2010年06月14日

全国同時多発ファザーリング!

父の日(第3日曜)があったり、男女共同参画月間でもある6月は、毎年、繁忙期。今年はこれまでで最も忙しい6月になってます。

ボクも昨日は講演やイベント計3本で、ア・ハード・デイズ・ナイトでした。

で、他にもFJメンバーが全国各地でパパ向けイベントをやってたのです。

滝村パパは、京都・高島屋で料理実演&トークショー。

吉田パパは、池袋・西武で絵本の読み聞かせイベント。

塚越パパは、大田区「わいわい子育てフェスタ」でパパの子育てセミナー。

そして小崎パパFJK(関西支部)のメンバーは、西宮阪急でFQ JAPAN主催のパパ座談会で活躍してました!

メンバーの皆さん、ご苦労さまでした!

そう、4年前にファザーリング・ジャパンを立ち上げるときに今日のようにFJパパによる父親支援のイベントが、日本各地で同時多発的に展開されている図をボクは夢見てたのですぴかぴか(新しい)

それがようやく叶った手(グー)

昨夜は各メンバーからの事後報告をメールで受けて、父親支援のウェーブが全国的に高まったきたことを本当に実感でき、爽快な気分。飲んだビールはロックの味がしました!ビールビールビールビール

さて今週末はいよいよ父の日(6/20)本番。

FJQ(九州支部) はいよいよ九州・山口パパサミットですね。

ボクは講演セミナーで藤沢→群馬→鳥取あたりにいますが、他にもまた全国あちこちでFJパパたちが、父親支援のセミナーやイベントを行う予定です。

We are Fathering Japan !

buppan01.jpg

来年の6月はどんな展開になっているか、また楽しみですexclamation×2

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2010年06月07日

育休パパのリーダーシップ

長野県の佐久市長(40歳)が、育児休業を取得する!と、発表しましたひらめき

★柳田佐久市長が「育休」取得へ 自ら体験し重要性発言へ(6/5信濃毎日)

わが町の文京区長に続いて、自治体首長の取得者おそらく第2号です。

佐久市のこれまでの男性職員取得者数(率)は定かではないですが、
文京区では区長取得後すぐに男性係長(40歳)が取ったことからみても、職場の空気を変え、取得率アップに大きな影響を与えるのではないでしょうか。

いまも昔もリーダーに求められているのは、こうした斬新なリーダーシップと、信条に基づいたブレない姿勢なのです。

佐久市長の市政運営方針はこちらですが、子育て支援にも力を入れているようで頼もしいですね。以前、パパ's絵本プロジェクトも佐久で絵本ライブを行ってます。

また市長のプロフィールはこちら
座右の銘が、ボクと同じ「和して同せず」ですねー決定

なんか「気が合いそう」ということで、早速、佐久市の秘書課にインタビュー取材(対談)を申し入れました。

育休を取ろうと決意した気持ち、リーダーの生の言葉、そしてパパにホンネを直に訊いてみたいのです。

うまく対談できたら、さんきゅーパパ公式サイトにアップしますので、
どうぞお楽しみにお待ちください!

さて、男性(パパ)の育休取得。

これで更に盛り上がりを見せそうです手(チョキ)

できれば自治体首長だけでなく、次は閣僚・政務官や国会議員、あるいは一部上場企業の社長とかで育休取得者が出ると勢いがつくのですが、誰れかいませんかexclamation&question

★関連記事 
The Japan Times(6/2)「BOOSTING THE BIRTHRATE-Parental leave still finds dads in huge minority」

★参加者受付中!さんきゅーパパシンポジウム

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2010年05月26日

シングルパパたちの偉大な勝利

「シングルファザーも笑顔で子育てを」

FJがフレンチトースト基金で提唱していた、低所得の父子家庭に児童扶養手当を支給するための改正児童扶養手当法が本日、参院本会議で全会一致で可決、成立しました!

★児童扶養手当改正が成立 父子家庭10万世帯に拡大(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052601000351.html

低所得の母子家庭に支給される児童扶養手当を父子家庭に拡大する児童扶養手当法改正案が26日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。

厚生労働省によると、新たに約10万世帯が対象になる見込み。児童扶養手当は、親の所得や18歳以下の子どもの人数によって支給額が細かく決められている。年間収入が130万円未満で子どもが1人いる世帯の場合、支給額は月4万1720円。

4、8、12月の年3回の支給だが、改正法の施行予定が8月1日のため、11月30日までに申請すれば12月に8〜11月分をまとめて受け取れる。

厚労省は2010年度予算ベースで、地方負担分と合わせ約150億円の支給額の上積みを見込んでいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・

やりました手(グー)

昨年の政権交代以来、期待しつつも一度は優先順位が下がって先延ばしになり、クリスマスの奇跡で復活。

そしてあれから5カ月。法律改正なので長引くとは思ってました。官庁や国会でのいろいろな手続き・審議を経、5/20に衆議院、そして本日、参議院にて新法案は無事通過したのです。

これもひとえに、FJ会員をはじめフレンチトースト基金にご寄付・ご協力いただいたすべての皆さん。そして党派を超えてご尽力いただいた国会議員、そして官僚の方々のおかげです。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます!!!!!!!

でもこの成果のMVPは、この運動に勇気と気力と体力を総動員して、果敢にロックした当事者であるシングルパパたちでしょう。

FJには、3人のシングルパパ会員がいます。

福岡・新潟・三重に在住。離れているけど、ネットや電話で常に連絡を取り合い、最後は東京に集結しして記者会見までやってのけました。

彼らのことを「シングル三銃士」と名付け、その目覚ましい活動をFJでは側方支援してきましたが、きょうのこの結実はまさに彼らの偉大な勝利ですexclamation

最高だったぜ!シングルパパたち手(チョキ)

もちろんこれによって現実社会を生きる上で、父子家庭の問題のすべてが解決されたわけではありません。

ですが、今回の法改正に伴う経済支援の実施によって厳しい貧困状況を脱し生活が安定することは父子家庭の子どもたちにとって喜ばしいこと、そして父子家庭の社会的認知の向上にとって大きな一歩です。

今後は「就労支援」などに注力してFJもシングルパパたちとその子どもの笑顔をもっと増やす活動を続けていきたいと思っています(フレンチトースト基金では、6月と9月に残っている給付金の支給を行う予定。10/31には事業の報告イベントを東京で開催します)。

そして、誇り高きシングルパパたちの組織、全国父子家庭支援連絡会(NPO法人申請中)を今後もFJは支援していきますが、どうぞ皆さんも、応援よろしくお願いいたします!!

でも、本当によかった(安堵)。

ボクも天国にいるパパ友(シングルパパだった)に、この法案成立を報告しながら今夜は美酒に酔いたいと思います。

posted by イクボスブログ at 23:32| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

Go!Go! さんきゅーパパ(イクメン)

改正育休法の施行(6/30〜)が間近なので、新聞などメディアで関連記事が目立ちますペン

これなんかりアルでいいですね〜(九州じゃん!)。

★イクメンすてきです黒ハート
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000761004270001

5/8(土)朝日新聞beには、「男性の育休義務化に賛成?」という記事。

ご覧になりましたか?記事は読者アンケートに基づいたもので、なかなか興味深い内容。ボクも一応コメント出してます。

アンケート結果では、男性の幾級義務化に…

賛成が65% vs 反対が35%。

潮目が変わってきた感じがします手(グー)

女性の多くはそうだろうし、男性もある程度の給与補償とキャリア保証の確約があれば、多くは賛成なんじゃないでしょうか?

また同日の「beフロントランナー」には経産省時代に1年間育休を取った、山田正人さん(現横浜市副市長)が登場!

「かつては『国家』とか『国益』とか大上段の議論ばかりしていた。
だが、それを因数分解したら『家族の幸せ』に行きつくことを実感したことが育休の最大の収穫でした」

シビレますねえぴかぴか(新しい)

霞ヶ関の官僚や役所の人が皆さんこういう意識を持ってくれれば、日本の子育て・父親の育児参画も変わるんだけどなぁ。

さらに、昨日の毎日新聞にはこんな記事も!

★記者の目:男の育児協業=中西拓司(生活報道部)@毎日jp

ワーカホリックの代表選手のような印象のある新聞記者ですが、男性記者がこういう記事を書くようになったことは、時代の大きな変化ですねー。まあ、新聞社内の人(おじさん)たちは戸惑うでしょうが(笑)。

また同日の紙面(毎日)には、こんな記事もひらめき

文京区男性職員 初めての育休申請

おー、ついに職員第1号が出ましたか手(チョキ)

これも成澤区長が育休宣言→取得した影響でしょう。

この流れで庁内の空気が変われば、今年度、もう3〜4人は男性の育休取得者が出るんじゃないかな。

やっとわが街の父親支援も進みそうでうれしいですわーい(嬉しい顔)

飯館村や文京区だけでなく、全国1800の他の自治体でも追随して欲しいものです。

演劇
さて、FJのさんきゅーパパプロジェクトですが、現在申請者は6名です。

しかし上記のメディア情報は確実に意識の高いパパに届いているし、さんきゅーパパメルマガの登録数も増えてるし、法改正によって申請数は弾みがつくことでしょう。

またFJでは改正法施行に合わせ、前日の6/29(火)に緊急シンポジウムを開催することが決定!(前夜祭でするんるん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★さんきゅーパパ改正育児介護休業法施行直前シンポジウム

「改正育児介護休業法は男性の育休取得率向上の起爆剤になるか!?
〜行政・企業・家庭に与えるインパクト検証と日本の子育て環境改善に向けて〜」

日 時: 2010年6月29日(火)15:30〜20:00(開場15:00)
場 所: 女性と仕事の未来館(東京都港区芝5-35-3)
対 象: 企業の担当者および一般(定員350名)   
参加費: 無料 
主 催: NPO法人ファザーリング・ジャパン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いま登壇者を固めてますが、成澤文京区長の出席が決定しました!
内容詳細は、また近日中にお知らせします!

乞う、ご期待ですexclamation×2
posted by イクボスブログ at 22:12| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

九州に続き、FJ関西支部も旗揚げ!

去る4月4日にFJの九州支部(FJQ)が設立されましたが、それに続き、
今月は、いよいよ関西支部が立ち上がりますひらめき

FJ関西2010年4月28日.jpg

その名も、ファザーリング・ジャパン関西ぴかぴか(新しい)

略称= FJKです。(JFKじゃないよ)

関西へはこれまでボクもときどき行って講演活動してきました(和歌山も3月に初上陸)。

また関西にはFJ理事の小崎恭弘もいるので、それなりにファザーリング工作は活発ではあったのですが、ようやく会員メンバーも増えてきたので、ここで一気呵成に支部立ち上げとなったわけです右斜め上

今後は関西在住・勤務のFJメンバー(パパ&プレパパ)を中心に、自治体、NPOや企業などと連携して、さまざまな父親支援活動を行っていきます(一応FJKのカバーエリアは、大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山です)。

さて、ファザーリング・ジャパン関西(FJK )旗揚げの正式発表は…

イベント5月23日(日)13時30分から京都新聞文化ホールで開催される
「オトコの育児シンポジウム」(主催:足立病院) 内にて行います演劇

当日は安藤、小崎のほかにもマジックが得意な大阪在住のパパなど、子育てを楽しむパパたち(FJK会員)が登壇します。

どうぞシンポジウム(参加無料)にご参加の上、FJKのパパたちへご声援をお願いします!(※当日はマスコミ取材も歓迎します)。

FJの小崎パパはFJK立ち上げに際して、こう言ってます。

・・・・・・・・
東京のように決してスマートではないけど、人情味あふれ、熱狂的で、ボケとつっこみの中で育まれた高いコミュニケーション力をもつ関西人気質は、実は子育てにぴったりなんです!

子どもたちが決して安心して遊ぶことや、生活ができない環境になりつつあります。もちろんパパたちにとってもそんなことは楽しいはずがありません。

パパたちが楽しんで子どもとかかわることで、子どもが笑顔になり、そしてママが笑顔になります!

自らをネタにしてまで笑いをとるサービス精神を、ぜひわが子とのかかわりの中にでも発揮しましょう!

そんなユニークなパパたちの力を集めて、より楽しい子育てができる関西を作っていきたいと思います。

また近年大きく報道されている父親の虐待などの痛ましい出来事を減らすべき、活動も同時に取り組みたいと思います。

「笑っている父親を増やしたい!」というFJのミッションを、笑いの本場、関西から発信しますパンチ

「笑う門には福来る!パパの笑顔は関西から!」

・・・・・・・・・・

どうぞFJ関西(FJK)の活動に、ご注目・ご支援くださいexclamation手(グー)

★FJK旗揚げのニュースリリースはこちら

★FJKへのお問い合わせやご連絡は、
FJK事務局担当:田和まで kentaro.tawa@gmail.com
まで、お願いしますmail to

さてさて、FJのブランチ(支部)展開…九州→関西の次はどこだexclamation&questionsoon

posted by イクボスブログ at 23:39| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

さんきゅーカンタービレ!

vientoチラシ.jpg

東京クレオールフィルハーモニックウインドオーケストラという楽団をご存知でしょうか?

The Charity Band――

そう、市民オーケストラですが、趣味の域を超えた卓越した実力と高い市民意識を持ち、主な活動としてボランティアコンサートやチャリティコンサートを開催。その収益をNPO・NGO等の社会事業に寄付しているという団体です。

ボクのパパ友経由で、ひょんなことで代表と知り合い、ともに音楽を愛する者として意気投合手(グー)

6月13日に開催されるチャリティコンサート「Viento(風)」の収益すべてを、FJのさんきゅーパパプロジェクトに寄付してくれることになったのですぴかぴか(新しい)

「今回のコンサートは、いつも、当たり前のように、毎日家族のためにがんばってくれているパパへ、ありがとうの気持ちを音にのせて、風のように届けるコンサートにしたい」

代表の水島友里さんは、そう言います。

水島さんは現在20代の女性ですが、ご自身のお父さんとは小さい頃から今に至るまで、ずっと良好な関係を保ってきたそうです。

そんな「娘」の純粋な「パパ」への感謝の気持ちが、FJの活動に注目してくれ、このコンサートの企画に結びついた要因でしょう。

そして6/13は「父の日」の一週間前ということで、参加者の皆さんの「パパに対する感謝のメッセージ」をコンサート当日、スクリーンからメッセージフォトを流して、パパへの感謝の気持ちを伝えるという企画もあるようです。

日ごろ、なかなか照れくさくて伝えられない「パパありがとう」のメッセージが、こんなステキな形で流れたら一緒にいるパパは号泣しちゃうかも、です。

※パパへ贈るメッセージフォトの募集方法はこちら

6/13のコンサート、もちろんボクも行きますので、ぜひパパの皆さんも家族連れでご参加ください!

きっとクレオールフィルとファザーリングのハーモニー(カンタービレ)が聴こえてくるでしょうるんるん

ps
東京クレオールフィルハーモニックウインドオーケストラは、NPO法人の認証申請をしていましたが、本日(4/18)、無事認証されたとのことですひらめき

水島さん、よかったネ!グッド(上向き矢印)
今後はNPO同士さらに連携(ロックパンチ)を深めていきましょうexclamation×2

posted by イクボスブログ at 21:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

父親支援とCRM

さんきゅーパパプロジェクトに、続々と企業協賛が増えています。

育休パパ&家族に商品(子育てグッズ)を提供してくれたり、赤ちゃんと泊まれるホテルのスイートルーム無料宿泊券をプレゼントしてくれたり、パパ向け育児雑誌の年間無料購読などさまざまです。

中でも出色なのが、その企業の商品やサービスをユーザーが使うことで得た利益の一部をさんきゅーパパプロジェクトに寄付するという仕組みを導入してくれた企業です。

★ネットスーパーを体験するだけで、「さんきゅーパパプロジェクト」を支援できます!

これがそうです。

サミットという企業からの提案で実現したのですが、ネットスーパーを体験すると「さんきゅーパパプロジェクト」の活動に対して一人当たり1000円の寄付が発生し、さらに協力いただいたユーザーにも500円のクーポン特典がプレゼントされるexclamationというものです。

いやあ、考えましたねー。

そう、いま多くの人が「社会貢献したい」というニーズを持っているけど、自らがNPO活動やボランティアをやるだけの余裕はない。

そういう人にとって、購買やサービス利用だけで自分が興味ある社会事業を手掛けるNPOなどに、自動的に寄付ができるという支援システムなのです。

すでに知っている方も多いと思いますが、おさらいで説明しておくと、このような取組みのことをCRM「コーズ・リレーテッド・マーケティング(cause related marketing:以下CRM)」と言います。

つまりCRMとは、製品の売上によって得た利益の一部を社会に貢献する事業を行っているNPOやNGOなどの組織に寄付する活動を通して、売上の増加を目指す企業と非営利団体との社会変革アライアンス(同盟)のことです。

両者のメリットとしては、企業には販売促進に加えて「社会的貢献を行う企業」としての認知が獲得できるというメリット。

NPOには活動資金を獲得できると同時に、自身の活動をより広く世の中に知らしめることができるというメリットがあります。

コーズリレーテッドマーケティングの例としては…

・エイボンによる「乳がん撲滅キャンペーン(ピンクリボン)」
・アメリカン・エキスプレスによる「自由の女神修復プロジェクト」
・アサヒスーパードライによる「野崎島環境保全プロジェクト」

などが有名ですね。

こういう仕組みは寄付文化のない日本では、これから増えてくるように思います。

企業も利益追求だけでなく、良き企業市民として社会貢献活動の一環としてどんどん行なっていって欲しいものです。

そして、FJの父親支援事業の理念とミッションに共感いただける企業の登場にも期待しますexclamation

「父親が変われば、社会が変わる」

男性の働き方を変えれば、日本の子育てが変わります。

それを考え実行した企業だけが「少子化の加害者」と呼ばれる群れから抜け出せます。

そして良い人材が採れる、働き甲斐のある企業になっていくでしょう。

経営者の皆さん!一日も早くCRMとファザーリングの導入をexclamation×2

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2010年04月05日

FJQの船出は順風満帆&満員御礼

昨日は、ファザーリング・ジャパン九州(FJQ)設立イベントで福岡県・太宰府市に行ってきました!飛行機

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場所は、地元では有名な絵本専門店「あっぷっぷ」さん。

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スタッフの感性が伝わる棚づくり。思わず書店員スピリットがたぎります。

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イベントスペースを貸していただきました!こりゃ、やりやすそうだネ!!

イベント
午後2時。会場はたくさんのファミリーで埋まりました。

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オープニングアクトは、FJ西村パパの甥っ子、にしむらたくまクン(9歳)のロックンロールショーるんるん

その後、パパたちの絵本ライブがスタート!

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まずはFJ会員・薬剤師で2児のお父さん、中村パパが登場。
読んだ絵本は『きんぎょがにげた』&『うんちっち』。(中村パパは「こそだて」でコラム『メディカルパパの薬基礎講座』を連載中です)

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続いて、小津パパ。読んだのは『パパ、おつきさまとって』。
奥さんもいらしてたので最初はちょっと緊張気味でしたが、娘さんの笑顔を見てリラックスした様子。ちゃんと家で読んでいるのが分かりました。

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3番手は宮原パパ。読んだのは『3匹のかわいいオオカミ』。
ブタとオオカミが入れ替わっちゃう奇想天外な話に子どもたちは夢中でした。

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そしてシンガリはボクが務めました。
読んだのは十八番『わゴムはどのくらいのびるのかしら?』&究極のホラー絵本『うえきばちです』。
笑い取れて、よかった〜手(チョキ)

絵本ライブ本終了後、FJQ設立の記者会見。
メディアは新聞社3社、雑誌社1社、テレビ局1社が来てくれました。

まずはボクから、FJの活動履歴について説明。そしてFJ九州を立ち上げた理由を話しました。

その後、FJQの3人のパパに、

・九州で父親支援することのハードルは?
・育児に積極的に関わって良かったと思う点は?
・仕事と育児のバランスをどう取っているか?

などの質問が次々に飛んでました。

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質問に真剣に答えるFJQのパパたち。

ボクには女性の記者さんから、「九州のパパたちが育児を楽しめるために、母親たちができることは何ですか?」という質問が来たので、“門番としての母親”の話をしました。九州にも多いんじゃないかな??

まあそのあたりの課題解決は、九州の母親支援のNPOさんと連携してやっていきたいですね。

そして最後に、FJQの今後のスケジュール

・九州パパサミットの開催(6月予定)
・パパとキッズのキャンプ(8月予定)


をお知らせして会見は終了しました。

今後、メディアにも出ていろいろ動きも出てくるでしょう。

既に、大分県などから「九州パパサミット」への参加表明なども来初めています。

イベント後の打ち上げ懇親会には、会場にいた地元のパパ(30歳)も来てくれてすっかり打ち解け、FJQに入ってくれそうでしたわーい(嬉しい顔)

今後の展開が楽しみです!

どうぞFJ九州(FJQ)を、よろしくお願いします!
posted by イクボスブログ at 14:23| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

FJQ旗上げ!九州が変われば、日本が変わる?

父親支援にとって、九州はこれまで牙城だと感じてきました。

講演などでFJが呼ばれたことがない県が全国で6県あるのですが、そのうち4県(佐賀、長崎、宮崎、沖縄)が九州なのです。(あとは富山と徳島。ちなみに長崎は今年の11月にやっとセミナーで呼ばれました!)

以前ある出版社の営業マンも、

「九州で“パパ本”(男性向けの育児書)って、売れないんですよね」

と、言ってました。

九州のパパ(九州男児)は手ごわい。あせあせ(飛び散る汗)

これが3年間の活動でボクが九州に対して感じていたことですが、FJ会員には九州在住・または出身のパパが結構いるのです。

そのメンバーたちは楽しんで子育てに関わるファザーリングパパたち。
九州にもファザーリングの波がいよいよ来るのか!?と期待しますが、関東のようになかなかひと筋縄では行かないのも実情です。

彼らも確かに九州攻略の難しさは語っています。がしかし、だからこそ意識変革できたら愉快。最高のロックになるな、とボクは考えました。

で、作っちゃいました、FJの九州支部ひらめき

その名も、「FJQ」(エフジェイキュー)です!

4月4日に、旗揚げイベント&記者会見を行います。

こちらのFJQブログにもあるように、九州在住の3人のFJパパが中心になって活動していきます。

すでにそれぞれのネットワークで発信・活動が始まっています。

ボクも先週、大分〜福岡で講演があったのでその席で「今度FJの九州支部ができるんですよ、応援してください!」とたっぷりアナウンスをしてきました。

早速、昨年末に講演会で呼ばれた大分県が乗り気になってくれて、22年度にさらにパワーアップする(予算がついてる)「パパ支援事業」で協働していけそうです。

そう、FJQが正式発足する4月4日は、3年前にFJ本体がNPOとして認証された記念日。

ボクも初心に還って、この西南開拓プロジェクトに関わっていきたいと思ってます!パンチ

九州(の父親)が変われば、日本が変わる。

どうぞ、FJ九州(FJQ)に、ご注目くださいexclamation×2手(グー)


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2010年03月17日

公務員こそ育休を!

飛騨高山に来ています。

昨晩は、高山市社会福祉協議会の「子育て応援お父さんプログラム」の一環で「パパの子育て講座」をやりました。

平日の夜にも関わらず、多くのパパ&ママが来てくれてよかったです。

最前列で聴いていた男性。あとで聞いたら、市役所勤務で育休を3カ月取得取した2児のパパでした。

「なんとか続く人がでるように、したいんですよね」

高山市も過去二人くらいしか取得した男性がいないようです。

つるの剛士の育休取得や先週の文京区長の育休宣言で、がぜん盛り上がってきた、男性(パパ)の育児休業

FJとしては「まずは公務員から率先して育休を取ってほしい」し、取れるのが当たり前の職場環境(空気)を役所こそつくってほしいと切に願います。

それをより促すためにFJでは、「さんきゅーパパプロジェクト」の説明会で、男性の育児休業の取得を促進させるために効果的と思われる政策を提言発表しました。

@パパ・ママ育休プラスの期間延長
A所得保障の拡大
B短時間勤務の義務期間の拡大
C中小企業への助成金等の拡大
D男性の育休取得促進関連予算の充実
E男性の公務員、国会議員、地方議員の育休取得を義務化
F年次有給休暇の取得率の向上
G非正規雇用者の育休制度の充実

上記の中でもEの「男性の公務員、議員の育休義務化」は、ぜひともやってほしい。

次世代育成行動計画や「子ども・子育てビジョン」を推進する立場である公務員や国会議員、地方議員がまずは率先して、よき手本として、育休を取るべきかと思いますが、民間と同様に取得率はまだ低い。

意識調査では男性の20〜30%が「育休取りたい」と答えているのに、実際は1〜5%程度に留まっているのが現状です(文京区のように過去ゼロという自治体も多いはず)。

しかし公務員は、基本的に男女の待遇(収入)が均等。かつ「育休切り」なども起こり得ないはずだから、民間に比べたらはるかに男性も育休を取りやすいはずです。

また国会議員や地方議員の育休取得が当たり前になれば、社会的風潮にも影響を与え、民間における育休取得率のアップにつながるものとFJでは考えています。

常に周囲の空気を読み過ぎ、キャリアロスに怯え、共同圧力に抗えず「取りたいけど育休なんか取れっこない」と思っている日本のパパたちの「声なき声」に応えるには、もはや「義務化」しかないのではないか?

で、それをまずは公務員の世界で当たり前にするのが効果的かと思います。

実際、広島県三次市福島県飯館村(←3/21に飯館村で講演〜村長と対談予定)では、義務化したところ一定の成果があったと聞きます。

さて文京区の成澤区長にはその後メールで、「早く2人目の取得者を出しましょう!」と伝えましたが、一気にそこを飛び越えて「2ヶ月間の育休義務化(有給で)」でも発表したら、またニュースになるし、世の中の空気も変わるんだけどなー。

やりませんか?成澤さんパンチ

posted by イクボスブログ at 12:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | FJミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする