、もうミルキーは食べられないの?」

不二家の事件のニュースをみた娘がボクにきいてきた。

「そうだな、安全が確認できるまで店頭には並ばないんじゃないかな」
「ショック!じゃあ、この前もっと買っておけばよかった」


こうした企業の不祥事をみるにつけ、思うことがある。

「社員の子どもたちは、どう思ってるんだろうか?」

お父さんの働く会社が嘘をついて、品質の劣る商品を売っていた――このことの意味は、たぶん5歳くらいになれば判るだろう。

「どうして?そんなことしたの?パパ」

もしそういう風に自分の子に問われて、不二家の社員の男性(父親)たちは、どう応えるのだろうか?

詳しくは知らないが、こんなことが起きるのは企業体質の問題だろう。

でもそれは経営陣だけの責任だろうか?

企業のコンプライアンスは、社員のひとりひとりが、よき市民として
法やルールを守ることでしか達成はしない。

そして、その個人が、もし「父親」だったとしたら、その違法行為に
手を染める前に、自分の子どもの顔を思い浮かべなかったのだろうか?

集団心理は怖い。

でもそれに、自分ひとりでも反対して「こんなことはやめよう」と言えるかどうか?

それができないなら、その人に父親としての資格はないと思うし、
たとえば子どものいじめ問題について語る資格はないよね。


「こんなインチキなもの、ボクは売れません!」

と、勇気を出して、賞味期限切れ牛乳を使った菓子を床に叩きつけたら、その人はクビになるかもしれない。

でも、会社が見捨てても、子どもや奥さんは、そのお父さんのことをきっと誇りに思うんじゃないかな。


お父さん社員の皆さんへ。

会社に飼い慣らされるのはもうやめようよ。

そして毎日、子どもに胸を張れる仕事、していこうよ。

これ、FJの基本思想です。
posted by 安藤パパ at 19:06| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

FJと愉快な仲間たち

「FJって、結局何するんですか?」

このブログを読んでいる人から、よく訊かれる質問だ。

そう、いままでコンセプトや思いばっかりで、実際の事業について言及してなかったね。

というわけで、あまりまだ詳しくは言えないけど、今日は少し事業紹介をしようと思います。

FJはいま、東京都へNPO法人の設立申請中ですが、提出書類のひとつに「定款」があって、下記はそこからの抜粋になります。

まず、目的はこちら↓
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(目 的)
第3条 この法人は、広く一般市民に対して、お父さんの子育てを支援する事業の一環として、男女共同自主管理型保育園の運営、支援者の養成による男女共同参画事業、子育てに関する講演会・セミナースクールの開催及び調査・研究事業、情報誌・機関誌の発行及びホームページの開設による普及啓発事業を行い、同じ目的を持つ多くの方々の意識を高め連携を図っていくことで、不特定多数の方々の利益を増進し、豊かな地域社会の実現に寄与することを目的とする。
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続いて、事業の種類↓
--------------------------------------------------------

(事業の種類)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1)自主管理型保育園の運営、支援者の養成事業(男女共同参画事業)
(2)子育てに関する講演会・セミナースクールの開催事業(教育事業)
(3)調査・研究事業
(4)普及啓発事業
(5)目的を同じくする他の団体との連携事業
(6)その他目的を達成するために必要な事業
--------------------------------------------------------

ということです。

事業(1)の保育園プロジェクトについてはここでも語ってるけど、子育て2.0的な園を作りたいなと。開園目標は2-3年後です。

その他の事業に関しては、できるところからボチボチやっていこうと考えてます。

でも、みんなが「あっ!」ということを仕掛けるよ!

うん、事業はそれなりの戦略と戦術を持って臨まないとうまく行かないと思ってるけど、ポイントはパパ'sと一緒で「遊びゴコロ」を持って「楽しんでやる」こと。

「笑ってるお父さんを増やそう」って言うんだから、ボクら自身が楽しんで仕事しないとFJに人は集まってこないからね。

あと思うのは、FJはボクにとって「新しい遊び」なんだということ。

ガキの頃からの体質だけど、
学校で新しい遊びを流行らせることにしか興味がなく、自分ひとりじゃ無理だと思ったら仲間をその気にさせ巻き込み、ムーブメントにして、で、みんなが笑っているのを後ろから観ているのが好きなんだよね。

遊びから始まったことが、世の中を変えることだってある。

遊びは真剣に。仕事はユーモアと遊びココロを持って。

これ、基本です。

そんなボクの遊びに付き合ってくれる愉快な仲間であり、
自分なりの情熱と遊びゴコロとユーモアを持って今回参画してくれた
ハイブリッドなFJスタッフの一覧を作りました。

知ってる人いるかな?
posted by 安藤パパ at 08:30| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月20日

門番としての母親

昨夜は、FJの取材だった。

幼児誌『げんき』(講談社)で、ファザーリング特集をやってくれることになったのだ。

音羽の本社スタジオで取材を受けたが、2児のパパである編集長のW氏とボクとの対談というスタイルで、ファザーリングの本質やFJの活動方針について語り合う。

聞けばW氏は同じ大学の二つ後輩と分かり、また小学生の娘を持つパパ同士ということもあり、自らの経験や子育て観について楽しくおしゃべりができた。

中でも印象的だったのは、ボクが奥さんの休日出勤日の育児について語ったときに、同席した女性(2人ともママ)が言った言葉だ。

「私もそういうときあったけど、パパ(ダンナ)に頼もうと思っても、安心して任せられなかった」

父親任せにすると不安で仕方ないと言う。実際、任せた次の日は子どもの体調が崩れやすかったらしい。「パパに預けちゃ子どもが可哀相」という感じもするそうだ。

どうしても任せないといけないときは、食事や身の回りのことなど全部を前日に用意して、「細かく指示していた」という。

「それじゃ、父親は育たないよ」
「子ども育ててるだけで大変なのに、なんでダンナまで育てなきゃならないのよ」
「あのさー、男ってさ…(^^;」

なんて会話が続くのでした。


でもこれって、父親の自立支援にとっては結構大きな問題なんだよね。

カナダの父親支援プロジェクトでも、ひとつのテーマになっていて、前に取り寄せた資料にも、「父親を子育てに参加させるときに直面する難問題」として、こんな風に書いてあった。

Mother as Gatekeepers 母親は門番

・いろいろな理由で母親の側に反発もある
・父親の“子どもを世話する人”としての能力に疑問
・自分の領域の支配権をなくすという不安感
・子育ての基準を下げたくない(妥協したくない)という気持ち



気持ちはわかる。

そりゃあ父親は、子育てについての経験が母親より浅いから、能力が劣ると見られがちなのは確かだ。

しかし、やらせてみると結構ハマってうまくやる人だっているだろうし、母親とは違った視点で子どもと接することで、笑顔や思わぬ効果が出る事だってあると思うけどなぁ。

「だからまずは任せてみるというのはどうだろうか?」と言ったら、
「任せてもやらない父親はどうするの?」と聞き返してくるので、

「仮病して寝込んでみたら?それでもやらないなら、そりゃ相手間違えたってことでしょ?」と答えておいた。

そう、話を戻すと、ここから見える問題点というのは、

父親が向上心をもって子育てしようとコミットするときに、門番のように立ちふさがる母親がいて父親を排除してしまい、せっかくのチャンスを逃してしまっている、ということではないだろうか?

ボクも個人的にビギナーパパの頃にそんなことが何回かあったからだけど、ちょっとくらい失敗してもママは大目にみてあげてほしいな。

やっぱり母親と同じクオリティっていうのは、だいたい無理。子どもに深刻な影響が出なければまあよし、とする寛容さが子育てに完璧主義なママたちにも欲しいところです。

もちろん父親たちも任せてもらった以上は、ママたちが納得する結果を出す努力はしなくちゃならないよ。日頃のママたちの言動をよく観察し、学ばなかればならない。で、失敗しても諦めずにそこから学習し続けることが何より大切だ。

「信頼感を勝ち取るような態度を身につけること」
と、カナダの資料にもあるように、ちょっとやそっとの失敗で凹まないで、トライ&エラーを繰り返す中で自信とコツをしっかり掴んでいくことだ。

ダイジョウブ。ママや子どもへのLOVEがあれば、きっとうまくいくよ。

さてFJとしては、このテーマ「門番するママ」についても追究していくつもり。

父親支援が実を結び、日本のパパたちが笑顔で子育てにコミットできるためには、女性(母親)たちの理解と協力が欠かせないからです。

ヘタでも褒めてくれないと、そうじゃないと男たちは、一応頑張れば評価してくれる仕事という狭い世界に逃げちゃうんだと思う。

だから諦めずに、ママたちも少し「父親(夫)の自立」を考えて欲しいんだな。


例えば、こんなシンポジウムを開催するのはどうだろう?????????

「女性からみた父親支援〜子育てしたがる夫を私たちはどう受け止めるのか?」

場所は、東京ウィメンズプラザがいい。時期は6月の男女共同参画週間。

会場に来てくれた人だけでなく、シンポの模様を新聞などで伝え、
パーフェクトな育児を求めたり、はなから夫などあてにしてない母親たち、そして子育てに無気力だったり、門番の存在に怯える父親たちにも、気づきと相互理解、そして実践的なヒントを提示できないかだろうか、と考えています。


※ファザーリング特集の『げんき』4月号は、3/1発売予定です。
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2007年01月06日

育児と仕事の良好な関係

仕事と育児が両立しやすい企業の社員ほど仕事への意欲が高い――。
こんなアンケート調査の結果が新聞に出ていた。


時代の流れからして、
「妥当な結果だな」「企業名知りたいな」「こうした調査結果の発表はFJにとっても追い風になるんだろうな」などと思いながら読んだ。

なかでもボクが「そうそう」と首肯したのは、
育休や時短勤務の利用が、「仕事の進め方を見直すきっかけになった」
というくだり。

そう、子育てに主体的にコミットすると、男性でもいろんな能力が身に付いたり開花するので、仕事にも必ずいい効果が出ると思う(「参加」「協力」ではなく「主体的に」、だよ)。

子育ては、以下の3つのスキルを高めます。

1.タイムマネジメント
2.問題解決能力or問題発生予知能力
3.次世代育成に対する情熱


これ全部、仕事にも応用できるんだよねー。

ずっと前からの持論だし、

主体的に子育てするお父さんは、仕事でも輝く。

これ、本当です。ボクの周囲には結構います。

まあ、パパやらずに仕事に没頭してる人もそれなりにはデキるんだろうけど、子育て楽しみながら仕事も懸命にやってる人って、なんか違うんだな。

パッと見はやっぱり疲れてるんだけど(そりゃ1歳児とかいたら大変!)、
ギスギスしてないというか、懐が深いというか、たぶん子どもの愛情の影響だと思うけど、
ホンワリした雰囲気の中にも、「子どもたちが誇りに思う仕事をしよう的な情熱」がしっかり彼にはあって、結果そういう人のほうが、単なる金儲けではなく、社会的にも意義のあるいい仕事を成し遂げていくような気がする。

21世紀のビジネスは、必ずそういう方向に向かっていくと思うし、
そうであるなら企業は今後、そうした感性の持ち主、社会人としても父親としても自立した人材の確保に励むべきで、これすなわち「ワークライフバランスは経営戦略なり」と、トップが意識することが肝心だとボクは思うな。

もちろん、こちら社員側としてはカイシャで
「お父さんであること」に甘えちゃいけないよ。
必要以上にマジメになることはないんだけど、プロとして仕事を究めなきゃいけないし、
結果出して「仕事なんかできて当たり前」になって初めて周囲から認められて、それを見た後輩たち(若い世代のパパ予備軍)が希望を感じ取るんだからね。

そこを目指そうよ。

だから「職場に迷惑がかかるから」と尻込みしたり、「両立」という二元論に悩んでないで、これからは堂々と、仕事と子育てをブレンドして楽しめばいいんだよ。
両方しっかり適当にやれば、自分でも知らずうちにいろんな能力がパワーアップして、仕事も家庭の情況も必ずよくなるはずだからさ。

子育てはつらいものだというイメージがあって、確かにそういう局面もあるけれど、ボクは総じて楽しかったし、世界が広がったし、いろんな人とも知り合っててそれが仕事にうまく作用してきた。子育てを通じて、地に足のついた自分の生活と仕事がはじめてリンクした気がしたんだ。

そして気がついたら、パパ's絵本プロジェクトのような楽しいライフワーク活動(70歳までやるぜ!)、また今回、FJというソーシャルミッションを持つことが出来たのも、きっと義務ではなく子育てを主体的に楽しめたからだと思う。

そう考えると、ボクをその気にさせた子どもって、
「すごい存在だなー」
と、あらためて思いました、ハイ。
posted by 安藤パパ at 22:03| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(3) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

ポジティブな呼びかけ

今回、FJを立ち上げるにあたっては、カナダの父親支援プロジェクト、
「My Daddy Matters Because...…(お父さんは大事、だって…)」に学びました。

このプロジェクトから学ぶことは、とても多い。

ヒューマンな発想、確信的な戦略、組織的な活動。

それこそがミッション成功の源で、今後FJが日本で同様の展開を目指すときに、大いに参考になります。

そのひとつとしてボクが目を見張ったのは、
ソーシャル・マーケティングの手法を取り入れ、効果的なキャンペーンが実践されたこと。

テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアを動員して、個人のレベルから社会全体のレベルまでを対象にした意識改革を図ったことです。

お父さんと子どもの触れ合いを映すCMをテレビで流し、
「うん?そうだな。父親ってのもいいかもな」と意識させ、
これまで子育てにコミットしてなかった父親のマインドに揺さぶりをかけたのです。

いままでの「働くだけの父親像」とは異なり、「子どもと積極的に関わる父親像」をイメージさせ、その「役割の重要性」を印象付けたのです。

しかしそのメッセージは、決して説教調や押し付けではなく、
「面白い!」と感じさせながら、「父親って何をする人だっけ?」ということを、
「子どもの視点」から描き、シンプルに分かりやすくみせたのです。

コピーワークも見事です。

かつて1999年、日本の厚生省が、
「育児をしない男を、父とは呼ばない」という強迫的なキャッチコピーで、
父親の子育て参加推進キャンペーンを張りました。

当時、社会的にも賛否両論ありましたが、ボクもこの頃娘が2歳で保育園でこのポスターをみたとき「違和感」を感じたものです。

それに較べて、カナダの父親支援プロジェクトが掲げたスローガンは、
新鮮かつウォーミーで、心にグッとくるものがありました。

Fatherhood:
it's the best job on the planet

「父親ほど、地球上で最高の仕事はない???i?`???L?j


うん、これです。
こうしたポジティブな呼びかけこそが、ギスギスした日本の子育て情況には必要なんだと思います。

そしてFJの活動すべてにもこうした感性が宿れば(表現は日本的に、FJ流に)、日本のお父さんたちに僕らのメッセージが届き→実践し、「子育てって楽しいな」と、実感してもらえるんじゃないだろうかと考えます。

10月に、日本で行われた父親の子育て支援セミナーで、来日したカナダ・プロジェクトチームの責任者、ティム・パケット氏と話すことができました。

「こんなことを考えてるんだけど…」と、FJのプランを伝えたら…、

「そいつはいい!応援するよ。きみの仕事はきっと日本でGreat Workになるだろう」と言ってくれ、ガッチリ握手を交わしました。

自分の仕事に誇りを持ち、
家庭では父親業(ボクと同じく9歳と6歳の子がいる)を楽しみながら、
ヘルシーに毎日を暮らす彼の手とその眼差しは、とても温かかったのです。
posted by 安藤パパ at 19:40| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

心の異常気象

昨夜の大雨は半端じゃなかった。
でも歳末にこんな台風みたいな低気圧が来るなんてこれまではなかった。
異常気象が「通常化」している気がする。

日本の子育て情況においても、「異常」が通常化している例がある。

ベネッセ次世代育成研究所が、昨年、東京・ソウル・北京・上海・台北に住む
3〜6歳の就学前の子どもを持つ保護者を対象に、幼児の生活の様子、保護者の子育てに関する意識調査をした。(※サンプル数/東京:1007名 ソウル:941名 北京:992名 上海:935名  台北:2259名)

その中で興味深かったのは、平日の父親の帰宅時刻調査だ。

調査の結果、東京のお父さんたちの帰宅時間はかなり遅く、
時間帯別では、23時台が16%で最も多く、0時台では6.3%、1〜5時台も2.9%いた。
ちなみに経済成長著しい上海では、18時〜19時台が27.7%でトップ。23時台は0.9%しかいない。

これは、アジアの各都市に較べ、東京の父親の育児へのかかわり頻度がいかに少ないかを、如実に物語っている。

仕事や付き合い等々、各自いろいろ事情はあろう。

でも23時台がピークというこの数字は、やっぱり「異常値」だと思う。
もしそれが、ほぼ毎日だとしたら、相当マズイのではないか?

「みんなそうだから、仕方ないし。」
自分の無意識を含め、思考停止した社会通念が
そうやって「異常値」を「通常値」に変えていく。

そしてそれが「当たり前」になり、小さな子どもがいるのに、
毎日残業→深夜帰宅が常態化していくのだ。

そんな真っ当じゃない状況を「異常」だと感じなくなること。
それこそが「異常事態」だ、とボクは思うのだが。

先日、「FJを立ち上げました!」というメールを知人に広く送ったら、
ある母親からこんなメールが返って来た。

> 子供が寝てから帰宅して、起きる前に出社!
> こんな生活を10年もしているパパは、すっかり家族から浮いてしまっています。
> パパは理解できない、と子供たちもパパの機嫌を見ながら接するようになりました。

いろいろ事情はあろう。

「家族のために、俺は遅くまで働いてるんだ」
そう言い訳もしたいだろう。
「がんばっているお父さんはエライ!」。きっと家族にそう受け止めてもらいたいんだろう。

でも本当にそれでハッピーなんだろうか?

ケネディ元米大統領夫人のジャクリーンさんは、
その後に夫となった海運王オナシス氏にこう言ったらしい。

「仕事でいくら成功したって、子育てで失敗したら何にもならないわ」

今夜は少し早く帰って、子どもや奥さんと話そうぜ。
posted by 安藤パパ at 23:15| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

新しいプライド

昨日のニュース↓
「将来の出生率1.26に低下、人口の4割が高齢者に」

「出生率が下がらないようにありとあらゆる手段で少子化対策を行いたい」と、首相は言ったそうだが、児童手当を倍にしたからといって、いまの若い夫婦が「もっと産みたい」などと考えるはずはなかろう。

とき同じくして、今朝(12/21)の日経(朝刊35面)の記事が参考になる。

「人口減少下の少子化対策〜柔軟に働ける環境 主眼に」シカゴ大学 山口一男

要旨はこうだ。

日本のこれまでの少子化対策は、保育所充実、育休などの両立支援と児童手当に重点を置いてきたが、それは間違っていると。
これからは、柔軟な働き方ができる環境整備(いわゆるワークライフバランスの定着)によって、個人や家族がどういう働き方や家庭の過ごし方を選択するかが大切だ、と言う。

この論には、きちんと裏づけ調査があって、
日本の有配偶女性のパネルデータ分析を通じて、妻の結婚満足度を調べた結果、それに影響するのは、

夫の収入ではなく、

@夫婦の平日の食事とくつろぎの共有
A夫婦の対話の時間
B夫の育児分担割合


などといった「日常」の過ごし方であった、ということです。

で、山口氏は、

「人々が自ら幸せを選び取る自由と選択肢を社会が拡充し、その中で選択される『子どものいる生活』が、親の心の豊かさと結びつく社会環境の達成が重要だ」
と結んでいる。

なるほど、と思う。

先の10月に行なわれた全国つどいの広場事業実践交流セミナーでも、これにリンクする発言があった。

世田谷区の子ども部・部長が、あくまで「私見だが」と断った上で、
「行政が手厚い保育サービスをすればするほど、それに依存してしまう保護者が増えてきている気がする。苦労はあろうが子育てを自分達で工夫して楽しむというモチベーションが衰えているのではないか。こうした現代の母親や父親の自立した育児力を育むためには、行政や企業が過度にサービスをしすぎてはいけないのではないかと、子育て支援の施策をすればするほど、最近はジレンマに陥って考えてしまう」という主旨の発言。(ボクは久々にマトモな役人に出会った気がして、印象深かったのだ)。

確かに、メディアの言う「現代の閉塞した子育て情況」を考えると、保育園の保育時間を延長することや、母親向けの子育て広場を増設することは母親たちの緊急的ニーズに応える部分はあろう。しかしそれは本質的な少子化対策(高い結婚満足度による子どもの出生意欲)にはならない、とボクも思う。

だから、Fathering Japan(FJ)を立ち上げた。
やっぱり「父親たち」がまず気づき、変わってほしい。
父親が変われば、家庭も地域も活性化し、社会は変わっていく。そしてそこに棲む人々はハッピーになると思う。

多くのパパたちが、仕事も大事だが、それ一辺倒の生き方を改め、子育てへの主体的コミットを含め、奥さんの夫婦関係満足度がUPするような努力を自然に出来るようになって欲しい。

従来の意固地な家父長的プライドを捨て、父親であることを楽しむという「新しいプライド」を獲得し、家庭や地域の中でその役割を果たしながら、心身ともにヘルシーに暮らす。

それが大切だ。

そして、そのためのヘルプをしたり、迷えるパパの背中をちょっと押してあげるのが、ボクらFJの仕事なんだろうな。改めてそう思う。

おさらい→山口一男氏のロジック
posted by 安藤パパ at 22:27| 東京 ????| Comment(7) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

いざ!

皆さん、こんにちは。
安藤です。

突然ですが、お父さんたち、
Fathering(ファザーリング)してますか?

Fatheringとは?=「父親であることを楽しむ生き方」

今回、そう定義してそれを広く伝え、疲れている日本のお父さんたちを、スマイルパパに変えていこうというプロジェクト(NPO)を、立ち上げることにしました!

その名も「Fathering Japan」。

これからいろいろ仕掛けて、日本のお父さんたちを揺さぶって行きますので、ひとつよろしくです。

以下は事業ビジョン(能書き)です。

/////////////////

「子どもが生まれ、父親になったら、仕事も育児も両立しながら楽しんで生きていきたい」。

そうした「Fathering=父親であることを楽しもう」という意識をもった若い世代の男性たちが、いま確実に増えています。

しかし日本の職場や社会の意識は旧態依然のまま。

長時間労働を強いる会社と、子育て参加して欲しいと願う妻のプレッシャーに挟まれ、ワーク・ライフバランスに苦しんでいるのは、そうした子育て世代の父親たちかもしれません。

少子化先進国カナダの父親支援策は連邦政府プロジェクトとして推進され、いまやほとんどの企業は男性の出産・育児休暇を認めています。

男性社員が、家族との時間を確保するのに早い時間に退社しても、上司にも同僚にも不誠実だとは思われません。

それは「家庭での役割を担っている男性社員ほど、労働者としての生産性も高い」という企業を対象にした調査結果を基にした共通認識があるからです。

また現在、欧米の有力企業は成長性を高める企業活動の要因のひとつとして、「社員の生活との共生」を掲げ、経営戦略として「ワーク・ライフプログラム」の充実を図り、子育て世代(中核社員)の優秀な人材の確保・流出防止に努めています。

日本の企業もそんな風に意識が変わり、そこに勤める父親たちが解放&啓発され、精神的に成長・自立し、家庭や地域に積極的にコミットするようになれば、社会も大きく変わっていくのではないでしょうか?

子どもを大切にする社会は、母親たちのストレスを減少させ、子どもたちに安心と笑顔をもたらします。

そして中・長期的にみれば、進む少子化にブレーキがかかったり、大きな社会不安となっている、子どもや女性を取り巻くさまざまな問題・犯罪事件の減少につながっていくのではないかと、私たちは考えます。

Fathering Japanは、

従来の家父長的役割だけの「よい父親」ではなく、仕事も子育てもひっくるめて自分の人生を肯定し、心身ともにヘルシーに暮らす「笑っている父親」

を増やしていきたい。

そしてそれが、家族の幸せ・地域社会の活性・働き方の見直し・社会不安の解消・次世代の育成などとして結実し、10年後・20年後の日本社会に大きな変革をもたらすと信じ、

これをミッションとして、さまざまな父親支援(ファザーリング)事業を展開していくソーシャルビジネス・プロジェクト、それがFathering Japanです。

/////////////////

2006年12月13日に、Fathering Japanは東京都へNPO法人設立申請をし、活動を開始します。

このブログでは、その立ち上げと活動内容を、ライブ感覚でレポートしていきたいと考えています。We will rock you!!

★安藤プロフィールはこちら
posted by 安藤パパ at 23:35| Comment(3) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする