父親支援のウェーブが全国的に広がる中、FJ
ファザーリング・スクールの地方版が続々開校します。
これまでも3回程度のものは自治体主催で行われ、ボクもよくその
「1回目」に呼ばれていましたが、今後は比較的大きな自治体で5回以上の連続講座があちこちでスタートします。
その1発目が昨日開校した
横浜イクメンスクール 。
官僚時代に育休取得して話題をさらった
山田正人さん(現・横浜副市長)が校長を務める事業で、FJも全面協力しています。
定員20名のところ24名が出席。現役パパとプレパパは約半々の割合でした。
開校式のあと、ボクがレクチャーを。
テーマは「イクメンでいこう!ファザーリングの極意教えます
」
最初仕事帰りでお疲れの様子も、だんだん受講生の目がイキイキしてきました!
講義終了後、受講生ひとりひとりから簡単な自己紹介。
放課後の懇親会も大盛り上がりでした〜
という感じで、横浜イクメンスクール第1回は終了。
2回目は、8/6の開催。同じ港町の神戸からFJ理事の小崎パパが乗り込んできます
さて、横浜イクメンスクールのミッションはFJと同様で、
「笑っているパパになろう!」目的もファザーリング・スクールと同じで、3つあります。
@育児の知識を学び、マインドを高める
A基本スキルを身につける
Bパパ友をつくるそして何故このような父親スクールが必要かというと、やはり日本ではまだ女性と男性とでは、
育児を学ぶ環境に差があるからです。
女性の場合は…
・妊娠中から「自分は母親になる」というイメージができている
・小さい頃から家事、育児に対して比較的意識が高い
・母親になって具体的にやるべきことを考えている
・母親学級などで乳幼児への育児指導がある(本人も勉強熱心) だから…
・出産後から、すぐに母親として動き出せる
・苦手でも、家事に対する基本的な知識がインプットされているから対応できるのです。
でも男性の場合は…
・自分が妊娠しないので、父親になる心構えが育ちにくい
・小さい頃から家事、育児に対して意識が低い
・母親学級はなく、唯一参加できる両親学級でも指導されるのは、沐浴(赤ちゃんの入浴の仕方)程度しか教えてもらえないなので…
・妻に協力したい気持ちはあるけど、具体的にどうしたらいいか分からない
・父親がやるべきことが分からない、何をしていいかわからないと、なり、産後もずーっと分からないままだと…
・いつまでも父親の自覚が芽生えない(パパスイッチが入らない)
・父親がやるべきことが分からない
・育児を楽しめない
・妻との関係もギクシャする
・家に帰ってこないとなってしまうのです
このような理由から、FJとしては昨年ファザーリング・スクール(父親学校)を立ち上げたのですが、昨今のイクメンムーヴメントとともに育児に感関心のある男性たちのニーズも高まり急展開の様相。
今回、
ヨコハマダディなる父親支援事業に本腰を入れ始めた横浜市のように、この波が全国に広がることを期待しています
そして将来的には、保健所の「母親学級」と同じように、プレパパ対象の「父親学級」が行政の事業として当たり前に展開されることを願っています。
p.s.
横浜市に続き、9月からは埼玉県さいたま市、千葉県船橋市でも「地域版パパスクール」が開校予定です。
★「
さいたまパパスクール」はただいま受講者受付中!
日本一帰宅時間が遅いとされる埼玉在住のパパ、必講ですよ
posted by イクボスブログ at 07:12| 東京 ☀|
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